ヤギさんたちがゾンビ・アポカリプスな世界にデビュー。「Goat Simulator」のDLC「GoatZ」が配信開始

　Coffee Stain Studiosの「ヤギシミュレーター」こと「Goat Simulator」に，新作DLC「GoatZ」が登場した。価格はDLC単体で498円。プレイするには本編が必要になるが，2015年5月14日までは44%のプライスダウンとなる829円でバンドルパッケージが販売されている。


　GoatZは，ゾンビ・アポカリプスが訪れた世界においてヤギを操作し，襲い掛かってくるゾンビや殺人鬼と戦いつつ，自給自足を行っていくというサバイバルな内容になっている。「ドーン・オブ・ザ・デッド」をオマージュしたと思われるショッピングモールを中心としたマップが追加されているのに加え，「13日の金曜日」の悪役，ジェイソンのようなボスキャラも登場。なぜかヤギ自体もゾンビ化してしまっている。
　プレイヤーが自分でキャンプを設営するといったクラフティングシステムも導入されており，収集したアイテムから数種類の武器を制作することも可能だ。また，5分ごとに食料を見つけて消費しなければ死んでしまうという，割とシビアなサバイバルになる様子で，何日間生き残れるかというチャレンジをこなしていくことになるようだ。


　「Steam上で，アーリーアクセス版ではない唯一のサバイバルゲーム」という，おそらくネタ元になっている「DayZ」などへの皮肉が込められたキャッチコピーが笑いを誘うが，現時点では多くのバグが放置されたままでのリリースになっており，徐々に修正が行われていくと思われる。そんなダメダメなゲームプレイを楽しむのもヤギシムファンの間では暗黙の了解になっているが，それはそれで本作の遊び方としては正しいのかもしれない。

「Goat Simulator」公式サイト