「Monster Hunter Online」の最新情報が公式サイトで公開。中国以外での展開もありか

　2013年4月19日に掲載した記事でもお伝えしたように，中国の騰訊（テンセント）がCrytekの「CryENGINE 3」を使用して制作を進めるカプコン公認のMMORPG「Monster Hunter Online」の最新情報が公式サイトで公開された。

Monster Hunter Online公式サイト「米拉徳村」

　明らかにされたのは，ゲームのスタート地点となる米拉徳村についてだ。米拉徳村は山に囲まれた常夏の秘境で，ほかの世界と切り離されているものの，ハンター達にとっては楽園であり，八世代にわたって続くというレストランでは，ポーションなどが安価に購入できる。また，何百種もの武器を作れるという女将が切り盛りする鍛冶屋では，集めてきたアイテムから武器を作ることも可能だそうだ。
　村を守るための塔や，研究開発のための施設もあるが，具体的な内容までは紹介されていない。いずれにせよ，狩りに出ていないときは，プレイヤーはこの米拉徳村でいろいろな用を足すことになるようだ。


　なお，騰訊とCryTekから英語版のプレスリリースが先週配信されており，その中に「世界中のファンが待望している」という文言があったことから，欧米ファンの間では，中国だけでなくワールドワイドでのサービスも期待されていた。しかし，その後CryTekは訂正文を公開し，「Monster Hunter Onlineは，公式には中国の運営だけが明らかになっている」という記述に改めている。いずれ正式発表があるのではないかという書き方だが，今のところは中国のみということなので，少しだけ期待しつつ続報を楽しみにしよう。