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BenQ,格ゲー向け液晶ディスプレイ「RL2460HT」を7月29日に国内発売
メーカー想定売価は2万7800円前後となっている。
COMPUTEX TAIPEI 2014に合わせてレポートした記事では,当初HDCPは無効化されるとお伝えしたものの,後日BenQから訂正の連絡が入り,最終製品の仕様としては「HDCPは無効化されない」ことになったため,PlayStation 3では利用できない(関連記事)。だが,PlayStation 4やXbox 360,Wii Uなどの映像は,パススルー出力の先でビデオキャプチャしたり,別のディスプレイに出力したりできる。遅延を気にすることなくプレイ内容を録画できるのを歓迎できる格闘ゲーマーは多そうだ。
高さ調整機能(左)とピボット機能(右)はいずれもRLシリーズ初の採用。スケールデザインはBenQ製ディスプレイとして初採用だと記憶している |
そのほかの仕様は基本的に従来製品「RL2455HM」を踏襲している。24インチサイズで解像度1920×1080ドット,中間調(gray-to-gray)応答速度1msでノングレア(非光沢)加工済みのTN型液晶パネルを採用する点や,暗部の視認性を高める「Black eQualizer」,フリッカーフリーのLEDバックライトなどといった部分は共通だ。あえていえば,ブルーライト削減機能が新要素といえるかもしれない。
ゲーマー向けディスプレイとして価格は手頃なので,格闘ゲーマーはもちろんのこと,HDMIスルー出力に惹かれた人も,検討の価値がありそうだ。
[COMPUTEX]BenQ,HDMIパススルー出力対応の「格闘ゲーム用」液晶ディスプレイを公開
RL2460HT 製品情報ページ
24型ゲーミングディスプレイ RL2460HTを7月29日より新発売
1.概要
ベンキュージャパン株式会社(本社:東京都港区代表執行役社長:沢尾貴志、以下: BenQ)は、液晶ディスプレイの新製品として、24型ゲーミングディスプレイRL2460HTを7月29日より新発売いたします。
RL2460HTは、格闘ゲーマー向けに多彩な機能を充実させた 24型ゲーミングディスプレイです。
BenQはこれまで、FPSゲーム向け、RTSゲーム向けのゲーミングディスプレイを展開してきました。今回の発表では、日本でも多くのプレーヤー数を誇る格闘ゲームにおいて、ディスプレイへのご要望も多くいただいており、RL2460HTはそのようなユーザーの声に応える製品となっております。プロゲーマー監修による格闘モードを新たに搭載し、ゲームプレイをしやすい環境を提供した画面モードをプリセットで装備したほか、BenQのディスプレイとして、初めて HDMI出力端子を内蔵。入力のラグや遅延を気にすることなく、ゲームプレイをビデオキャプチャデバイスで録画をしたり、対戦プレイで 2台のディスプレイを活用することができるなど、格闘ゲーマーのニーズに合わせた機能を新搭載いたしました。
また、スケールデザインを採用した新設計の高さ調整や、眼に対する負担を軽減するフリッカーフリー技術やブルーライト軽減機能、暗いシーンの視認性を高める Black eQualizerカラーエンジン技術の搭載、1ms(GTG)の高速応答性など、より快適で、アイケアまで行き届いたゲーミングディスプレイとなります。
機種名:RL2460HT
カラー:ブラック
発売日:2014年7月29日
メーカー希望小売価格:オープン価格
店頭想定価格(税込):27,800円前後
「RL2460HT」の主な特長
24型フルハイビジョン液晶ディスプレイ
アスペクト比16:9、解像度 1920x1080のパネルを採用した 24型フルハイビジョンゲーミングディスプレイです。従来のディスプレイと比べ、超ハイコントラストにより、暗いシーンをより暗く、画像の細部を潰すことなく映し出すことが出来ます。また、低消費電力、水銀の不使用により環境にも配慮されたディスプレイとなります。
フリッカーフリーバックライト搭載
液晶ディスプレイを使用した作業を長時間続けることで起こる頭痛、眼精疲労、視力障害などは、バックライトのフリッカーによる目の疲れが要因の一つとも言われています。RL2460HTでは、バックライトのフリッカーを効果的に取り除くことで、長時間のゲームプレイにおいても、目の負担を軽減し、集中力を持続することが可能となり、ライバルに差をつける大きな武器となります。
