［G-Star 2013］敵を一気に殲滅するのが気持ちいい，MMORPG「Wild Buster」プレイレポート。キャラ紹介トレイラーも合わせて掲載

　G-Star 2013，B2C会場のSTAR DUCKSブースにプレアブル出展されている新作SF-MMORPG「Wild Buster」。「こちら」の記事ですでに紹介したが，今回は実際にプレイしてみた感触をレポートしていこう。

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• ［G-Star 2013］爽快感に重点を置いた新作SF MMORPG「Wild Buster」がプレイアブル出展。キャラクターは24種類から選択

　本作は，敵を倒す爽快感に重点を置いた，ハクスラ要素が楽しいMMORPGだ。対人戦は，MOBA的なテイストになっているとのことだが，会場でプレイできたのはアイテム収集を楽しむインスタンスダンジョン部分。プレイアブルキャラクターは，先にお伝えしているとおり24種類が用意されており，その特徴もさまざまだ。しかし大枠で見てみると，どうやら近接系と遠距離系に分かれているらしい。


　操作はいわゆるDiablo系で，マウスの左クリック（長押し）によるカーソル方向への移動と，敵をクリックしての自動攻撃，そして［1］〜［=］の12キー（日本語キーボードで言えば，［1］〜［^］の12キー）を用いたスキル発動で遊ぶスタイルとなっており，この操作に慣れているプレイヤーなら，すぐに対応できるはずだ。ほかには，［Space］キーによるジャンプと，［Shift］キーでの回避行動が用意されている。

　今回筆者が使ったのは，「Wild Command」という，2つの銃器を振り回して戦う遠距離攻撃型のキャラクターだ。前方に飛び込んで自身を中心とした円形範囲を銃撃するスキルや，前方の扇形範囲に弾丸をばらまくスキルなどを持っており，雑魚を一気に殲滅していくのが実に楽しい。もちろん，各スキルにはクールタイムが存在するので，好き放題撃てるわけではない。また，遠距離キャラではあるが，至近距離で敵に攻撃を打ち込むスキルもあるようだった。


　さっそく街のNPCからインスタンスダンジョンに飛んでみると，敵の攻撃は割と激しく，攻撃の動作が見えたらすぐに回避しないと，ダメージを受けてしまう。ダメージを気にせずに強力な攻撃を打ち込んでもいいのだが，飛び交う弾幕を回避して敵の懐に入り，範囲攻撃で一掃できると，さらに気持ちがいい。
　ちなみに会場で遊べたバージョンは，G-Star用として用意されたものとのことで，あっという間にレベルが上がるようになっていた。そのため，進むにつれてすぐに戦闘は楽になっていったが，実際には序盤は苦労する仕組みなのかもしれない。


　またダンジョン内では，モンスターが出てくるポッドのようなものが，一定間隔で空から降ってくる。ブース内のスタッフによると，これはプレイヤーが同じ場所でキャラクターを放置することを防ぐためのものらしい。
　マルチプレイが楽しめるゲームでは，放置することで経験値を得たり，もしくはまだ弱いキャラクターと一緒に潜ってパワーレベリングを行ったりといったことはよくある話なので，それを防ぐということなのだろう。

　ともあれダンジョンを進んでいくと，最後にボスが登場する部屋に到着。ここでも，ポッドが降ってくるので油断ができないのだが，おかげで戦闘が完全にパターン化されることもなく，攻略のしがいがありそうな感じだった。


　今回はインスタンスダンジョンをクリアするまでプレイしてみたのだが，そのコンセプトどおり，出てくる敵を次々に殲滅していくのは楽しいし，とにかく遊んでいて気持ちがいいのが印象的だった。敵の攻撃もスピーディなので，油断ができず，緊張感がある。もちろん，操作感やプレイフィールは使用キャラクターによって異なるはずだが，24体もいるのだから，誰しもそのうちの一つくらいは気に入るキャラクターがいるのではないだろうか。


　最後にG-Star 2013の会場でも流されていた，本作のプロモーションムービーと，登場キャラクターを紹介するムービーを掲載しておこう。キャラクター紹介ムービーは，実際のプレイ画面を合わせたものになっているので，より本作の内容が分かりやすいはずだ。

「Wild Buster」公式サイト