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肌色が減ったなら足せばいいじゃないか。うしじまいい肉さんがひと肌脱いだ「カラドリウスAC」ミカドジャック イベントレポート
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印刷2013/12/27 00:00

イベント

肌色が減ったなら足せばいいじゃないか。うしじまいい肉さんがひと肌脱いだ「カラドリウスAC」ミカドジャック イベントレポート

 モスは2013年12月20日,アーケードで稼働中のシューティングゲーム「カラドリウス エル・シエル」(以下,カラドリウスAC)のイベント「『カラドリウスAC』ミカドジャック体験会!」「高田馬場ゲーセン・ミカド」にて開催した。
 イベント内容は,無料の体験プレイ,スーパープレイヤーによる実演,そして発売元であるモスの新作発表からなる3部構成。バラエティーに富んだ(かつすべて無料という太っ腹な)内容に,シューティングファンはもちろん,多くのゲームファンが駆けつけた。本稿では,その中からメインイベントともいえる,スーパープレイヤーによる実演イベントの模様を中心にお伝えしていこう。

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会場となった高田馬場ゲーセン・ミカド。80年代のレトロゲーム・体感ゲームから最新アーケードまでが多数稼働,頻繁にゲーム大会が催されるなど“ゲーセン好き”が夢に描いたような店舗だ
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ラドリウスAC10台が,ミカド店内の一角をジャック。19〜22時までフリープレイということで,多くの人が体験プレイを楽しんだ。また,参加者にはポスターや限定グッズがプレゼントされた
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 今回のイベントの趣向は,カラドリウスACで全国一位のスコア記録を持つ太菱(ふとびし)氏が,来場者の目の前でオールクリアに挑戦するというもの。しかもステージクリアするごとに,コスプレイヤーのうしじまいい肉さんの衣装が剥ぎ取られる“リアル羞恥ブレイク”が披露されるというおまけつきだ。

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進行と実況を池田氏(左)が,解説をカラドリウスのディレクターである星野 仁氏(右)が務めた。軽快な実況もあり,会場は大いに盛り上がる
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カラドリウスACのみならず,さまざまなタイトルで全国一位のスコア記録を持つ太菱(ふとびし)氏。リアル羞恥ブレイクがどこまで達成されるかは,彼の腕次第だ

 そもそも,なぜこんなウレシ……破天荒な企画がなされたかというと,それは本作のゲームシステムとの関連があると思われる。Xbox 360版の「カラドリウス」には敵ボスを撃破する,あるいは自機がダメージを受けるとキャラクターの服が破ける“羞恥ブレイク”というシステムがあるのはご存知かと思うが,残念ながらアーケード版であるカラドリウスACでは,大人の事情で露出がマイルドになってしまっているのだ。
アレックスのコスプレ姿で登場したうしじまさん。ステージ上ではセクシーなポーズを次々と披露し,ミノロック氏に「(画面とうしじまさんの)どっちを見たらいいんだ〜〜!」と叫ばせたほどのハッスルぶりだった
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 このイベントではその点を鑑みて,リアルでの露出度に定評のある(?)うしじまいい肉さんを起用し,肌色分を補填したということのなのだろう(※筆者予想を含む)。

 ミカド店長・池田ミノロック氏の「よく来たなスケベども!」という第一声に象徴されるように,ミカド2階にあるステージの周辺には,イベント開始前にもかかわらず大勢の男性ゲーマーが詰めかけ,ムンムンとした熱気に包まれていた。太菱氏,そしてアレックスのコスプレをしたうしじまさんが登場すると,店内には早くも大歓声が巻き起こった。

 プレイにあたって太菱氏が選んだのは,うしじまさんの衣装に合わせた,アレックスが駆るソード・イフリータ。普段は使ってない機体とのことだが,敵の出現位置などゲーム内容を知り尽くしているだけに,プレイの安定感はバツグン。エレメントシュートを的確に使い分け,中ボスのパーツ破壊や,ザコを泳がせて時間とともに低下していく得点倍率レートをキープする。
 さらに,エレメントシュートを手連射することで,ボスに大ダメージを与えられる通称“エレメンタルキャンセル”を使い,即攻でステージ1のボスを撃破した(もちろん羞恥ブレイクはすべて達成)。

