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  • サクセス
  • 発売日:2011/09/29
  • 価格:基本プレイ無料+アイテム課金
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印刷2018/04/07 12:00

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【PR】自分だけのキャラが創りたいなら「英雄クロニクル」を遊ぼう。キャラメイクとロールプレイに特化しつつ,本格的なSRPG戦闘も楽しめる

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 自分だけのキャラクターを創りたい。

 オンラインゲームを遊ぶにあたって,一番最初のキャラメイクでこう思う人も多いと思うが,キャラメイクに力が入っていて,外見にこだわれるゲームはあっても,能力や背景設定まで自由に決められるかというと,なかなかそうもいかないものだ。自分の中にある,自分だけの理想のキャラクター像を再現する……簡単にできそうで,意外とできないそんな遊び方だが,実現できてしまうゲームが存在する。サクセスが,とにかくキャラメイクに特化したブラウザSRPG「英雄クロニクル」をサービスしているのだ。
 ニッチにも感じられる方向性でありながら,すでにサービスは6年以上続いており,ゲーム内ではオリジナリティ溢れるキャラクター達が日々活動している。あまりに変わった魅力を放ち続ける本作が,一体どのようなゲームなのかを紹介していこう。

「英雄クロニクル」公式サイト


画像の自由なアップロードと細かな能力設定で最強のキャラメイク


 本作のキャラメイクは,とにかく自由だ。
 まずグラフィックスについては,自分でアップロードしたイラストを利用できる。キャラのアイコンや戦闘中に表示されるカットイン,あるいはキャラの紹介文や掲示板に掲載するための大きめの画像など,すべて自分のオリジナルのものを使用可能だ。これだけでも,創作好きの人ならグっとくることだろう。
 また,ゲーム内に膨大な数の公式素材が用意されているほか,サクセスは「英雄キャラクタージェネレータ」というキャラ画像作成ツールを公開しており,ここで作った画像をそのまま英雄クロニクルで利用できるので,イラストを描くのが苦手であっても,問題なくプレイできる。

公式素材のギャラリー。初期はシンプルなキャラ画像が多かったが,サクセスのほかのタイトルの画像が使えるようになったり,イラストコンテストが行われたりしてどんどん増えたので,とにかくたくさんある
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英雄キャラクタージェネレータでは,パーツを選んでキャラの見た目を設定したうえで,英雄クロニクル用の画像サイズに合わせて加工できる。公式素材がしっくりこない場合は,ここで自分のイメージにあったキャラ画像を用意するといい
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 キャラメイクのうえで重要なのが,特殊能力とスキルとなる。
 特殊能力は,キャラのゲーム的な性能を大まかに特徴付ける要素で,HPや防御,あるいは攻撃や魔力といった基本ステータスを上昇させたり,周囲のキャラの性能を上下させるパッシブ能力を得たり,あるいは攻撃したときに追加でダメージを発生させたり……など,多種多様な効果を取得できる。
 また,特殊能力にはそれぞれコストが定められている。これが高すぎると戦闘時に出撃させられるキャラの数が減ってしまうのだが,それはそれで,「強力な能力をたくさん持っていて高コストな人外キャラ」的な個性になるのが,本作の面白いところだ。

 一方スキルは,キャラの性能をより特化させる項目となる。例えば「剣術」を取得すれば剣での攻撃が,「回避増加」を取得すれば敵の攻撃を避ける性能が強化されるといった具合だ。武器ごとの必殺技的な位置付けの「秘技」など,通常攻撃とは異なる特殊な攻撃手段「コマンド技」も,主にスキルで取得することになる。
 スキルは,特殊能力と違ってコストはないが,同じスキルを複数取得することで効果がアップする。剣が得意なキャラにしたければ,剣術をたくさん取って,剣での攻撃に特化していくというわけだ。

特殊能力には「弱点」もある。性能的には弱体化するが,コストが少し下がるメリットもあり,キャラビルドによっては得しかしないことも。もちろん,性能度外視でキャラ設定に合わせた弱点を取ってもいい
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 特殊能力とスキルの数は非常に多く,どちらも100を超える種類が用意されている。そのため,始めたばかりのプレイヤーは複雑だと感じるかもしれないが,これだけの数があるからこそ,自分の理想のキャラを再現できるのだ。キャラメイクの自由度があまりに高いので,「まったく同じ能力のキャラは2人といない」と断言できるほど。“自分だけ”のキャラを作りたいという要望にこれほど応えてくれるゲームも,そうはないだろう。
 「戦闘面において,どのような活躍ができるようにするのか」を考え,キャラビルドを決めていくのは,本作で最も面白い部分の1つだ。単純に強いキャラを作るだけでなく,キャライメージに合わせて欠点を持たせたり,あえて弱くしたりしてみるのも楽しい。

