「XCOM: Enemy Unknown」のスクリーンショット，アートワーク公開。戦闘はオリジナル版と同様のターン制になることも明らかに

　CivilizationシリーズでおなじみのFiraxis Gamesが開発を担当するストラテジー，「XCOM: Enemy Unknown」（PC/PlayStation 3/Xbox 360）のスクリーンショットとアートワークが公開された。

「XCOM: Enemy Unknown」公式サイト（要年齢認証）

　XCOM: Enemy Unknownは，1993年にリリースされた「X-COM」をベースとする作品で，オリジナル版は，プレイヤーが対地球外生物調査組織“XCOM”の司令官となり，エイリアンの目撃情報が出た場所に捜査員を送り込んだり，戦闘によって手に入れた敵の残骸から，新しいテクノロジーを使った兵器を開発したりするという内容だったが，本作もそれを踏襲したものになるようだ。
　現在，XCOMが設立されるまでを描いたアクションゲーム「XCOM」（PC/PlayStation 3/Xbox 360）を2K Marinが開発中だが，本作の時系列はそのXCOMの終了後，いよいよ本格化したエイリアンの侵攻を背景にしたものだ。


　捜査員を送り込んだり技術を開発したり，あるいは資源や人材を集めたりといったことは“グローバルビュー”という画面でリアルタイムに行われ，捜査官とエイリアンの戦闘が行われる場面はターン制になり，チェスのようにユニットを動かしていくシステムが採用されている。


　ゲーマーに大きなインパクトを与えたX-COMだが，本作にはコンシューマ向けのバージョンもあることから，オリジナル版のハードコアさが欠けることを心配するファンもいるようだ。しかし，北米のゲーム情報誌であるGame Informerに掲載された記事は，そういった懸念を払拭するものになっており，捜査官のスキルやステータスもオリジナル版に比べて大幅にパワーアップしているという。コンシューマ機向けにリリースした「Civilization Revolution」で評価を得たFiraxis Gamesだけに，その手腕には期待してもいいだろう。