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「海王」の開発中止などによる特別損失でマーベラスが通期業績予想を修正
修正することになった理由は,特別損失が発生したため。ニンテンドー3DS用ソフト「海王」の開発中止と,アーケード向けタイトル「パズドラZ テイマーバトル」の収益回収の遅れが要因で,合計の損失額は8億7800万円となっている。同期の業績では「剣と魔法のログレス いにしえの女神」などが好調で,売上高,営業利益,経常利益は当初の予想を上回ったものの,この特別損失により,純利益については当初予想から3億7400万円マイナスとなった。
海王は2011年に発表されたタイトルで,comceptの稲船敬二氏が開発に参加していることでも話題を呼んだタイトルだが,マーベラスによると「市場環境の急激な変化と、当初計画しておりましたメディアミックス展開における編成が困難な状況にあること等」を理由に開発を中止し,仕掛品残高約4億6100万円を開発中止損として特別損失に計上することにしたという。
パズドラZ テイマーバトルは2014年6月に稼働を開始したタイトル。想定よりも収益の進捗が遅れ,回収可能性を検討した結果,こちらも未償却残高4億1700万円を減損損失として特別損失に計上するという。
業績予想の修正および特別損失の計上に関するお知らせ
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