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「pop'n music Sunny Park」「REFLEC BEAT colette」6月28日にロケテスト開始。会場に居たPON氏とQrispy Joybox氏に見どころなどを聞いた
各タイトルのコンポーザーであるPON氏とQrispy Joybox氏にもコメントをもらい,掲載しているので,ファンはぜひチェックしてみてほしい。
「pop'n music」シリーズ公式サイト
「REFLEC BEAT」シリーズ公式サイト
曲に合わせて落下してくるオブジェ(ポップ君)を,9つのボタンで叩いて演奏する「pop'n music」シリーズと,楽曲に合わせて出現するオブジェを,2人のプレイヤーで弾いて楽しむ「REFLEC BEAT」。BEMANIシリーズの中でも,女性プレイヤーからの支持率が高いタイトルということで,告知から開催までの期間は短かったにも関わらず,会場には最新作を一目見ようと,男女多くのプレイヤー達が駆けつけていた。
最新作「pop'n music Sunny Park」と「REFLEC BEAT colette」には,それぞれBEMANIシリーズで活躍する人気アーティスト達による新楽曲や,話題のライセンス曲が収録されているのが,やはり注目のポイントだ。
だが,それだけでなく,ゲームをさらに遊びやすくするためのさまざまな変更が加えられているという。4Gamerでは,会場を訪れていた,「pop'n music Sunny Park」サウンドディレクター PON氏と「REFLEC BEAT colette」サウンドディレクター Qrispy Joybox氏に,見どころなどを聞いてみた。今作のコンセプトなどはもちろん,ロケテストの短い時間ではなかなか伝わりづらいシステムの変更点,見どころなどにも言及してもらったので,どちらのシリーズファンも必見の内容だ。
コンポーザー陣,渾身の楽曲がつまった最新作
4Gamer:
まず今回テストが開始された両作,「pop'n music Sunny Park」と「REFLEC BEAT colette」の開発コンセプトをお聞かせください。
PON氏:
プレイヤーの皆さんは気づいていると思いますが,「pop'n music Sunny Park」はナンバリングを外した新作です。あえて数字を外すことで,新鮮な印象を与えられるようなタイトルを目指しています。
Qrispy Joybox氏:
「REFLEC BEAT colette」は,前作「REFLEC BEAT limelight」から引き続き,ポップで柔らかい感じで全体を仕上げています。システムサウンドも,それに合わせて爽やかで透明感のあるサウンドをテーマにしているんです。
4Gamer:
なるほど。ちなみに各タイトルの副題である「〜Sunny Park」と「〜colette」には,どんな意味が込められているんですか?
PON氏:
「pop'n music Sunny Park」は,元々のコンセプトである新鮮さや爽やかさを意識して名付けました。ゲーム内でも花が咲く演出なんかが入っています。
Qrispy Joybox氏:
響きが可愛い感じのタイトルをつけたいとチームで話していて,パレットとコレクトを組み合わせた「colette(コレット)」という造語を採用しました。この「colette」にちなんだゲーム要素も考えていますので,今後の発表を楽しみにしていてください。
4Gamer:
おお,ゲーム要素にも期待できそうですね。内容についての話が出たところで,新タイトルの中身や筐体の注目ポイントなどがあれば教えていただきたいのですが。
PON氏:
今作では,システム面にもかなり手を加えました。楽曲の難度基準が変わったほか,選曲画面での選び方が変更されてフォルダ式になっているんです。プレイヤーの皆さんの反応が楽しみなので,ぜひプレイした感想をロケテストノートに書きこんでほしいです。
Qrispy Joybox氏:
coletteの注目ポイントは3つありまして,1つ目はシンボルチャットの強化です。今作では文字によるチャットに加え,表情のあるアイコンが送れます。
2つ目は,新しいジャストリフレク(降ってきたオブジェを特定のタイミングで弾くことで,強力なオブジェを相手側に送り込むテクニック)の仕様を試みているところです。新しいジャストリフレクの出し方を導入しているので,ぜひ触ってみてご意見をいただければと。
4Gamer:
そうなんですか! ということは,ロケテストでは色々な弾き方を試した方が良さそうですね。
Qrispy Joybox氏:
そういうことですね。ぜひ色々な弾き方を試して,探ってみてください。
4Gamer:
分かりました。挑戦してみようと思います。では3つ目は?
