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[TGS 2013]VOCALOIDの魅力が光る五・七・五。iOSアプリとはまた違う楽しさを秘めた,セガのリズムアクション「うた組み575」をプレイしてきた
今回出展されていたのは,リハーサル(チュートリアル)の1曲と,本編3曲(このうち1曲はリハーサルと同じもの)の中から好きな楽曲を選んでプレイできる試遊バージョンだ。「このゲーム タッチ操作で あそぶのよ」などの見出しコメントがいちいち五・七・五になっているのが妙に可愛くてツボにはまってしまったこの試遊バージョンは,ボタンやアナログスティックは使わず,操作はすべてタッチで行えるようになっている。
ここで面白いのは,リズムに合わせた譜面以外に,歌詞の虫食い部分と,そこにはまるべきコトバが表示されること。表示されたコトバを素早くタッチして歌詞を完成させることで,小豆と抹茶が選んだコトバどおりに,リアルタイムに歌詞を歌い上げてくれる。
時には複数のコトバが表示され,パズル的な展開になることもある。正しいコトバをタッチして歌詞を完成させれば高得点が入るのだが,もしここで間違った歌詞をタッチしてしまっても,文字数さえ合っていれば,2人がそのコトバどおりに歌ってくれる。既存のリズムゲームとは異なる,VOCALOID技術を採用した本作ならではの「うた組みアクション」が楽しめるのだ。
収録楽曲は,VOCALOIDでの楽曲制作を得意とするさまざまなアーティストが手がけており,この試遊バージョンに収録された「飛び出せ授業!」「Go! sHicHi! Go!」「くつひもをほどいたら」の3曲の完成度は高い。さらにゲーム中の主人公2人のダンスも,見ていて癒される愛らしさだ。個人的には「Go! sHicHi! Go!」で,北鎌倉のホームで踊る2人にグッときたのだが,鎌倉という実在する町を舞台にしてたストーリーや,ステージ構成なども気になるところである。
アプリのうた詠み575はもちろんのこと,「初音ミク Project DIVA」シリーズなどともまた違ったリズムアクション+コトバ遊びの面白さと,VOCALOID技術をうまくゲームシステムに導入している本作。一般公開日に会場に足を運ぶ予定の人は,セガブースで斬新な「うた組みアクション」をぜひ試してみてほしい。
「うた組み575」公式サイト
- 関連タイトル:
うた組み575
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(C) SEGA
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