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[G-Star 2013]キム・テゴン氏によるモバイル向け3DMMORPG「LEGION Of HEROES」は,戦術がモノを言うターン制戦闘が特徴
本作は,NDOORSのキム・テゴン氏が手掛ける作品だ。キム・テゴン氏といえば,これまでに「君主online」「アトランティカ」「三国志を抱く」といったタイトルに携わってきた人物。これらのタイトルを遊んだことがある読者も多いだろう。
さて,本作の物語は,ファンタジー世界を征服しようとする闇の君主に立ち向かう英雄達を描くものとなっており,プレイヤーはその英雄達を育成し,指揮して戦う。登場する英雄は約120名で,彼らはクエストや戦闘後の報酬として,トレーディングカードゲームのような形で入手できるのだという。英雄によって,ブロンズ,シルバー,ゴールド,プラチナのレアリティが設定されているほか,合成や進化といった要素も用意されているようだ。
戦闘システムは,NDOORSの得意とするターン制バトルが採用されている。自動または手動による戦闘が可能で,戦術がモノを言うシステムになっているようだ。1回の戦闘は,複数回の前哨戦とボス戦を連続して戦う仕組みになっているのだという。
ジャンルがMMORPGとなっているだけあって,ほかのプレイヤーとプレイするコンテンツも複数用意されている。まず,PvPについては,最大18人の英雄を活用して,非接続のプレイヤーと戦えるシステムがある。こちらは,自動マッチングで選択されたプレイヤーとの自動戦闘になり,勝利すれば相手の所持金を略奪できるようだ。
さらにもう1つ,PvPには「コロシアム」というものがあり,こちらは接続中のプレイヤーとの,リアルタイムでの手動戦闘となる。コロシアムのポイントは,装備やレベルで強さが変わらず,配置した英雄の特性と構成のみが反映されるということ。つまり,プレイヤーの戦術だけで戦うモードになるので,白熱した読みあいが展開されそうだ。
また,最大4人のプレイヤーがパーティを組んで挑む「混沌の塔」というコンテンツも用意されている。これは20の階層に分かれた塔で,階層を進めるほど,敵が強くなると同時に,もらえる報酬も良いものになっていくようである。
そのほか,モバイルゲームらしく,友達と助け合える要素もあり,戦闘時に友達の英雄に助けてもらったり,逆に自分の英雄を使ってもらったりもできるようだ。また,Facebookとの連動要素なども用意されるという。
キム・テゴン氏によれば,本作の開発で「PCゲームの楽しさをモバイルゲームに落とし込む」ということを目標にしたものの,それが非常に難しいことであるということも理解しており,悩んだのだという。
そこで逆にモバイルゲームならではの要素,例えばソーシャルゲームのような仕組みや,タッチ操作に最適化した簡単に楽しめるインタフェースなどを取り入れることで,PCゲームでは楽しめなかった,新たな形を目指したのだそうだ。
なお,本作は,韓国で3回のクローズドβテストを終え,11月13日から18日までの期間でオープンβテストが実施されている。モバイル向けタイトルでクローズドのテストを3回も行うというのは韓国内でも珍しいようで,Nexon Koreaの本作への力の入れようがうかがえるだろう。
正式サービス開始は年内を目標としているとのことだが,キム・テゴン氏は,可能であればローンチのタイミングで,複数の国で展開したいとも述べていた。
最後に,本作のゲームシステムなどを紹介するムービーを掲載するので,氏の新たなモバイルゲームへの挑戦がどのような形になっているのか,確認してみよう。
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