Qrispy Joybox氏:
3つ目は,筐体左側のスピーカー近くに,荷物や傘をかけられるフックを用意したことです。小さなことですが,今までプレイをされるときに,床に置いた荷物がジャマになったり,汚れが気になったりした人も,安心してプレイできるようになると思います。
4Gamer:
あ,それは地味に嬉しいですね。でもロケテスト会場では,画面に気を取られすぎて気付かない人も多そうです。明日以降テストに参加する人は要チェックですね。
今回のロケテストVer.に収録されている楽曲についてもうかがいたいのですが,とくに注目してほしい楽曲などはあるでしょうか。
PON氏:
今作のテーマは先ほども言ったとおり「新鮮さ」なんですが,それにはコンポーザー側も新鮮な気持ちで楽しんでいこう,という意味も含まれてます。なので,コンポーザー陣の気合いも,今まで以上に入ってます。
僕は「紅焔」というアニソン風のロックを制作していますし,TAGさんの「Cosmic Hurricane」も本人が人気曲1位を取ると豪語してるだけあって,非常にカッコイイ楽曲に仕上がってます。今後も気合いの入った楽曲を追加していくので,製品版を楽しみにしてください。
Qrispy Joybox氏:
「REFLEC BEAT colette」もまったく同じですね。今回はホントに各アーティストさん達が「人気をとってやるぜ!」という気持ちが曲に満ち溢れています。中でもPONさん,TAGさん,そしてSota Fujimoriさん,この3人は別格のオーラを出してます。とくにSotaさんは,本人が自分自身をリニューアルしたと言っているくらいで(笑)。
4Gamer:
猛烈に楽しみになってきました。
Qrispy Joybox氏:
ぜひ皆さんにも,その辺りを味わってほしいです。あとは,前作よりもさらにバリエーション豊かに,カントリー風の楽曲なんかも入ってます。ガッツリした曲だけではなく,これまで収録されていないような曲調のものもたくさんあるので,楽しんでみてください。
4Gamer:
分かりました。最後に,最新作を待ちわびているファンに向けて一言お願いします。
PON氏:
ロケテストで遊べるのはほんの一部分です。これから皆さんにとって楽しいものを提供できるように制作していくので,期待してください。頑張ります!!
Qrispy Joybox氏:
とにかく各アーティストさん達のやる気が違うので,やり応えのある楽曲が揃っていると思います。稼動を楽しみに待っていてください。あと現在稼動中の「REFLEC BEAT limelight」で「Lincle LINK」というイベントをやっています。そちらもあわせて遊んでいただけたらと思います。
4Gamer:
本日はありがとうございました。
インタビューからも伝わってきたとおり,制作スタッフや各コンポーザー達が,気合いに満ち溢れて開発に向かっているという両作。各コンポーザーが満を持して発表する楽曲の数々をいち早く聴いてみたいという人は,ぜひ会場まで足を運んでみよう。
なお東京・秋葉原でのロケテスト日程は,両機種ともに6月28日(木)から7月1日(日)までの4日間。「pop'n music Sunny Park」のみ,大阪・梅田の「ラウンドワン梅田店」でも,6月29日(金)〜7月1日(日)の3日間,ロケテストが予定されている(※どちらも都合により,予告なく延期または中止の可能性あり)。
また会場には,タイトルごとのロケテストノートも設置されていた。明日以降テストに参加する人は,プレイ後ぜひここに感想を書いておこう。
「pop'n music Sunny Park」ロケテストサイト
「REFLEC BEAT colette」ロケテストサイト
- 関連タイトル:
REFLEC BEAT colette -Spring-
- 関連タイトル:
pop'n music Sunny Park
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(C)2012 Konami Digital Entertainment
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