ヘンテコ手術シミュレーションが，話題の大統領候補と夢の競演？　「Surgeon Simulator: Inside Donald Trump」が配信開始

　イギリスのBossa Studiosが，手術シミュレーションゲーム「サージョン シミュレーター 2013」のリリース3周年を記念した最新版「Surgeon Simulator: Inside Donald Trump」を，PCおよびMac向けにSteamで配信した。


　これまでにモバイル版やVR版などが配信されているほか，さらには宇宙船でエイリアンまでを救うなど，さまざまなアップグレードが行われてきたヘンテコ物理シムのSurgeon Simulator。今回はそのタイトルどおり，過激発言を繰り返す億万長者の大統領候補として話題になっているドナルド・トランプ氏を手術台にあげるという，驚きのコラボレーション（？）だ。インタフェースに大きく手が加えられ，まるでニュースや中継を見ているかのような雰囲気に仕上がっているのと同時に，クスっとくるようなヘッドラインが画面下部に流れるようになっている。


　面白いのは，トランプ氏に黄金製の心臓を移植するか，それとも冷たい石（Stone-coldは，英語では“冷酷”という意味を持つ）の心臓を移植するかで，プレイヤー達が選挙を行えるという趣向になっていること。その専用サイトではプレイヤー達がどちらの心臓を移植したのか，そしてトランプ氏の手術費用の総計がいくらになったのかを閲覧できるようになっている。
　今回の最新版は，「Surgeon Simulator: Anniversary Edition」の所有者であれば無料でアップグレード可能だ。Steamでは6月10日まで，80％オフのセールも行われているので，気になる人はチェックして，大統領候補の主治医として腕を振るってみるのも良いだろう。

「サージョン シミュレーター 2013 日本語版」公式サイト

「Surgeon Simulator: Anniversary Edition」配信ページ