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ディフェンスゲームをとことん遊びやすく。Android向け「ブレイブヒーロー」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第311回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
自軍と敵軍の拠点がそれぞれマップの両端にあり,お互いに兵士を送り合って敵の拠点を攻め落とせば勝ちというラインディフェンスゲーム。
非常に分かりやすいルールで,操作にもそれほどアクション性や正確性が求められない一方,兵士を生産するタイミングや,攻めどき,守りどきの見極めなど,戦術面は非常に奥深い内容になっているのが特徴だ。
そこが初心者にはハードルとなっている面もあるのだが,本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「ブレイブヒーロー」は,そんなハードルを見事に取り払った,未経験者にこそプレイしてほしいラインディフェンスゲームだ。
「ブレイブヒーロー」ダウンロードページ
本作の基本的なルールは,一般的なラインディフェンスゲームと同様。各ステージでは出現する敵の兵士の種類が決まっており,時間とともに次々と出てくるそれらの敵兵士を倒して,画面端にある敵の拠点を壊せばステージクリアとなる。
ただし,敵の拠点からは近くにいるキャラクターに対して激しい砲撃が繰り出されるので,拠点と敵兵士を一度に相手にできるかをよく考え,体制を整えよう。
一定のステージをクリアしたり,ゴールドや宝石で解放したりすることで,強力な英雄たちが次々と使用可能になっていく。英雄は6名まで登録でき,どの英雄を戦場に出していくかという組み合わせをいろいろ考えるのが,本作の面白さの1つだ。
また,各英雄は戦場で敵兵士を倒す以外にも,ゴールドで経験値を購入してレベルアップできる。もちろんゴールドで装備を購入して能力を強化することも可能だ。
このように,本作ではゴールドの使用範囲が非常に広いので,資金管理の重要性も高い。
また,戦闘ではリーダーを指名する要素もある。リーダーとして選んだ英雄は,プレイヤーが画面の左右をタッチすることによって前後に移動させたり,スキルをプレイヤーの操作で発動できたりするので,戦闘の中心となるだろう。
また,リーダーはゴールドを消費してHPを回復できたり,前線から下がって戦闘を避けることでHPを自動回復することもできる。
ただし,リーダーが倒されればそれだけで敗北となるなど,厳しい面もある。このあたりはラインディフェンスに慣れたプレイヤーにも,新鮮に感じられるはずだ。
複数のラインやゲージジステムなどといった難しい要素を排し,とことんシンプルで自由度が高い作品となっている本作。ラインディフェンスゲームの入門用として,また従来のラインディフェンスゲームに飽き気味の人への刺激として,ぜひオススメしたい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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