つぶやく
2012/06/06 10:25ニュース
［E3 2012］操作性と戦略性アップ，精緻なグラフィックスも嬉しいWii Uの「ピクミン3」プレイレポート
2011年のE3でWii Uが発表された際に，ラウンドテーブルで宮本 茂氏より制作中であることが明かされていたWii Uの「ピクミン 3」。今年のE3会場ではプレイアブルデモが公開されたので，さっそく遊んでみた。
今回遊べたモードは2つ。フルーツを集めることを目的とするトライアルモードと，イモムシのようなボスと戦うボスバトルだ。
詳報：［E3 2012］待望のシリーズ最新作「ピクミン3」は「Wii U GamerPad」を駆使してより戦略的なプレイが可能に
まずは，トライアルモードから。
このモードでは，ピクミンに指示を出して，マップに散らばるフルーツを運んでもらうのがルールとなっている。全体マップはWii Uのコントローラ側の画面に表示される。しかし，その途中には，敵がいたり，壁が道をふさいでいたりする。これらを倒したり，壊したりすることで障害を取り除く必要がある。
ピクミンをご存じない方のために一応説明しておくと，このゲームでは，操作したい対象にカーソルを合わせて，Aボタンでピクミンを放つだけで，その対象に応じたアクションをピクミンが自動的に行ってくれる。壁であれば壊そうとするし，敵であれば攻撃する。また，瓦礫の山があれば，それを運んで近くの川に橋を架けてくれたりもする。
また，ピクミンには特性があり，赤ピクミンは火に強く，今回から新たに登場したロックピクミンは，固いものに対して効果的だ。ロックピクミンを使えば，壁などは簡単に壊せるし，固い甲羅に覆われた敵も容易に倒すことができる。
敵の種類もさまざまで，敵に応じたピクミンで戦うと効果的だ。例えば，ロックピクミンを食べることのできない，アリクイのような敵がいたり，溶岩地帯にいる敵には，炎に強い赤ピクミンが好適だったりする。
複数のピクミンの使い分けが重要になっているわけだが，Cボタンで，どのピクミンに指示を出すのかを切り替えられるので，適材適所にピクミンを配置しやすくなっていた。これはありがたい。
フルーツ集めでは，いかに迅速にフルーツを集めてポイントにしていくかが鍵となる。ただし，倒した敵を基地に運ぶのでもポイントになるので，高得点（制限時間の延長にもつながるようだ）を狙うのであれば，フルーツだけにとらわれないことも重要になる。ストラテジーアクションゲームと呼ばれる所以だ。
ちなみに，ゲーム終了後に，全体マップ上で，リプレイを見れるようになっている。先のゲームプレイで，どのような行動をしたのかをすべてチェックできるのだ。早送りや巻き戻しも可能。どこにフルーツがあって，どこに敵がいるのかも，落ち着いて確認できるので，次にプレイするときの戦略を立てる際に非常に役に立つ。
もう一つのモードでは，半透明の甲羅をまとい，クワガタムシのような巨大な顎を持ったイモムシのようなボス，Armored Mawdadを倒すのが目的となる。
なかなか俊敏な動きで，うかうかしていると，顎を大きく広げてブルドーザーのように突進してきて，戦力となるピクミンをごっそりと平らげられてしまう。本当に食べられてしまうあたり，さすがに容赦ない……。
まずは，ロックピクミンで固い甲羅を砕いてみる。岩棚の上には赤ピクミンも控えているのだけれど，固い甲羅を打ち壊すまでは，たくさんピクミンを連れていると，無駄に食べられてしまいかねない。
ロックピクミンが固い甲羅を破壊し，柔らかい部分が露出したところで，岩棚の上にいる赤ピクミンを回収し，ボスを攻撃していこう。Armored Mawdadは一定のダメージを受けると，逃げ出して壁に貼り付いてしまうが，今度は下がった尻尾を攻撃！
このボス戦は，ピクミンがごっそり食われてしまう怖さがある一方で，戦略がうまくはまるとなかなか爽快なものだった。
大画面でのHD画像で，目を引かれるのが精細なグラフィックスで描かれる背景だ。さらに，ちょこまかと群れてくっついてくるピクミンも細かく描かれていて小気味よい印象を受ける。そして，よく見ると敵も実に細かく描かれていて，独特の“キモカワイさ”がパワーアップしている印象だ。今回の図鑑も楽しみ？
ゲームとしては，新しいピクミンの登場により，さらに要素が増えたことで，どんな仕掛けが待つステージが用意されているのかも気になる。
残念ながら，今回のバージョンでは，WiiUの専用コントローラであるWii U GamePadでは遊ぶことができなかったが，Wiiコントローラでも十分に直感的操作でカーソルを合わせることができた。これがタッチパッドでの操作でどう変わるのか，今後体験できる機会を楽しみにしたい。
今回遊べたモードは2つ。フルーツを集めることを目的とするトライアルモードと，イモムシのようなボスと戦うボスバトルだ。
詳報：［E3 2012］待望のシリーズ最新作「ピクミン3」は「Wii U GamerPad」を駆使してより戦略的なプレイが可能に
