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キュートな紙細工キャラクターが大活躍するアドベンチャー,「Tearaway Unfolded」のプレイレポートをお届け
「Media Molecule」公式サイト
PS Vita向けにリリースされて世界的に高い評価を得た「Tearaway 〜はがれた世界の大冒険〜」(2013年)に続く第2弾となる本作は,紙でできたやんちゃそうな女の子,Atoiを主人公にしたPlayStation 4専用タイトルだ。
展示されていたデモでは,暴れん坊のカラスから避難したペーパークラフトの世界の住人達が,「Barn」と呼ばれる森の住人の住処(らしき場所)に避難しているという設定になっており,Atoiが目的地を目指して上に進んでいくというミッションが楽しめた。
「Tearaway Unfolded」の特徴は,プレイヤーがコントローラのタッチパッドをスワイプすることで,さまざまなアクションが可能になっているところだ。今回紹介されていたのは,木の実などを投げつけて動かせるフリックスイッチと,プレイヤーやオブジェクトをハイジャンプさせるドラムスキンの2種類だった。
シーソーのように中央を基点して2つの羽根がつながったフリックスイッチの場合,片方にAtoiが乗り,もう片方に重い石を投げつけることでAtoiが飛び上る。面白いのは,コントローラを傾けることでAtoiが画面に正対し,拾ったドングリをプレイヤーに投げ渡すところで,プレイヤーはこのドングリをもう一方の羽根に投げつけ,その力を利用してAtoiがジャンプするのだ。
ドラムスキンはトランポリンのようなもので,カラス達が上から落としてくるミニキャベツなどを,このドラムスキンを使ってうまく違う方向に飛ばしつつ,そのスキにAtoiを移動させるといったことができる。
PlayStation 4向けということでグラフィックスも進化し,映像作家出身のレックス・クロウル(Rex Clowle)氏が描き出したキュートでポップなペーパーワールドもさらに面白くなり,子供から大人まで楽しめるゲームになっている。「隠し部屋」といったシークレットもふんだんに盛り込まれており,前作同様,プレイした人の心を離さないアドベンチャーとして注目したい。
- 関連タイトル:
Tearaway PlayStation 4
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