ニュース
[COMPUTEX]未発表チップセット「X299」搭載のマザーボードをGIGABYTEブースで発見
「Intel X99」チップセットの後継となるX299は,HEDT(High-End DeskTop)PC向けとされる製品で,6/8/10/12コアCPUである「Skylake-X」(開発コードネーム)および4コアCPUとなる「Kaby Lake-X」に対応すると言われている。
Skylake-XとKaby Lake-Xが採用するCPUパッケージはLGA2066で,これは置き換え対象となるCore i7-6900&6800番台の採用していたLGA2011-v3とは物理的な互換性のないものだ。X299 AORUS GAMING 9のCPUソケット周辺には「Socket 2066」のシルク印刷があるので,これがSkylake-XおよびKaby Lake-Xをサポートするというのは,ほぼ疑いようがない。
DDR4メモリスロットは8本で,いずれも補強用の金属板付き。拡張スロットはPCI Express x16
製品説明によると,M.2スロットはいずれもPCI Express Gen.3 x4接続。「with Thermal Guard」とされているので,おそらくヒートシンクはマザーボードに付属するのだろう。
サウンド回路には,D/Aコンバータとして「ESS SABRE 9018K2M」を,OPAMP(オペアンプ)として「LME49720」および「OPA1622」を搭載し,サウンドプロセッサスイートとして,自動ルームキャリブレーション機能と新しい「Scout Mode」に対応する「Sound BlasterX 720°」を採用しているという。
おそらく,開幕後にはX299マザーボードと対応CPUについて,より詳しい情報をお伝えできるはずだ。Intelの次世代ハイエンドプラットフォームが気になる人は,続報を楽しみにしていてほしい。
GIGABYTE 公式Webサイト
COMPUTEX TAIPEI 2017取材記事一覧
- 関連タイトル:
AORUS
- 関連タイトル:
Core X(Skylake-X,Kaby Lake-X,Cascade Lake-X)
- この記事のURL: