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「解放少女 SIN」,新宿の街に女子高生大統領の演説が轟いたトークイベントをレポート。ご当地アイドルの橋本環奈さんが宣伝大使に
このイベントは,ゲーム内で「大空翔子」が行う選挙演説のワンシーンをなぞらえたもの。ステージ上には実際の選挙カーが用意され,出演者達はその上でトークを繰り広げた。
最初に登場したのは,イベントの司会を務めた高橋名人こと高橋利幸氏と,九州を中心に活動するアイドルグループ「Rev.from DVL」の一員として活躍する橋本環奈さんだ。
大声援とともに選挙カー上に登場した橋本さんは,この日のために用意されたという大空翔子の衣装に身を包み,新日本国特別補佐官という肩書で,高橋氏とともにゲームの解説役を担当した。
高橋氏は,1999年生まれの橋本さんと40もの年の差があるとのことで,「ノストラダムスの予言があった年だよね?」「ファミコンって知ってる?」などと質問を投げかけ,来場者の笑いを誘っていた。
その後,本作でオルガ役を務める声優の山本彩乃さんと,倭守(わかみ)役の仙台エリさんも登壇。ニンテンドー3DS用ソフト「GUILD01」に収録された「解放少女」の続編ながら,ゲームジャンルがアドベンチャーに一新された本作の見どころを,選挙カー上の4人が“政策発表”という形で語っていった。
オルガ役を演じる山本彩乃さんは,「おにぎり……」というセリフが印象的だったそうだ |
仙台エリさんは,「文武両道で,左近田の指示を徹底して守る冷徹な女傑」と,自らが声優を務めた倭守を紹介 |
まず,第1の政策として「重厚なストーリーを皆さんにお届けします」ということが掲げられた。音声の収録に掛けられた期間は約3か月で,ストーリーを読むだけで70時間を超える大ボリュームになるという。100年後の日本を舞台に,さまざまな思惑が交錯する骨太な物語は必見とのことだ。
第2の政策は「多彩なキャラクターを登場させます」とのことで,主人公の大空翔子をはじめ,閣僚であるクラスメイト,さらにその周囲を取り巻く大人など,登場人物の人間模様が注目のポイントだそうだ。
山本さんの「恋愛要素はあるんですか?」という質問に,西村プロデューサーが「ないとは言わない」と言葉を濁していたが,仙台さんは自らの演じる倭守について「過去のちょっとした恋愛模様が語られています」とコメントしていたので,何かしらの要素は用意されているようだ。
第3の政策として「キテレツなメカを登場させます」ということが挙げられた。主人公たちが搭乗する解放機は,東京都のスカイツリーや,愛知県のシャチホコなど,全国各地の名所や名物をモチーフにしたデザインとなっている。これらの「キテレツなメカ」がどんな活躍をするかにも注目したい。
そして,第4の政策は「とにかくいろいろ詰め込みました」とのこと。選択肢を集めることで分岐するクオリアというシナリオシステム,大統領や閣僚の日常生活,バッドエンドを含む多数のエンディングといった具合に,単に物語を楽しむだけではない,さまざまな要素が詰め込まれているとのことだ。
トークが一段落したところで,オープニングテーマ「キミはもう、ヒトリじゃない」を歌うmarinaさんが登場。この楽曲について「前作に引き続きパワフルな」と説明し,新宿の街にその歌声を響かせた。
イベントの最後に,本作の宣伝大使に任命され,書状を高橋氏から手渡された橋本さんは,満面の笑みを浮かべた。そして,「解放少女 SIN,12月5日,日本全国に出馬しまーす!」という元気な宣誓が行われ,イベントは幕を閉じた。
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