時間との勝負のフルーツ集めは効率アップを目指す！
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このモードでは，ピクミンに指示を出して，マップに散らばるフルーツを運んでもらうのがルールとなっている。全体マップはWii Uのコントローラ側の画面に表示される。しかし，その途中には，敵がいたり，壁が道をふさいでいたりする。これらを倒したり，壊したりすることで障害を取り除く必要がある。
ピクミンをご存じない方のために一応説明しておくと，このゲームでは，操作したい対象にカーソルを合わせて，Aボタンでピクミンを放つだけで，その対象に応じたアクションをピクミンが自動的に行ってくれる。壁であれば壊そうとするし，敵であれば攻撃する。また，瓦礫の山があれば，それを運んで近くの川に橋を架けてくれたりもする。
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また，ピクミンには特性があり，赤ピクミンは火に強く，今回から新たに登場したロックピクミンは，固いものに対して効果的だ。ロックピクミンを使えば，壁などは簡単に壊せるし，固い甲羅に覆われた敵も容易に倒すことができる。
敵の種類もさまざまで，敵に応じたピクミンで戦うと効果的だ。例えば，ロックピクミンを食べることのできない，アリクイのような敵がいたり，溶岩地帯にいる敵には，炎に強い赤ピクミンが好適だったりする。
複数のピクミンの使い分けが重要になっているわけだが，Cボタンで，どのピクミンに指示を出すのかを切り替えられるので，適材適所にピクミンを配置しやすくなっていた。これはありがたい。
フルーツ集めでは，いかに迅速にフルーツを集めてポイントにしていくかが鍵となる。ただし，倒した敵を基地に運ぶのでもポイントになるので，高得点（制限時間の延長にもつながるようだ）を狙うのであれば，フルーツだけにとらわれないことも重要になる。ストラテジーアクションゲームと呼ばれる所以だ。
ちなみに，ゲーム終了後に，全体マップ上で，リプレイを見れるようになっている。先のゲームプレイで，どのような行動をしたのかをすべてチェックできるのだ。早送りや巻き戻しも可能。どこにフルーツがあって，どこに敵がいるのかも，落ち着いて確認できるので，次にプレイするときの戦略を立てる際に非常に役に立つ。
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複合的にピクミンを使ってボスを攻略！
もう一つのモードでは，半透明の甲羅をまとい，クワガタムシのような巨大な顎を持ったイモムシのようなボス，Armored Mawdadを倒すのが目的となる。
なかなか俊敏な動きで，うかうかしていると，顎を大きく広げてブルドーザーのように突進してきて，戦力となるピクミンをごっそりと平らげられてしまう。本当に食べられてしまうあたり，さすがに容赦ない……。
まずは，ロックピクミンで固い甲羅を砕いてみる。岩棚の上には赤ピクミンも控えているのだけれど，固い甲羅を打ち壊すまでは，たくさんピクミンを連れていると，無駄に食べられてしまいかねない。
ロックピクミンが固い甲羅を破壊し，柔らかい部分が露出したところで，岩棚の上にいる赤ピクミンを回収し，ボスを攻撃していこう。Armored Mawdadは一定のダメージを受けると，逃げ出して壁に貼り付いてしまうが，今度は下がった尻尾を攻撃！
このボス戦は，ピクミンがごっそり食われてしまう怖さがある一方で，戦略がうまくはまるとなかなか爽快なものだった。
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Wii Uならではの要素はまだまだある？
大画面でのHD画像で，目を引かれるのが精細なグラフィックスで描かれる背景だ。さらに，ちょこまかと群れてくっついてくるピクミンも細かく描かれていて小気味よい印象を受ける。そして，よく見ると敵も実に細かく描かれていて，独特の“キモカワイさ”がパワーアップしている印象だ。今回の図鑑も楽しみ？
ゲームとしては，新しいピクミンの登場により，さらに要素が増えたことで，どんな仕掛けが待つステージが用意されているのかも気になる。
残念ながら，今回のバージョンでは，WiiUの専用コントローラであるWii U GamePadでは遊ぶことができなかったが，Wiiコントローラでも十分に直感的操作でカーソルを合わせることができた。これがタッチパッドでの操作でどう変わるのか，今後体験できる機会を楽しみにしたい。
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ピクミン3
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(C)2013 Nintendo
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