カプコンは本日(2012年8月14日),
「ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産 HD Ver.」(
PlayStation 3 /
Xbox 360)の最新情報を公開した。今回は本作のキモとなる
「スタンドシステム」の詳細と,
DIO側のスタンド使いが紹介されている。
スタンドは,敵を攻撃したり,プレイヤーキャラクターであるスタンド使いの能力を高めてくれたりする“目に見える超常能力”とでも言うべきものだ。ゲーム中,通常の状態である
「本体モード」中にスタンドボタンを押すとスタンドが出現し,
「スタンドモード」になる。スタンドモード中は攻撃力がアップするほか,高い威力を持つ
「スーパーコンボ」の使用に必要なゲージが溜まりやすくなるなど,さまざまなメリットがある。スタンドとスタンド使いが同時に攻撃する
「タンデムアタック」も使えるので,攻撃はできるだけスタンドモードで行いたいところだ。
ただし,スタンドモード中に敵の攻撃を受けて,体力ゲージの下にある
「スタンドゲージ」がなくなると,しばらくスタンドを出せなくなってしまう。本体モード中はスタンドゲージが回復するので,戦況に合わせてスタンドを出したり戻したりする戦い方が必要だ。この駆け引きが本作の魅力といえるだろう。
続いてDIO側のスタンド使いだが,今回は
「デーボ」「ミドラー」「アレッシー」「チャカ」「マライア」「ホル・ホース」「ヴァニラ・アイス」の7キャラクターが紹介されている。原作で描かれたスタンドの能力がうまくゲームに取り込まれていることがわかるが,なかでも,原作で素顔を見せずに再起不能になったミドラーが,
荒木飛呂彦氏の書き下ろしで登場しているのは見逃せない要素だろう。
#### 以下,リリースより ####
本作の要、「スタンドシステム」に迫るッ!
PS3版は8月21日、Xbox 360版は8月22日の配信が発表されたPS3/Xbox 360『ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産 HD Ver.』の新情報を今回もお届けしよう!
本作は、敵スタンド使いの体力をゼロにすれば勝利となるオーソドックスな対戦格闘ゲームだが、数ある対戦格闘ゲームと一線を画すのはやはり「スタンドシステム」の存在だ!
「スタンドモード」になると攻撃力アップ!
「スタンドモード」になると常にスタンドが出現した状態になり、攻撃力アップとスーパーコンボゲージがたまりやすくなる。「本体モード」とは通常攻撃の攻撃モーションが変化するのに加えて、通常技を弱攻撃→中攻撃→強攻撃と連続で出すことでコンボとなるスタンドラッシュが使用可能になるのだ。
本体モードでの通常攻撃は本体が直接攻撃したり、スタンドが一瞬出現して攻撃を行ったりするが、スタンドモードよりリーチが短くなっている |
スタンドモードでは全てがスタンドによる攻撃となり、通常技のリーチが伸びたり、スタンドラッシュが可能になるぞ |
「スタンドモード」では必殺技も変化し、単純に性能が向上したり、空中で出すことが可能になったりと様々なメリットがある。ただし、「スタンドモード」で敵の攻撃をガードしたりくらったりすると、体力ゲージ下のスタンドゲージが削られていく。スタンドゲージがゼロになるとしばらくスタンドを出せなくなるので注意しよう!スタンドゲージは「本体モード」になれば回復するので、「スタンドモード」への切り替えタイミングが重要だ。
「本体モード」の承太郎の必殺技「オラオラ」は地上でしか出せない。 |
「スタンドモード」での「オラオラ」は空中でも出すことが可能になる! |
スーパーコンボで起死回生の一撃を放て!!
敵スタンド使いに攻撃をヒットorガードさせるか、敵スタンド使いの攻撃でダメージを受けると画面下段のスーパーコンボゲージが増加。ゲージが1以上あれば高威力の「スーパーコンボ」を放てるぞ!
ここぞという場面で放って、勝利をもぎ取ろう!なお、各キャラクターの「スーパーコンボ」には原作の名場面を再現したものなどが多い。原作ファンなら、原作どおりの対戦カードでの原作再現プレイも楽しめるぞ!
スーパーコンボゲージを使って、起死回生の「スーパーコンボ」を放て! |
敵スタンド使いを倒した時にはこのようなジョジョらしい演出が! |
スタンドとの同時攻撃!!タンデムアタック!
スタンドと本体による同時攻撃が行えるのが「タンデムアタック」だ!「タンデムアタック」の発動アクション中に攻撃ボタンやコマンドを入力して技をプログラムすると、スタンドが相手に突進してプログラム通りに攻撃するのだ。その間は本体も行動できるので、スタンドとの同時攻撃による強力な連携が行えるぞ!
使い方によってはスタンドと本体で敵を挟み込んで攻撃することすらも可能!君は「タンデムアタック」を使いこなせるか!?
今回はDIO側のスタンド使いを紹介!
デーボ(スタンド名:エボニー・デビル)
遠隔攻撃タイプのスタンド「悪魔(エボニーデビル)」を使う。
本体モードでは(エボニーデビルが操る)人形と本体で相手を挟撃する連携技を得意とする。スタンドモード時は操作が人形に切り替わっての攻撃となるが、本体は全くの無防備状態となってしまうというデメリットも持つ。
ミドラー(スタンド名:ハイ・プリエステス)
鉱物で出来た物なら何にでも化けられるスタンド「女教皇(ハイプリエステス)」を使う。
巨大な銛を撃つ「ハープーンショット」をはじめとして、通常技も射程が長く中距離戦を得意とする。
原作では素顔を見せないまま再起不能になったが、その姿は本作のために荒木飛呂彦が描き下ろしたものという点は見逃せない。
アレッシー(スタンド名:セト神)
相手を若返らせる影のようなスタンド「セト神」を使う。
必殺技「ガキんちょがッ!」をヒットさせると相手を一定時間子供の姿にすることができる。子供にされてしまった相手は弱体化しているので、かなり有利に戦うことができるぞ。
チャカ (スタンド名:アヌビス神)
持つ者を剣の達人に変える刀に宿るスタンド「アヌビス神」に操られた青年。
スタンドモードで抜刀し、刀による高速連撃が可能となる。また必殺技「憶えたぞ」中に受けた攻撃は、以後ガード中に攻撃ボタンを押すだけでカウンター攻撃による反撃が可能になるという恐るべき能力を持っている。
マライア(スタンド名:バステト女神)
コンセントに触れた者に磁力をまとわせるスタンド「バステト女神」を使う。スタンドモードが無いが、スタンドボタンでコンセント型のスタンドを設置し、相手がそれに触れるたびにマライアの必殺技の威力と性能が高くなるという特性を持つ。
ホル・ホース(スタンド名:エンペラー)
拳銃型のスタンド「皇帝(エンペラー)」を使う。
スタンドモードは無いが、弾道をコントロールできる飛び道具「皇帝ッ!」をスタンドボタンで放てる。
遠距離戦を得意とし、「吊られた男(ハングドマン)」のスタンド使いJ・ガイルを鏡の中から出現させる必殺技との組み合わせで、ガードが困難な連携を繰り出せる。
ヴァニラ・アイス(スタンド名:クリーム)
あらゆるものを飲み込むスタンド「クリーム」を使う。
原作同様、スタンドモードではクリームの中に姿を隠して戦い、クリームの能力を使った突進技やワープ技を得意とする。
スタンドモードでは使用できる必殺技が増えるため、いかにスタンドモードを維持できるかがポイントとなるだろう。