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[TGS 2013]「CROSS×BEATS」ステージレポート。NAOKIプロデューサーが「音楽ゲームシーンに”革新”をもたらすタイトルを作りたい」と熱い思いを語る
アクションゲーム作りに定評のあるカプコンが今回,音楽ゲーム界に参戦する。音楽ゲームのヒットメーカーであるNAOKI氏が監修を務めるということで,「CROSS×BEATS」は音楽ゲームファンの間で大きな話題を呼んでいるタイトルだ。
そんな本作は,一体どのようなゲームなのか。その疑問に答えるべく,ステージではNAOKI氏が「CROSS×BEATS」のコンセプトを始め,今後の展開についてトークを繰り広げたほか,楽曲を提供しているSLAKE氏やTatsh氏がゲストとして登場し,デモプレイで会場を盛り上げてくれた。本稿では,そのイベントの様子をお伝えしていこう。
「CROSS×BEATS」公式サイト
コンセプトは”革新”。音楽ゲームシーンに新たなムーブメントを起こしたいと語るNAOKI氏
トーク部分で最初に語られたのは,本作のコンセプトについて。音楽ゲームプロデューサーとして数々のヒット作を生み出してきたNAOKI氏によれば,「CROSS×BEATS」のコンセプトは“INNOVATION(革新)”であるという。ここから,さまざまな音楽ゲームシーンに新たな広がりを起こして盛り上げていきたいと語っていた。さらに,全貌はまだ明かせないとしつつも,「配信後の展開にはぜひ期待してほしい」とコメント。
カプコンステージイベントではお馴染みとなったMCの宇佐美友紀氏(左)と,「CROSS×BEATS」プロデューサーのNAOKI氏(右) |
トークに続いて,次はゲームシステムの紹介だ。
本作はフリック/タップ/ホールドの3つの操作で遊ぶゲームで,誰でも簡単に音楽を楽しむことができるという。操作方法や基本的なルールについては,実際に遊んでみた「こちら」のレポートをチェックしてほしい。
日常的にスマートフォンに触れている人なら,馴染みのある操作ばかりだ。音楽ゲームを遊んだことがない人でも,とっつきは悪くないはず |
ゲーム紹介を終えたところで,ステージにはスペシャルゲストとして「CROSS×BEATS」に楽曲を提供している人気コンポーザー,Tatsh氏とSLAKE氏が登場。両氏は,デモンストレーションとして「CROSS×BEATS」をプレイしてくれた。
Tatsh氏は今回のTGS試遊版で遊べる自身の楽曲「Impact」を,SLAKE氏は「最終回STORY」を,それぞれプレイ。Tatsh氏は惜しくもクリアできなかったが,SLAKE氏はコンボを巧みにつないで,見事にクリアしていた。
今後参入するアーティスト一覧の中にはSIMON氏の名前もあった |
「自分の楽曲なのにうまくプレイできなくて悔しかったので,次回はもっと練習をしてきます」とコメントしたTatsh氏。クリアできなかったが,プレイしている姿は非常に楽しそうだった |
真剣な眼差しで「CROSS×BEATS」に挑むSLAKE氏。どうやらかなり緊張をしていた模様。プレイ後は安堵の表情を見せていた |
「CROSS×BEATS」コラボレーションアーティストに大人気ロックバンド「GLAY」が参戦
イベントの最後には,「CROSS×BEATS」に関する新たな告知が行われた。事前登録で得られる特典やTGSで遊んだプレイヤーへのプレゼントなども話題にのぼったが,目玉となったのは,コラボレーションアーティストとして大人気ロックバンド「GLAY」の楽曲配信が決定したという情報だ。「こちら」の記事でもお伝えしたが,GLAYが11月27日に発売する新曲「DIAMOND SKIN」がタイアップ曲として本作で遊べるようになるとのことで,会場から驚きの声が上がっていた。
最後に,NAOKI氏,Tatsh氏,SLAKE氏から「CROSS×BEATS」を楽しみにしているユーザー達への挨拶が行われ,イベントは幕を閉じた。
事前登録を行うと,「CROSS×BEATS」配信後にNAOKI氏の楽曲「DYNAMITE SENSATION」を入手できる事前登録は本編が配信されるその日まで受け付けられている |
「CROSS×BEATS」公式サイト
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