 ちなみに,取得した特殊能力やスキルは,キャラシート上や戦闘中に表示される名称を変更可能だ。例えば,「追加ダメージ」という面白みのない名称の特殊能力であっても,「発火」とかにすれば,「攻撃した後に炎が発生する」といったイメージにできる。こうした細かなこだわりも実現できるのは嬉しい。発動時に炎のエフェクトが発生するよう設定すれば,さらにイメージに沿ったものになる。

特殊能力やスキルの説明は非常に細かくややこしく,ベテランプレイヤーでもすべてを正確に把握するのは難しい。最初は適当にキャラを作ってしまっても,しばらくは無料で作り直せるので,先にゲームに慣れてから見直すのもアリだ。逆に,データと睨めっこするのが好きなタイプの人は,キャラビルドを考えるだけでどんどん時間が過ぎていく
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 そのほかキャラメイクでは,使用する装備の種類やステータスの割り振り,属性の設定なども行える。これらの設定が終わると,キャラの性能を表わすすべてが,TRPG的なキャラシートに表示されるというのも,人によってはグっとくるポイントだろう。

キャラの性能はキャラシートに記載される。アナログなキャラメイクが好きな人は,シートを見るだけでもワクワクできるだろう
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キャラシートのデザインは課金サービスでの買い切り(高くても300円ほど)で変更が可能。単純に色を変えるだけでなく,装飾が施されたものや,季節に合わせて販売される限定スキンなど,様々なバリエーションが用意されている
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こちらは,掲載許可を取った一般プレイヤーのキャラシート。キャラの数だけ,プレイヤーのこだわりが詰まったキャラシートが生まれるのだ。キャラシートの下には,細かなキャラ設定を自由に記入できる項目もある
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メインの遊び方は交流とロールプレイ


 本作のジャンルはSRPGであり,その部分も実際に作り込まれているのだが,上記のこだわりのキャラを使って,交流やロールプレイ(キャラのなりきり)を遊びのメインに据えているプレイヤーは多い。本作では,部隊(プレイヤー)ごとに掲示板を設置でき,そこでほかのキャラと交流したり,あるいは自分の部隊やキャラを題材にした創作などを展開したりできる。
 掲示板の仕様はロールプレイに特化したもので,発言キャラの切り替えやダイス機能,テキストの上にルビを表示する機能などが用意されている。

掲示板はこんな感じ。長文を書くというよりは,キャラ同士で会話しやすい形になっている
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 テキストでのキャラの表現という面では,自分でオリジナルのクエストも作成可能だ。本作には,NPCが陣営ごとのストーリーなどを繰り広げるさまざまなクエストがあるのだが,これとまったく同じインタフェースで,自分のキャラを使ったクエストを作って,ほかのプレイヤーに公開できる。
 テキストの入力はもちろん,立ち絵や一枚絵の表示,クエスト中に行われる戦闘,戦闘結果によるクエスト分岐なども細かく設定でき,そのぶん完成させるのはちょっと大変だが,掲示板とは違った形で自分のキャラをアピールできる。

クエスト作成画面。立ち絵の表示位置や前後なども細かく設定できる
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3か月を1シーズンとして展開されるループ世界


 ウリのキャラメイクと交流から入ってしまったが,大まかなゲームの流れも紹介しておこう。
 本作は,3か月を1シーズンとして展開しているオンラインゲームだ。本作の舞台となる「ブリアティルト」では,5つの国が争っており,プレイヤーのキャラはいずれかの陣営に所属して,3か月(ゲーム内の時間だと約3年)を戦うことになる。
 プレイヤーキャラの活躍により,各陣営がどこまで勢力を伸ばせたかによってクエストが発生し,ストーリーが展開。その期の勝者と敗者が確定したら,また新しい期が始まる。

