ニュース
Crytekが「CRYENGINE」に月額制ライセンスモデルを導入。Steamで月額9.99ドルからの利用が可能に
9.90ドル/ユーロ(1か月分購入時)
9.00ドル/ユーロ(3か月分購入時)
8.33ドル/ユーロ(6か月分購入時)
注目したいのは,CRYENGINEの利用料を支払っている限り,同エンジンを利用したゲームをロイヤリティフリーで販売できるところで,とくにインディーズゲーム開発者への大きなアピールポイントとなっている。
「Crysis」シリーズや「Far Cry」,そして「Ryse: Son of Rome」といった作品によって,常に大きな注目を集めてきたCRYENGINE。2014年3月にはLinuxのサポートが発表され,採用タイトルは「Human Element」や「Sonic Boom」を筆頭に,今後も続々とリリースされる予定だ。
ライバルであるEpic Gamesの「Unreal Engine」は,2014年3月に19.99ドルの月額制を発表したが(関連記事),Crytekによる今回の動きは,それにへの対抗策といえるものだろう。コストパフォーマンスのいい「Unity」の影響で,一気に値崩れが加速している感のあるゲームエンジンビジネスだが,これによって多くのゲーム開発者が恩恵を受けるのは間違いないだろう。
「CRYENGINE」公式サイト
- 関連タイトル:
CRYENGINE
- この記事のURL: