名作ベルトスクロールアクション「ダンジョンズ&ドラゴンズ」と，懐かしの「わんぱくダック夢冒険」がHDグラフィックスで再登場。PAX EASTで明らかに

　Capcomは，現在アメリカのボストンにて開催中のゲームショウ「PAX EAST」にて，2つの新タイトル「Dungeons & Dragons: Chronicles of Mystara」と「DuckTales Remastered」が開発中である事を明らかにした。


　「Dungeons & Dragons: Chronicles of Mystara」は，1990年代にアーケードに登場し，人気を博したベルトスクロールアクション「Dungeons & Dragons: Tower of Doom（邦題：ダンジョンズ&ドラゴンズ タワーオブドゥーム）」と，「Dungeons & Dragons: Shadow over Mystara（邦題：ダンジョンズ＆ドラゴンズ シャドーオーバーミスタラ）」を，HDグラフィックスでリメイクし，一本に収録したタイトルだ。



　PlayStation 3とXbox 360，Wii U，PCで，それぞれダウンロード販売が行われる予定。インターネットを介した4人協力プレイもアーケードと同様に可能で，先日発売された「ヴァンパイア リザレクション」（PS3 / Xbox 360）と同じ，GGPOをネットコードとして採用し，ゲーム進行中の途中参加も可能な，快適なオンラインプレイを実現しているという。
　価格は14.99ドルもしくは1200マイクロソフトポイントで，北米での発売は2013年6月が予定されている。


　もう一方のタイトル「DuckTales Remastered」は，1990年にファミリーコンピューター用ソフトして発売された「DuckTales（邦題：わんぱくダック夢冒険）」を，HDリマスター化したタイトルとなる。
　こちらはPlayStation 3，Xbox 360，Wii Uの3機種で，北米にて今夏の発売になるとのことだ。



　なお今回の発表は，アメリカおよびヨーロッパ地域を対象にしたもので，日本での発売については，現時点では不明である。とくに「Dungeons & Dragons: Chronicles of Mystara」は，過去にセガサターン用タイトルとして同様のパッケージが発売されたことがあるものの，未だ国内に熱烈なファンが多く，度々ラブコールが聞かれるタイトルでもある。果たして日本での発売は実現するのか，続報があることを期待しておこう。