プロゲーマーが監修する格闘モード
格闘ゲームの伝説プレーヤーである、Justin Jwong Wong氏監修のもと、格闘モードを共同デザインし、代表的なストリートファイターIVにおいて、ゲームをプレイしやすい環境を提供した画面モードをプリセットで装備しました。格闘ゲームをプレイするにあたっては、キャラクターが重要なポイントとなります。ゲーマーは、戦闘中のキャラクターをハイライト表示したチューニング設定の格闘モードを活用して、より競争力のあるゲームプレイをすることができるようになります。
HDMI入力 2系統に加えて、HDMI出力 1系統を標準装備
HDMI入力端子に接続された映像を、HDMI出力端子から、入力のラグや遅延のリスクを考えずに表示させることができます。スプリッターなどを活用しなくても、ストリーミングをしたり、ビデオキャプチャデバイスで録画をしたり、2つのディスプレイを活用して格闘ゲームを表示させたりするなど、個人ユースでも、ゲーム大会などでも活用の幅が広がります。
※全ての HDMI機器への接続保証をするものではありません。
※キャプチャデバイスでの録画は、すべてのコンソール機器において対応することを保証するものではありません。また、入力された映像に著作権保護等の処理が施されている場合、HDMI出力端子から出力した映像は、受け取った機器で正常に表示されない場合があります。
※複数のディスプレイを活用するにあたって、拡張モード表示やミラー表示などをディスプレイ側、PC等から設定を可能とするものではありません。
暗い場面の視認性を高める Black eQualizer機能
どんな技術のあるゲーマーでも、暗いシーンでの視認性の悪さは、ゲームの勝敗を分ける原因になります。無類の視認性とコントロールを実現するため、Black eQualizerのカラーエンジン技術が開発されました。特に、FPS・RTSモードにおいてBlack eQualizerを設定することで、ゲーム中の見えにくい暗所や逆に明るすぎる範囲の輪郭・明るさを明瞭にし、隠れている敵や障害物を素早く見分けることができます。
ブルーライト軽減モードを搭載
画面から発生するブルーライトを軽減するブルーライト軽減モードを搭載。色温度および輝度を調整することで、使用用途に合わせてディスプレイを調整することができます。
スケールデザインを採用した高さ調整機能
新しい高さ調整スタンドでは、スケールデザインを採用。ネックに印字されている目盛りを活用し、自分の好みの高さの位置を簡単に記憶しておけば、わざわざプレイの度に高さを調整する必要がなくすぐにゲームに集中することが可能です。また、ピボット回転も可能で、シューティングゲーム等にも活用することが可能です。
※ピボット回転においては、縦表示における自動コンテンツ表示機能があらかじめ備わっているものではありません。
ディスプレイモード
ディスプレイモード機能を搭載。ディスプレイモードを設定することで、簡単に異なる 7つの画面サイズモードへの調整が可能です。(17型(4:3)、19型(4:3)、19型ワイド (16:10)、21.5型ワイド (16:9)、22型ワイド (16:10)、23型ワイド (16:9)、24型ワイド (16:9))
GTG 1msの応答速度
BenQ独自の高速応答テクノロジーである AMA(Advanced Motion Accelerator)を搭載。中間階調域では 1ms(黒白黒: 5ms)という高速応答を実現。不鮮明さを排除したスピード感のあるゲーム体験を可能にしました。イライラする不鮮明さやゴーストが少なくなることで、素早い動きやドラマチックな展開が、滑らかに描画されます。ゲームの運命を遅いディスプレイにゆだねずに、自分でコントロールできます。
DCR(Dynamic Contrast Ratio)搭載でコントラスト比 1200万:1を実現
2Wx2のスピーカー機能搭載
「RL2460HT」の仕様
RL2460HT:http://www.benq.co.jp/product/monitor/rl2460ht
- 関連タイトル:
XL,XR,RL
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