ブリアティルトには5つの国が存在する。中央に位置する「オーラム共和王国」は,立地の関係で多種多様な文化を許容しているという設定。商業ギルドが力を持っており,交易が盛んで自由な雰囲気……なのだが,国の偉いNPC同士でドロドロした争いを繰り広げている
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ブリアティルト西方に位置する「セフィド神聖王国」。神器に認められた王が治め,光の神を信仰しているという設定で,騎士や宗教,神に関連するNPCも多い。オーソドックスな剣と魔法のファンタジーのイメージに,最も合う国だ
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北方の寒冷地にある「ヴァルトリエ帝国」は,食糧自給率が低く貧しい状態を,突出した技術力の高さで脱したという設定。「魔導科学」と呼ばれる科学技術を持ち,戦車や戦闘艦を所持している。もちろん,高い技術力の裏には,マッドサイエンティストによる怪しい研究の設定も付いてくる
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東方の「イズレーン皇国」は異国情緒の高い独自の文化を持つ……というか,日本風の国だ。国土のほとんどが山地で,豊富な水資源を持ち,武者も忍者も巫女も妖怪もいるという,分かりやすい設定となっている。オーラムとは対称的に,国の偉い人達の仲が良く,味方同士であまり揉めない
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南方に位置する「マッカ連邦王国」は,厳しい自然の中にある国。食べ物,ない! 水,ない! ほとんど砂漠! という悲惨な環境で,生活必需品が不足しているため,他国を積極的に攻めているという設定だ。NPCも好戦的でたくましい。ヒャッハー!
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 ブリアティルトの世界には,ほかの世界から何でもかんでも流れ着いてしまう「黄金の門」と呼ばれる場所があり,プレイヤーキャラはここからやってきて,どこかの陣営に属する傭兵になるというのが,ゲーム開始後に語られるおおまかな設定だ。ただ,これをどのように取り入れるかはプレイヤーの自由なので,キャラによっては最初からブリアティルトにいてもいいし,そもそも傭兵でもなんでもなかったりしてもいい。ぶっちゃけ何でもアリ状態である。
 そもそも,公式のコラボでハッピーターンやベビースターラーメンのキャラが登場するぐらい自由だったりする。剣と魔法のファンタジーを基本にした,「どんなキャラでも存在できる世界」ぐらいに思っておけば問題ないだろう。

 3か月を1シーズンとしてカウントするので,世界設定的には“ループもの”ということになる。そのため,話の流れは同じ事の繰り返しであり,大半のNPCもそのように振る舞うのだが,プレイヤーキャラ側はどうかというと,人による。毎期記憶を失う人もいれば,何の影響もなく「なぜか時間が戻っていた」的な人もいて,このあたりもプレイヤーに委ねられている。

ブリアティルトの地図。真ん中のオーラム領にあるマークが黄金の門だ
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ゲーム部分は本格的なSRPG


 キャラの創作に注力したゲーム自体は本作以外にも存在するものの,本作ならではの特徴として,戦闘に割とかっちりしたSRPGのスタイルを採用していることが挙げられる。簡単操作でサクサク進むとか,オートバトルだとかそういったものではなく,碁盤の目状のマップで,キャラを選んで移動するマスを指定し,攻撃や回復などの行動とその対象を選び,味方を全員動かしたら相手のターンへ……という,「ターン制のSRPG」と言ったときにイメージするような戦闘が展開されるのである。

戦闘システムはけっこうややこしいので,チュートリアルで細かく説明されるのだが,公式漫画で「クソ長い」と自虐されるぐらい,実際にクソ長い。無視しても後からやり直せるので,スキップしてしまうのもアリだ
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 ポイントとなるのは,敵も味方も全員「誰かが作ったキャラ」であるということ。本作では,最大10人のキャラで遠征チームを編成し,同じく最大10人の防衛チームが守る拠点へと攻め込むのだが,この際,チームに編入するのは,同じ陣営に所属しているほかのプレイヤーのキャラになるのだ。そのため,遠征では計20人のオリジナルキャラによる戦闘が展開される。ジャンルがSRPGなだけに,1戦で登場するキャラが多く,自ずといろいろなキャラを目にする機会が作られるというわけである。

