「Braid」の作者によるパズルゲーム，「The Witness」がPlayStation 4向けに開発中

　「PlayStation Meeting 2013」で制作が発表されたタイトル，「The Witness」は，サンフランシスコに本拠を置く小規模のデベロッパ，Theklaが開発を進めるパズルゲームだ。中心人物は，メディアやファンからの評価が高いパズルゲーム「Braid」を制作したジョナサン・ブロウ（Jonathan Blow）氏。
　2010年9月9日に掲載した記事でお伝えしたように，かなり以前から制作されていた作品だが，出てくる新情報はあまり多くなかったという印象。したがって，全世界から1000人以上のメディアが集まる大規模なイベントに，いきなりブロウ氏が登壇し，次世代機向けに開発を進めているという話を聞いて驚いた人も少なくないかもしれない。

「The Witness」公式サイト

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　The Witnessは，掲載したムービーからも分かるように，ゲーム内に作られた島内を移動してパズルを解いていくという内容で，あちらこちらに用意されたパネルに一筆書きの要領でラインを引いていくと，隠されたドアが開いたり，行けなかったところに行けるようになったりする。ただ，ブロウ氏は各種のユニークなパズルを用意しているとも語っているので，まだまだ面白い仕掛けが用意されているのだろう。ムービーには，鏡を使ってレーザー光線を複雑に反射させているシーンが収められている。
　パズルの難度は簡単なものから難しいものまであるが，ゲームはリニアな構造にはなっていないので，手が出ないと思ったら島を移動し，簡単なものから片付けていけばいいという。たとえ簡単なパズルであっても，それなりに興味深いことが起きるそうだ。


　スクリーンショットからも分かるように，島はそれほど広くはないものの個性的で美しく，散策するだけでも楽しめそうだ。長い時間をかけて制作が進められてきた本作だが，果たしてどのような作品に仕上がるだろうか。