ディースリー・パブリッシャーは本日(2014年7月24日),新作タイトル「
お姉チャンバラZ2 〜カオス〜」を,PlayStation 4に向けて
10月30日に発売すると発表した。価格は6800円(税別)。CEROレーティングはZ(18歳以上対象)となっている。
本作は,ハイスピードアクションなアクションと過激なゴア表現で人気の「お姉チャンバラ」シリーズ最新作。今作は,シリーズ初の
フルHD対応の作品となっており,最大60fpsの滑らかなモーションも備えて登場する。
“姉チャン”シリーズでは,2012年1月にXbox 360向けの「
お姉チャンバラZ 〜カグラ〜」が,2013年11月にPlayStation 3用ソフト「
お姉チャンバラZ 〜カグラ〜 With NoNoNo!」がそれぞれ発売されているが,本作も同じ“Z”を冠している。本作の物語は,お姉チャンバラZ〜カグラ〜のエンディングから始まるようだ。
今回は,ストーリーや物語のキーキャラクター,複数キャラクターを同時に戦闘に参加させられる新システム
「クロスマージコンビネーション」,進化した「QTK」(クイックタイムキル),
“すべての戦闘力を開放する”という想像しただけでもワクワクしてくる新要素
「デア・ドライブ」の情報が公開されているので,以下に掲載しておこう。
「お姉チャンバラ」シリーズ新章「Z」は更なる混沌へ突入。
新たなアクション。
新たなゲームシステム。
そして、ヒロイン達は
死闘の後、対立から共闘へ。
すべてが新しい「お姉チャンバラ」として誕生した「お姉チャンバラZ」。
XBOX360、PlayStation 3でのスマッシュヒットを経て、最新作「お姉チャンバラZ2〜カオス〜」がいよいよ登場する。
シリーズ初フルHD映像と新要素満載でPlayStation 4に参戦。
最大 60fpsの滑らかなモーションで描かれるハイスピードアクション。
無数の敵を斬り刻む快感。飛び散る四肢と体液のグロテスク表現。
過激な衣装を纏ったビッチな姉とクールな姉。追随する大小の妹。
吸血族の姉妹が抹殺するはずだった忌血族の姉妹との抗争は運命の悪戯か導きか、共闘へと変化する・・・。
■世界観と物語
本作「お姉チャンバラZ2〜カオス〜」は前作「お姉チャンバラZ〜カグラ〜」のエンディングから始まる物語です。前作までのあらすじと世界観をご紹介します。
■前作「お姉チャンバラZ」までの物語
ルーマニアの地で輸送機に乗り込む吸血族姉妹。機は海を越え、日本へと向かっていた。テンガロンハットとセクシーなビキニを身にまとった剣士、姉の神楽。そして、チェーンソーと格闘術を使いこなすセーラー服姿の戦士、妹の沙亜也。二人は吸血族の長カルミラより密命を帯びていた。それは世界中に屍霊(ゾンビ)を発生させている元凶“彩咲姉妹”を抹殺すること。しかしカルミラの本当の狙いは二組の姉妹が共に倒れることであり、神楽と沙亜也は単なる捨て駒に過ぎなかった。カルミラの裏切りを知った姉妹はルーマニアに戻り、ブラン城での激闘の末カルミラを倒したのであった。
■新たな物語 カルミラの裏で糸を引く真の黒幕とは
ブラン城で吸血族の長「カルミラ」を討った神楽と沙亜也は、居合わせた彩、咲と決着をつけるべく死闘を繰り広げていた。
共通の敵を倒し、敵対する理由がなくなった4人だったが、忌血族と吸血族の因縁から衝突は避けられなかったのだ。
その時、激しく戦う2組の姉妹を見つめる邪悪な眼差しがあった。
突如現われた謎の鉄仮面の女が乱入し、ブラン城の床を破壊したのだ。崩れる城の地下深くに落下する2組の姉妹。
落下する刹那、忌血族の彩は目撃する。鉄仮面の女の後方、カルミラの玉座に座り、不敵に微笑む真の黒幕の姿を・・・。
■登場人物
「お姉チャンバラZ2〜カオス〜」のメインキャラクター4人と物語の鍵を握る重要な登場人物をご紹介します。
吸血族のビッチな姉>「闘いを好むイケイケ思考の単細胞吸血娘」
