連載
画面をこすり,ゴボウと謎の生物を収穫。iOS向け「ゴボボ抜き」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第165回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,ゴボウと,ゴボウによく似た「ゴボボ」なる生物をひたすら抜き続けるというシンプルで爽快なゲーム,その名も「ゴボボ抜き」を紹介しよう。
本作を開発したのは,大ヒットアプリ「つみネコ」で知られるビースリー・ユナイテッド。つみネコ同様,シュールなのに親しみやすい世界観が,クセになること間違いなしだ。
「ゴボボ抜き」ダウンロードページ(App Store)
地面に埋まっているゴボウをどれだけ抜けるか,というのが本作の基本にしてすべてだが,その方法がユニーク。手で引っこ抜くのではなく,なんと竜巻を使うのだ。
ゴボウが埋まったのどかな畑の風景が表示されたら,まずは画面を左右に素早くスワイプしよう。すると竜巻が発生し,みるみるうちに天高く伸びていく。そしてこの状態で,再び素早くゴボウが埋まっている画面右側へスワイプ! すると勢いよく竜巻が滑り出し,その勢いでゴボウ達が次から次へと抜かれていくのだ。
竜巻を発生させるとき,指を止めてしまうと竜巻はどんどん小さくなってしまうので,竜巻を放つまではスワイプを繰り返し,巨大な状態(最大まで大きくなると雷雲が発生)を維持しよう。
竜巻を放つときはスワイプの方向と速さに注意。スワイプが地面と平行でなかったり,ゆっくりだったりすると,竜巻が失速しやすくなる。
竜巻を放つ角度,放つ速度すべてが完璧だと「奇跡の竜巻」が発生し,通常よりも飛距離がグンと伸びる。軽快なBGMに乗せて虹色の竜巻が進むさまは必見なので,正確で素早い操作を心がけてみよう。
とはいえ,奇跡の竜巻を狙って出すのはかなり難しく,筆者も片手で数えられるほどしか見ていない。根気も必要になるだろう。
ゴボウを収穫していると,ゴボウによく似た生物「ゴボボ」が収穫できるときがある。ゴボボ達は全部で33体存在し,それぞれ多彩な個性を持っているらしい。収穫できるかどうかは運にかかっているので,気長にコンプリートを狙うといいだろう。
ゲームを繰り返すと「やりこみレベル」が上がるのだが,このレベルが高いとよりレアなゴボボを収穫しやすくなるようだ。
竜巻が消えると,収穫したゴボウの本数が表示されて,ゲーム終了。自己記録のほか,グローバルランキングも確認できるので,記録更新を目指して何度もプレイしよう。
スワイプしてあとは画面を見守るだけというシンプルな操作性のうえ,短時間でプレイできるので,ついつい何度も繰り返し遊んでしまう。スマートフォンゲームではよくあるお手軽なゲームだが,奇跡の竜巻を生むための技術的な楽しさや隠れキャラなど,遊び応えもあるという印象だ。
無料なので,少しでも気になった方はぜひともプレイしてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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