遠征画面。厳密には,NPCを編入したり,11人目としてNPCを登場させたりすることも可能だが,基本的には10人のプレイヤーキャラ同士で戦うことが多い。自分でキャラを作れるだけでなく,人のキャラを目にする機会が多いのも,本作の良いところだ
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戦闘時のセリフや攻撃・回復・移動のエフェクトなども設定できる。とくにセリフは,戦闘開始時や攻撃時といった細かなシチュエーションごとに分かれているだけでなく,特定の相手への専用セリフなども設定可能だ
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 遠征には,2時間に1ポイント回復する「行動ポイント」を使用する。つまり,自動回復するポイントをきっちり使い切る場合,1日で12回の遠征が発生することになる。SRPGの戦闘を毎日それだけの回数こなすとなると,大変に思う人もいるかもしれないが,そこは心配無用。本作では,通称「接待拠点」と呼ばれる,簡単に攻略できる拠点をあえて設定している人が多いのだ。これは,プレイヤーが生んだゲーム内の文化であり,システム的なものではないのだが,すべてのサーバーで根付いているので,すぐに遠征を終わらせられる。
 もちろん,接待拠点で物足りなければ,難しい拠点に挑戦するのも自由。自分に合ったペースで相手を選んで遠征できる。

接待拠点の多くは「範囲攻撃一発で片が付く」配置になっている。SRPGが苦手だったり,毎日やるのは大変だったりする場合は,利用するといいだろう。接待拠点の攻略に特化した性能のキャラも多い
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接待に行くのすら面倒という場合は,オート戦闘の「簡易遠征」も用意されている。得られる経験値は少ないので,どうしても時間がないときや,キャラの創作と交流だけがしたい人向けだ
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 戦闘において最大の見せ場となるのは「中盤戦」と「英雄戦」だ。これは,1期の中で中盤と終盤に1回ずつ行われる特殊な戦闘で,ここでは各陣営で4人ずつしかいない「英雄」階級のプレイヤーが特殊な拠点に攻め込み,その結果によって各国の勢力を表わすポイントに大きなボーナスが入る。この戦闘ログは,大々的に全プレイヤーに公開されるため,一種の“お祭り”と呼べるものとなっている。
 英雄に選ばれるのは,週間の功績を多く稼ぎ,さらに陣営内で多くのプレイヤーに雇用されているキャラとなるので,ハードルは高い。そのぶん,これを大きな目標にしてプレイしている人もいるし,古参プレイヤーに限らず,プレイを始めてそれほど経っていないにも関わらず英雄に到達する人もいる。
 また,中盤戦,英雄戦を操作するのは英雄だが,その時の遠征チームのメンバーは,開催タイミングでの階級によって決定する。出場に必要な階級は,行動ポイントをきちんと使って遠征を続けていれば無理なく取得できるので,出場すること自体はそれほど難しくない。愛を込めて育てたキャラの晴れ舞台にはもってこいだ。

3月29日〜4月2日に行われたばかりの中盤戦の様子。通常の遠征と違って,操作する英雄主導で「誰が誰を何で攻撃する」といった行動を事前に決めて,セリフ設定などをしてから出撃することも多い。そういった作戦のやり取りやログの公開も含めて“お祭り”なのだ
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週に1回,ランダムで遠征チームが組まれる「週末戦」も実施される。こちらは参加へのハードルが非常に低く,気楽に自分のキャラを使ってもらいやすい
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自分のキャラが「誰かの心に残る」


 本作は自由なキャラメイクで自分だけのキャラを生み出し,自由な遊び方ができるゲームだ。極端な例では,戦闘部分は接待拠点に行くだけ,あるいはまったくやらずにキャラ設定とロールプレイだけを楽しんでいる人もいるし,逆に人とは一切交流せず,キャラのゲーム的な強さと遠征だけを求めてプレイしている人もいる。

創作に力を入れたゲームだけあって,イラストコンテストを定期的に開催しているのも本作らしいところだ
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 本作の大きな魅力となるのは,どちらの遊び方をしても,自分の理想のキャラを動かせる,そして人に披露できるということだ。自分だけのオリジナルキャラが,ロールプレイで誰かに関わってからは,その相手にとっても特別なキャラになるし,ゲームシステム上で突出して強いキャラを生み出せば,敵からも味方からも注目されることになる。オンラインゲームを遊んでいて,「プレイヤーとして仲良くなる」のはよくあることかもしれないが,「キャラが誰かの心に残る」というのは,本作ならではの体験だ。
 とにかくキャラを創作するのが好き,中二病時代の黒歴史ノートを解放したいという人は,ぜひ遊んでみよう。複雑な部分も多いゲームだが,ゲーム内のひとこと掲示板や陣営掲示板を利用すれば,まず誰かが答えてくれる。交流の機会も生まれるので,勇気を出して書き込んでみてほしい。

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