日本一ソフトウェアは本日(2012年8月2日)付けで,8月23日に発売が予定されているPlayStation Vita用ソフト「
特殊報道部」の最新情報を公開した。第3報となる今回は,
番組収録の大まかな手順と,放送に向けて
調査するテーマの一部を紹介する。
本作は,尾張テレビの「特殊報道部」が制作する超常現象検証番組「トクホウ」の番組作りを,アドベンチャーゲームにしたタイトルだ。プレイヤーは特殊報道部のスタッフとなり,企画選びからさまざまな現象の取材,考察などを経て番組を作り上げていくことになる。
番組の収録では,案内役の村瀬知華(CV:藤田 咲)の進行に合わせて,
VTRや音声などの素材を選びモニタに映し出すなど,プレイヤーがさまざまな形で関わることになる。出来上がった
番組のクオリティが視聴率に直接影響するとあって,本作ではかなり重要なパートになるようだ。番組打ち切りにならないように,的確な素材選びをして完成度の高い番組を作り上げよう。
また,超常現象を検証していくというトクホウならではの番組テーマの一部も公開されている。朝の生放送番組中に起こった突然の発火事件から
「人体発火」の可能性を検証したり,インターネット上にある
悪質な動画サイトの謎を追いかけたりといった,テーマの内容をチェックしておこう。
「特殊報道部」第3報
手に入れた『事実』を、届けるために――
PlayStation Vita『『特殊報道部』』の第3報では、番組の収録と、今後『トクホウ』で放送を予定しているテーマについてご紹介します。
◎架空の番組「トクホウ」のリアリティ
本タイトルの制作には、実在のTV放送局『メ〜テレ』が参加しています。
メ〜テレへの取材を通して、現実の番組制作現場の雰囲気を再現しているほか、タイトル中に『メ〜テレ』視聴者にはなじみの深い風景が登場することがございます。
東海圏の方は、探し出してそのリアリティーやギャップをお楽しみください。
◆番組の収録と、視聴率
いよいよ大詰め ――番組を収録する。
『トクホウ』は、案内役を務める村瀬知華のアナウンスによって番組が進行していく。
番組の収録時には、彼女の話に合わせて、スタジオにあるモニターにVTRや音声のキューだし(再生・出力)を行う。
収録の進行に合わせて素材を選び、タイミングよくモニターに映す! 何を伝えたいかを自覚していれば、完成度の高い番組が完成する、ハズ! プロとして仕事の仕上げをしよう
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取材や検討、そしてこの収録時の行動によって出来上がる番組のクオリティーが変化する。これは番組の視聴率=評価に直結している。
TV番組である以上、視聴率は無視できない要素。
番組打ち切りを回避し、視聴者に真実が届けられるよう、良い番組作りを心がけよう。
◆放送に向け調査中のテーマ
現在番組スタッフが調査中のテーマをいち早くご紹介いたします。
あくまでも現在取材を行い、裏づけ調査を行っている段階のため、実際に放送する番組とは内容に差異がある場合がありますことをあらかじめご了承くださいませ。
●取材メモ:人体発火
【人体発火】とは、人体自然発火現象のこと。
状況的に見て人体が自然に発火したのだろうと推察されている現象や事件。
報告されている発生件数は数多いが、その発生原因は明らかにされていない。
朝の生放送のニュース番組内で異常事態が発生。
市街地を背景に、ニュースを読むアナウンサーの背後で、いきなり『人の形をした何か』が青い炎を上げて燃え上がった。
ショッキングな画像に、TV局内も視聴者も一時騒然となる。
警察の捜査がはじまり、燃えたのが生きた人間の身体であったことが明らかになる。
被害者は燃えたことで死亡した――
つまり、生放送中に起きた焼死事件だ。
『トクホウ』では、火気が周囲にない状態であったことから、人体が発火する怪現象『人体発火』の可能性を考え、本件の取材を開始する。
事件に関して『これは事故ではなく故意による殺人だ』と意味深な主張をする人物も現れるが、果たして――
事件か? 事故か? 被害者の命を奪ったのは超常現象なのか?
【取材対象】
尾張TVアナウンサー。
生放送に出演する彼女の背後で、焼死事件が発生。重要な証拠を見ているかもしれない。
【取材対象】
焼死事件について殺人説を主張する男性。発言が支離滅裂で、その信憑性はなんとも言いがたい。
●取材メモ:エシュロン
【エシュロン】とは、某国が軍事目的で運営していると噂される通信傍受システム。
ただし、某国はその存在を認めておらず、都市伝説に近い扱いとなっている。
その役割りは世界のあらゆる情報の収集・分析・分類・蓄積・提供だと言われている。
『トクホウ』スタッフは、インターネット上にある奇妙な動画サイトを発見した。
そこで公開されている動画のどれもが、監視カメラや盗撮と思しき不自然なアングルのものばかり。撮影の対象者は多岐にわたり、中には同じ人物を何年間も追跡記録している動画もあった。
――これは、何者かによる大規模な監視サイトである。
動画の中には、『トクホウ』スタッフの棚橋彩を撮影したものもあった。
バーでくだを巻く彩、バーからの帰りにコンビニでレジの店員に絡む彩、コンビニで買った酒を自宅のベランダで飲む彩......
動画の撮影日は、それが昨日の夜の出来事であったことを示していた。
サイト上で、彼女のプライベートが丸裸にされているのだ。
さらにたどると、実に高校時代からの彼女の監視動画が撮影・公開されていたことが判明する。
彩の動画のみなら、悪質なストーカーサイト問題――
しかし、サイトを見れば、国内外の膨大な人物が監視されていることが伺える。
『トクホウ』スタッフは、彩が監視されていることを逆手に取り、姿なき監視者と、このサイトの謎を追いかけることにする。
誰が何のためにサイトを作ったのか? どこに監視の目が潜んでいるのか?
【取材対象】
彩の高校時代の同級生。
スタッフたちは、彩の監視が始まった時期に謎を解くヒントがあると考え、当時を知る人物に話を聞くことにする。
◆次回予告
取材、検証、企画、収録――
各ステップを踏み、番組の放送に向けて
準備に余念のない『トクホウ』スタッフたち。
そんな彼らを監視する
黒いスーツの男が現れる――
※画面は開発中のものです