◆神楽(かぐら) CV:沢城みゆき
前作「Z」から登場した新ヒロイン。
暴走する血を宿す忌血族の母親と、神秘的な力をつかいこなす吸血族の父親の間に生まれたハーフ。(神楽という名前は、日本人である母親が命名)
吸血族の長、カルミラに仕え、忌血族は滅ぼすべき宿敵だと教えられてきた。
前作では、カルミラの命令により屍霊発生の元凶とされた忌血姉妹(彩、咲)の暗殺を試みるが実はカルミラの裏切りにより捨駒として利用されていたことを知り逆にこれを討ち破った。
単純な性格で、基本的に「強い奴と闘いたい」という短絡的な思考のもと行動している。
■使用武器
○双刀 唖朱羅・改 (ダブルソード)
忌血族が使用する武器を独自に派手目に改修したもの。リーチはあまり無いが、素早い連撃がそれを補う。強敵との戦いで有効。
○バーバリアン・ブレイド (ダガ―)
特殊な仕掛けが施されている伸縮自在のダガ―。周囲を薙ぎ払うように攻撃できる。広範囲を攻撃できるため囲まれたときに便利。
○ヴァルハラ (ブーメラン)
暗殺用の武器。投げると手元に戻って来る。攻撃力は低いものの、コンビネーション攻撃の繋ぎ役として優秀。
吸血族の清楚な妹> 「ちょっと引っ込み思案な長身チェーンソー娘」
◆沙亜也(さあや) CV:沢城みゆき(二役)
神楽と同様、忌血族の母親と、吸血族の父親の間に生まれたハーフで神楽の腹違いの妹。神楽と同じく、沙亜也という名前は日本人の母親が命名した。神楽と幼い頃に生き別れたが、ヴラード財団の手引きで再会といういきさつをもつ。
前作では姉の神楽と共に、彩と咲を暗殺すべく日本に乗り込んだがカルミラとヴラードの裏切りを知り、神楽と共にこれらを倒した。
神楽に比べればかなりの平和主義者で、物事を正しく判断する冷静な一面を持つ良きサポート役。しかし、親愛の情を抱く神楽のことを第一に考えて行動しているため、強引な神楽に押し切られてしまうこともしばしば。
■使用武器
○ナイトメア (チェーンソー)
戦闘用に改造された大型チェーンソー。攻撃の動作は遅い反面、圧倒的な攻撃力を誇る。
○インフィニティ・ナックル (ナックル)
リーチは短いが素早い打撃を連続で繰り出せる。
○テンペスト (フレイル)
チェーンで繋がれた鉄球を投げつけて攻撃する。沙亜也の扱う武器としては最もリーチが長い替わりに攻撃動作も遅い。
忌血族のクールな姉>「私の名前は彩でおなじみ元祖ヒロイン復活」
◆彩(あや) CV:甲斐田裕子
忌血族の数少ない生き残りにしてシリーズの元祖ヒロイン。
剣術の達人であり、かつては暗殺を生業として生きてきたが今は屍霊討伐を行動の第一としている。
前作では、カルミラの企みにより世界中で発生しているゾンビの群れを率いる中心人物として吸血族の神楽と沙亜也に命を追われる存在だった。
一頃、身を潜めていた彼女が何故、今になって姿を現したのかは謎に包まれている。
一族同士の争いには余り興味はなく、神楽や沙亜也とも積極的に争おうとする意思は無いが降りかかる火の粉はしっかりとはらうタイプの性格で、今作では屍霊を発生させている犯人を見つける為に行動する。
ウィットに富んだ発言と軽いノリで過ごしているが、その裏で冷徹さも併せ持っている。
■使用武器
○昂龍&狂虎 (ダブルソード)
剣術の達人のみが使いこなせる日本刀。赤色の柄が昴龍、黄色の柄が狂虎。名のある刀匠によるものか否かは不明。
○ナイフ (飛び道具)
いわゆる投げナイフ。攻撃力は低いものの離れた敵を攻撃可能。コンビネーション攻撃の繋ぎ役としても使える。
忌血族のキレる妹>「心の内に狂気を秘めた幼き暗殺者」
◆咲(さき) CV:高森奈緒
彩の腹違いの妹であり、姉と一緒に行動している忌血族の1人。
姉よりも濃い忌血を受け継いでおり、初代ラスボス(シリース1作目「THEお姉チャンバラ」参照)として姉と対峙した過去がある。
屍霊を狩ることに快楽を覚え、未だに殺人や暗殺に抵抗が無いなど、心の奥底に狂気をはらんでいる一方、彩の前では年齢相応のあどけなさを見せることも。