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会場に集った野郎どもの夢と希望を一身に背負ってオールクリアに挑む太菱氏。羞恥ブレイクが達成されると大歓声が上がる,謎の一体感があった
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太菱氏のステージ攻略で印象的だったのは,竜巻が前方に伸びるエレメントシュートを活用していたこと。伸びる竜巻が男らしさを感じさせる

 ついに待望のステージクリアが訪れ,大歓声に包まれる場内。雄叫びと共にステージに乱入したミカド常連ソイヤ氏の手によって,うしじまさんのアーマーが剥ぎ取られ,コスチュームにハサミが入れられると,場内はさらにヒートアップ。ゲームと肉体のコラボレーションが生み出すカオスさに,場内は異様な盛り上がりをみせていた。

ソイヤ氏のハサミによりうしじまさんのコスチュームが徐々に剥がされていく。目の前で繰り広げられる生・羞恥ブレイクに「このゲームを作ってよかったです(笑)」と星野氏も思わずゴキゲンなコメント
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 続くステージ2,ミッションモード1を順調にゲームを進めていく太菱氏。レートのキープはもちろん,隠しボーナスのソルを出現させるなど,スコア稼ぎにも余念がない。そうしてプレイが進めば進むほど,増していくうしじまさんの露出度。場内は,目の前で繰り広げられていく(色々な意味で)スリリングな光景を,固唾を呑んで見守っていた。

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羞恥ブレイクによって露出度を増していくうしじまさん。最終的にはかなり際どい状態にまでなっていたのだが……お見せできないのが残念だ
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 ステージ4の途中で1ミスをするも,弾消し効果のある近接エレメントシュートを使って着々とステージをクリアしていく太菱氏。最終面となるステージ6に出現する強敵“ビット”の攻撃を食らいそうになるシーンもあったが,超人的な見切り(実況ではアチョーと表現)で回避。ボスの攻撃パターンも見切ったうえで,見事にオールクリアを達成。場内が大歓声に包まれたことは言うまでもない。

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 クリアのご褒美(?)として「うしじまちゃんに好きなことしていいぞ!」と太菱氏を煽るミノロック。だがこの無茶ぶりに対して太菱氏は,なんと自分のスーツの上着をかけてあげるジェントルぶりを披露。興奮から一転,感動の拍手に包まれたまま実演イベントは幕を閉じた。

 また既報のとおり,イベントの最後には,モスからの重大発表としてPlayStation 3用ソフト「雷電4 OverKill」2014年春に,同「カラドリウス PS3(仮)」2014年内に発売されることがアナウンスされた。
 両作でもディレクターを務める星野氏からは,雷電4 OverKillに新たなゲームモード“OverKillモード”が搭載されること,カラドリウス PS3(仮)には,新キャラクターや新ステージが追加されると発表され,会場は大いに沸き上がった。

 さらに星野氏は,「PS3にはシューティングが少ないので,今後もシューティングを作り続けていこうと思います」と語り,またイベントの締めに登壇したモス代表の駒沢敏亘氏も,「カラドリウス PS3(仮)は,Xbox 360版,アーケード版をプレイしていた人にも,より楽しんでもらえるようなボリューム感を出していきます」と,ファンには心強いコメントを残し,イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
 イベントに新作にと,精力的な活動でシューティングゲームファンの期待に応え続けるモス。今後の情報にも,ぜひ期待しておこう。

ステージから新作発表についてのコメントを述べたモス社長・駒沢氏(左)とディレクターの星野氏(右)
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「カラドリウス エル・シエル」公式サイト

  • 関連タイトル:

    カラドリウス エル・シエル

  • 関連タイトル:

    カラドリウス ブレイズ

  • 関連タイトル:

    カラドリウス(Caladrius)

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