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Turtle Beachのヘッドセット,10月中旬発売決定。第1弾はPS3,Xbox 360,PC用が各1モデル
Turtle Beachブランドを展開するVoyetra Turtle Beachは,TGS 2011で日本市場への参入を表明していたが,ようやく実現したわけだ。
なおTGS 2011のTurtle Beachブースには,国内投入を予定している製品が数多く展示されていたのだが,そのなかでも今回発表された3製品が第1弾として発売されるということなのだろう。
4Gamerでは,TGS 2011開催中にTurtle Beachブランドを展開するVoyetra Turtle BeachのFred Romano(フレッド・ロマノ)上級副社長へのインタビューも行っている。日本市場へ参入した経緯が気になるという人は9月24日に掲載した記事でチェックしてみてほしい。
それでは,国内発売が決定した3製品を順に紹介しよう。
Ear Force PX5
PlayStation 3(以下,PS3)向けと謳われているワイヤレスヘッドセット。ヘッドセット本体と,スタンド兼トランスミッタとで構成されており,PS3との接続時,ヘッドフォン出力は2.4GHz帯の無線,マイク入力はBluetooth経由でそれぞれ行う仕様となっている。「Dolby Digital」&「Dolby Pro Logic IIx」を利用したバーチャル5.1/7.1ch出力にも対応している点や,ゲーム内音量の上下に合わせて自動的にチャット音量を調整する独自機能「Dynamic Chat Boost」を搭載する点も特徴だ。
●Ear Force PX5の主なスペック
- 基本仕様:ワイヤレスタイプ
- 本体サイズ:未公開
- 重量:233g(※ヘッドフォン部)
- ケーブル長:未公開
- 接続インタフェース:Xbox 360 Talkback接続端子,USB入力(ヘッドフォン),光角形デジタルサウンド,アナログRCA×2(※レシーバー兼トランスミッタ)
- 搭載ボタン/スイッチ:ボリューム調整,ミュートボタン,プリセットボタン,ブルートゥース接続用ボタン
- 主な付属品:取扱説明書一式,USBプログラミングケーブル,USBパワーケーブル,光角形デジタルサウンドケーブル,「Xbox 360 Talkback」ケーブル,単3形乾電池×2,ステッカー
- 予想実売価格:2万4980円前後
- 発売時期:2011年10月中旬
《ヘッドフォン部》
- 使用周波数帯:2.4GHz,Bluetooth
- 無線到達距離:未公開
- 周波数特性:20Hz〜20kHz
- インピーダンス:未公開
- 感度:105dB ± 未公開
- スピーカードライバー:直径50mm
- バッテリー:-単3形乾電池×2(最大駆動時間約15時間)
《マイク部》
- 周波数特性:50Hz〜15kHz
- 感度:未公開
- インピーダンス:未公開
- 指向性:未公開
- ノイズキャンセリング機能:未公開
Ear Force X12
Xbox 360向けが謳われているワイヤードヘッドセット。Xbox 360のサウンド出力をインターセプトするRCA分岐ケーブルを同梱した,アナログ接続モデルだ。
ヘッドフォン部は,直径50mmのスピーカードライバーを内蔵した,密閉型エンクロージャを採用。イヤーパッドやヘッドバンド部にはメッシュ加工が施されたクッションを備えている。
●Ear Force X12の主なスペック
- 基本仕様:アナログ接続
- 本体サイズ:未公開
- 重量:233 g
- ケーブル長:4.87m
- 接続インタフェース:3.5mmステレオミニピン,USB,Xbox 360 Talkback接続端子
- 搭載ボタン/スイッチ:ボリューム調整
- 主な付属品:取扱説明書一式,RCA分岐ケーブル,「Xbox 360 Talkback」ケーブル,ステッカー
- 予想実売価格:5980円前後
- 発売時期:2011年10月中旬
《ヘッドフォン部》
- 周波数特性:20Hz〜20kHz
- 感度:未公開
- インピーダンス:未公開
- スピーカードライバー:直径50mm
《マイク部》
- 周波数特性:50Hz〜15kHz
- 感度:未公開
- インピーダンス:未公開
- 指向性:未公開
- ノイズキャンセリング機能:未公開
Ear Force Z6A
左右に4基ずつ,合計8基のスピーカードライバーを内蔵し,フロントLR,サラウンドLR,センター,サブウーファに割り振ってある,リアル5.1chサラウンドヘッドセット。PC向けが謳われており,PCとの接続は3.5mmのアナログミニピンなので,アナログマルチチャネル出力に対応したサウンドデバイスと組み合わせれば,間に何も挟むことなく5.1chサウンドを利用できるのが特徴だ。
インラインリモコンでは,各チャネルの音量を個別に調節できる。
●Ear Force Z6Aの主なスペック
- 基本仕様:アナログ接続
- 本体サイズ:未公開
- 重量:380g
- ケーブル長:未公開
- 接続インタフェース:3.5mmステレオミニピン,USB,「Xbox 360 Talkback」ケーブル
- 搭載ボタン/スイッチ:ボリューム調整
- 主な付属品:取扱説明書一式,5.1ch分岐ケーブル,ステッカー
- 予想実売価格:9980円前後
- 発売時期:2011年10月中旬
《ヘッドフォン部:フロントch》
- 周波数特性:20Hz〜20kHz
- 感度:未公開
- インピーダンス:未公開
- スピーカードライバー:直径30mm
《ヘッドフォン部:サラウンドch》
- 周波数特性:20Hz〜20kHz
- 感度:未公開
- インピーダンス:未公開
- スピーカードライバー:直径30mm
《ヘッドフォン部:センターch》
- 周波数特性:80Hz〜16kHz
- 感度:未公開
- インピーダンス:未公開
- スピーカードライバー:直径30mm
《ヘッドフォン部:サブウーファーch》
- 周波数特性:20Hz〜500Hz
- 感度:未公開
- インピーダンス:未公開
- スピーカードライバー:直径50mm
《マイク部》
- 周波数特性:50Hz〜15kHz
- 感度:未公開
- インピーダンス:未公開
- 指向性:未公開
- ノイズキャンセリング機能:未公開
なお,今回発売が発表された3製品は,それぞれ推奨ハードウェアが謳われているものの,基本的にはそれ以外のハードウェアでも利用できるとのこと。ただし,具体的にどのハードウェアで利用できるのか,あるいは制限があったりするのかといった情報は,今のところ公開されていない。
ともあれ,これでようやくTurtle Beachの国内市場正式参入である。北米ナンバーワンを標榜するブランドの登場により,ゲーマー向けヘッドセットの選択肢が大きく広がっていくことを大いに期待したいところだ。
Turtle Beach公式サイト
シネックスによるリリースページ
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