前作では姉と共に、吸血族からの刺客であった神楽と沙亜也から命を狙われる存在だった。
■使用武器
○撲殺 (ナックル)
リーチは短いが強烈な打撃を連続で繰り出すことが可能。文字通りボコボコに撲殺する。
○鴉 (刀)
小柄な咲が好んで使う刀身の長い大太刀。背中に隠しつつリーチのある攻撃を繰り出す。
【忌血族と吸血族】
古来より争いを続けてきた「忌血族」と「吸血族」。体内の血を独自に進化させた忌血族と、他者の血を取り込み進化してきた吸血族は、時の流れにつれ数を減らし、共に衰退していった。忌血族の長、カルミラの死亡により、この抗争に転機が訪れるように見えたが、新たなる黒幕の出現により、状況は混沌へと向かう。
◆カルミラ(前作で死亡)
吸血族の長。神楽と沙亜也の父親は忌血族と契った罪でカルミラに処刑されている。カルミラは神楽と沙亜也の潜在能力に目をつけ自身の精鋭として育て上げた。神楽と沙亜也に、世界平和のためと彩咲姉妹の抹殺を命じたが、あわよくば相打ちを期待してのことであり、4人が戦う最中、ミサイル攻撃を命じて彩咲共々抹殺しようとする。真実を知った神楽、沙亜也に討たれ死亡。前作のラスボス。
◆エヴァンジュ
強力な力を持つ忌血族の1人。忌血族と吸血族の対立をあおり、カルミラ(前作登場)を狂わせた真の黒幕。忌血族の生き残りも手なずけているほか、精鋭ゾンビ軍団による最強部隊を作っているとの噂があるが、その目的は不明。崩壊していくブラン城の玉座(本来はカルミラの玉座)に座る姿を彩が目撃する。
◆鉄仮面の女(ミーシャ)
忌血族の1人でエヴァンジュの側近の大剣使い。忌血族であることまではわかっているが、それ以外の素性は不明。記憶喪失の状態であるようだが、過去の因縁か執拗に彩と咲の命を狙う。ブラン城にエヴァンジュと共に現われ、戦いに乱入。床を崩壊させて、姉妹を城の地底奥深くへと突き落とした。
■新しくなったゲームシステム
「お姉チャンバラZ2」にはいくいつかの新しいバトルシステムが搭載され、これまでのシステムもさらなる進化を遂げています。その一部分を紹介します。
◆新システム「クロスマージコンビネーション」
これまで同様に2人のキャラクターを戦闘の局面によって切り替え(交代し)戦闘を行なうだけでなく、局面によって「Z2」では複数キャラクターが同時に戦闘を行なうことが可能。プレイアブルキャラクターの動作に連携するように、もう1人のキャラクターが援護攻撃を行なう。1プレイヤーゲームでありながら、まるで仲間のキャラクターと意思疎通しているかのような複数キャラでのプレイが可能となった。操作次第では連携攻撃も可能だ。
◆進化したシステム「QTK(クイックタイムキル)」
特定の大型の敵(中ボス、大ボス)に対してのみ使用する特殊攻撃「QTK」が進化しました。敵の体力が残りわずかになると攻撃ガイドが表示されるのはこれまでと同様ですが、PS4 のタッチパネルを用いた直感的な操作となり、またフィニッシュは複数キャラクターによる連携攻撃へと進化しました。
◆新要素「デア・ドライブ」が全ての戦闘力を開放する。
ブラン城の地下へと落ちた2組の姉妹は、神楽と彩、そして沙亜也と咲の2人ずつとなり離れ離れになってしまった。
もともと対立関係にあった神楽と彩の二人、仲良く共闘するわけもなく当然いがみ合う。その隙を突いて攻撃された神楽は大ダメージを負ってしまった。
吸血族の神楽に仕方なく自分の血を吸わせる彩・・・。しかし、濃い忌血を大量に吸った神楽の体に突然異変が襲ったのだ。
そして真の姿が現われる。
いったいどうなった神楽?
続報を待て!!
オマケ情報:今作で鉤爪と鉄球の 2 人組女子高生ゾンビが久々の復活です。因みに鉤爪の娘が杏(あんず)という名前で鉄球を振り回す娘がさやかという名前です。さやかさんはユーザーの間で通称“てっきゅん”と呼ばれています。よく見るとなかなかカワイイですよ。