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「Wonderland Wars」の全国大会,第5回「Wonderland Record Of Wars」レポート。新バージョン「禍ツ大和ノ宿曜典」の情報も
本イベント,Wonderland Record Of Warsは,2015年の「Wonderland Wars」の稼働以来,毎年開催されている公式全国大会だ。5回目の開催となる今回は,従来の店舗大会とエリア代表決定戦を経て地域代表を決める“DREAM”エリア,昨年の大会から採用されているオンライン予選大会“RISING”エリア,さらにDREAMエリア予選の準優勝チームによるトーナメント“REBIRTH”エリアと,3種類の全国予選が開催された。
そして,現行バージョンを締めくくる本大会には,12チーム48名のトッププレイヤーが集結。大会は試合ごとにサイドを入れ替え,先に2勝したチームが勝ち上がりとなる。1回戦から1試合ずつ進行する形式で,すべての試合が観戦可能な状態で進行した。
決勝戦は通算成績2勝1敗,残り1分を切ってからの逆転劇を2度演じて準決勝を勝ち上がってきた西日本代表と,対戦相手にあわせてキャストを変更し,巧みな試合運びにより1度も負けることなく決勝までたどり着いた関東B代表の戦いに。対照的な試合展開を見せてきた2チームが激突した。
1戦目,試合の主導権を握ったのは関東B代表だ。試合開始後のぶつかりあいで優位に立つことに成功。関東B代表はその後も優位に進め,残り時間が2分を切ったころには圧倒的なゲージ差をつけていた。
しかしそこから西日本代表のリ キ選手が仕掛けた左レーンの突破がハマり,試合の残り時間が30秒に入るころにはゲージ差が逆転。見事に1戦目を西日本代表が先取し,優勝に王手をかける。
あとがなくなった関東B代表は,クッピ〜選手がキャストの変更(吉備津彦→シャドウ・アリス)を試みる。2戦目も先ほど同様に関東B代表が先にゲージを削っていく展開になるが,チームレベルはほぼつねに西日本代表が上回る形で戦いが進行した。
結果,西日本代表は1戦目より早い段階でゲージ差を五分の状況に戻し,残り時間2分20秒あたりには西日本代表がゲージ差,チームレベル共に上の状態で関東B代表をリードする状況に。
しかし,残り1分を切ったところで,右,中央寄りで行なわれていた戦闘の隙をついて,関東B代表が左レーンを攻略。拠点を折り西日本代表のゲージを一気に奪って,そのまま勝ちをもぎ取り,勝負は最終戦へともつれこむ。
2戦目と同じキャスト構成で行なわれた最終戦も,先にゲージを削ってリードした関東B代表を西日本代表が追いかける形でスタートする。しかし残り2分半を切ったあたりから西日本代表がゲージ差を徐々に詰めていき,西日本代表が関東B代表を城近くまで押しこむ展開になり,残り1分半ごろにはゲージでも西日本代表がリードする。
その後はキャストのキル差でゲージが逆転しうる接戦になるも,西日本代表が逃げ切りに成功し,優勝の栄冠を勝ち取った。
6年目の「Wonderland Wars」は和のテイスト溢れる「禍ツ大和ノ宿曜典」
イベントの全プログラムが終了すると,プレゼンターとして登壇していた「Wonderland Wars」シリーズの総合ディレクター,大原 徹氏から稼動6年目を迎える2020年もシリーズがアーケードで継続していくことが宣言された。
そして,近日アップデート予定の新バージョン「禍ツ大和ノ宿曜典」のPVでは,新キャスト玉藻と遮那の登場や錫の新兵を使ったスコアアタックモード「新兵で探索」の追加,大規模なバランス調整などが行われることが発表された。
なお,全国大会の模様や「禍ツ大和ノ宿曜典」のPVは以下の配信アーカイブで視聴可能だ。試合展開の詳細やPVから新バージョンの細かい情報を読み取りたいという人は,ぜひチェックしてほしい(「禍ツ大和ノ宿曜典」のPVは8:04:50あたりから)。
「Wonderland Wars」公式サイト
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