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[gamescom]「Afro Samurai 2: Revenge of Kuma」は,くまさんヘルメット男の主人公がさまざまな戦闘スタイルで戦うアクションに
gamescom 2014では,プロトタイプムービーを見ながらの開発者インタビューを行っているが,アメコミにはないヒーロー像に衝撃を受けたBANDAI NAMCO Games Americaのゲーム開発者達が,独立してまで開発しているというエピソードを持つ。しかも原作者である岡崎能士氏の支持も得て,本作でプレイヤーが操作するのが,主人公のアフロではなく,脇役とも言えるクマのメカヘルメットを被った男“クマ”となるなど,かなりひねりの利いたタイトルになっているようだ。
ちなみに,原作を知らないという人向けにやんわりと解説しておくと,「アフロサムライ」の設定は,世界でもっとも強い勇者が「一番ハチマキ」を持ち,それを倒す権利を得るには「二番ハチマキ」が必要となるというものだ。ただし,二番ハチマキの所有者に対しては誰でも挑戦できる資格があるので,それを所有するアフロは,一番ハチマキの所有者を狙うだけでなく,自身がさまざまな戦いに巻き込まれていくことになる。時代劇にヒップホップを混合するというアイデアをもとに,外国人が考える「間違った日本観」をカッコ良く描き上げており,こうした題材が「Afro Samurai 2: Revenge of Kuma」でどのように描かれているかも,気になるところだ。
今回はチュートリアルのほかにも,序盤のミッションが公開されていたが,ゲームはハック&スラッシュ型のアクションに仕上がっている。そこにスパイスを効かせているのが,クマのヘルメットを使ったち密な技能読解能力によって,アフロやマスターのファイティングスタイルも使いこなせるようになることだ。基本的には,「攻撃力重視」「防御力重視」「攻防のバランス」の3種類になっており,これを臨機応変に使い分けて戦っていくことになる。
グラフィックスを見ると,テレビアニメ版の雰囲気もしっかりと再現している様子で,BGMはBANDAI NAMCO Games Americaからリリースされた前作「Afro Samurai」と同様,ウータン・クランのRZA氏が担当しているという。今のところ日本でのリリース予定はないものの,今回はPCでもリリースされるということで,プレイできる可能性は高そうだ。発売時期は2015年末とのことなので,続報も近いうちに届くのではないだろうか。
- 関連タイトル:
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