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アルカナファンが集結。最新アップデートやコンシューマ版の話題も飛び出した,公式大会「エクサムカップ2013」レポート
このイベントは,全国各地で行われた店舗大会を勝ち抜いた111名に,当日予選を勝ち上がったプレイヤーを加えた128名によって,全国1位のプレイヤーを決定するというもの。当日は台風という悪天候にも関わらず,会場にはプレイヤーと観客を合わせ200名近いアルカナファンが集まり,大盛り上がりとなった。
初代エクサムカップ優勝は,当日予選枠のぶち選手の手に
朝の10:00から始まった当日予選から数えて約7時間,ベスト8よる決勝ブロックのバトルは,日も暮れかかる17:00過ぎからのスタートとなった。当日予選から,さらに決勝トーナメントの各ブロックを勝ち抜き,ベスト8に駒を進めたのは以下の選手達だ。
- やBローテーション選手(きら/神奈川)
- KAKO選手(ペトラ/長野)
- とういち選手(ゼニア/群馬)
- とも尊敬選手(ヴァイス/東京)
- ゴトウ選手(はぁと/大阪)
- ぶち選手(頼子/当日枠)
- 戦国ペトラ選手(ペトラ/東京)
- 五十嵐響子選手(舞織/愛媛)
いずれも本作の強豪として名の知られた選手ばかりだが,今回は1ラウンド先取のトーナメントであるため,決勝ブロックもサクサクと試合は進んでいく。一度ラウンドを落とせば即敗退という緊張感の中,見守る地方勢の応援も,次第に熱を帯びていく。ときに歓声をあげ,ときに色とりどりのケミカルライトを振りまわすという,本作ならではの応援スタイル(?)が新しい。
激戦に次ぐ激戦の末,いよいよ迎えた決勝戦のカードは,当日予選を勝ち上がってきたぶち選手(頼子)と,神奈川代表のやBローテーション選手(きら)の一戦となった。試合の内容については,当日のストリーミング配信のアーカイブで見られるので,そちらを参照してもらいたいが,一瞬の駆け引きが勝負を分ける,本作らしい戦いとなったといえるだろう。
結果として勝利したのは,当日予選からの長丁場を制したぶち選手。栄えあるエクサムカップ初代優勝者の栄冠は,同選手の頭上に輝くこととなった。
※決勝戦は14:44頃から。
■エクサムカップ2013優勝・ぶち選手ミニインタビュー
本日はおめでとうございます。今のお気持ちはいかがですか。
ぶち選手:
ありがとうございます。正直に言うと,いろいろな理由でアルカナハートに対するモチベーションが下がっていた時期ではあったのですが,いろんな人の応援があって優勝することができました。仲間と一緒に参加できて楽しかったです。そのうえで,優勝までできたので,本当に嬉しく思います。
4Gamer:
予選を含め,相手として一番戦いづらかったのはどの選手でしたか。
ぶち選手:
そうですね……どちらかといえば,今回は自分自身との戦いでしたね。ベストを尽くせるかどうかという。それが自分の中では大きかったです。
なるほど。では,ぶち選手にとってアルカナハートの魅力はなんだと思いますか。
ぶち選手:
まず,プレイしてる人達が大好きですね(笑)。
ゲーム自体でいうなら,大雑把に見えて,実は緻密なゲームというところでしょうか。初めて見た人は,キャラクターがビュンビュン画面上を飛び回るので,よく分からないかもしれませんが,細かい部分まで詰めていくと,細かな位置やフレームの調整があって,すごくきめ細かなんですよ。
4Gamer:
ありがとうございました。
新Ver.1.04は10月上旬稼働開始。待望のコンシューマ版も登場予定
さらには,林氏は「現時点では詳細は話せない」としながらも,同作のコンシューマ版が開発中であることを明らかにした。また今回が初開催となったエクサムカップも,2014年春に,再び開催予定とのことである。その時には,アルカナハート以外のタイトルの併催も,視野に入れているとのことだ。
いずれもまだ詳細は未定とのことだが,全国大会が終わっても,まだまだ新展開が残されていそうな本作。続報にも期待しておこう。
「アルカナハート3 LOVE MAX!!!!!」公式サイト
- 関連タイトル:
アルカナハート3 LOVE MAX!!!!!
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