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X JAPANのToshlさんがゲームサウンドを制作!? フジテレビが4月1日付けで設立する「フジゲームス」記者発表会をレポート
会場では,フジゲームスの概要と事業戦略のほか,「Ingress」(iOS / Android)を運営するNianticへの資本参加や,4月から放送予定のe-Sports番組について発表されたので,本稿でレポートしよう。
発表会の冒頭では,フジテレビジョンの常務取締役,大多 亮氏が挨拶を行った。
大多氏は,フジテレビが約6年前からPC/フィーチャーフォン向けゲームに取り組んでおり,2年前にはgumiと共にFuji&gumi Gamesを立ち上げ,「ファントム オブ キル」(iOS / Android)と「誰ガ為のアルケミスト」(iOS / Android)というヒットタイトルを生み出したことを紹介。それを経て「今や機は熟した」と考え,フジゲームスの設立に踏み切ったと,今回の経緯について語った。
続いては,フジテレビジョンの国際開発局長,前川万美子氏が登壇し,2月26日に発表されたNianticへの資本参加についてあらためて説明を行った。フジテレビジョンは今後,Nianticが「Ingress」で培ったノウハウを生かして,番組やイベント,ゲーム制作において協業し,世界のマーケットに向けて展開していくという。
前川氏は,「テレビの未来と新たな可能性を切り開くようなシナジー効果をNianticとともに生み出したい」とコメントし,意気込みを見せていた。
4月23日18:00よりCS放送の新番組として「いいすぽ!」がスタートする。このプレゼンテーションを,番組プロデューサーの門澤晴太氏が行った。番組名から想像できる人もいると思うが,いいすぽ!では,e-Sportsに関係するさまざまなゲームを生放送で紹介していくという。
初回放送は,Twitchの協力を得て「ストリートファイターV」(PC / PS4)のオリジナル大会を開催し,その模様を全世界同時に配信するとのこと。
門澤氏のプレゼンテーション中に,Twitchのジャパン・アカウント・マネージャー,中村鮎葉氏と,同じくTwitchのジャパン・マーケティング・マネージャー,エリック氏及び,番組に出演する予定の女性ストリーマーのOtofuさんがゲストとして登壇し,番組への期待感を表した。
また,いいすぽ!のMCにお笑いタレントのバカリズムさんが起用されたことも発表され,本人が登壇して挨拶を行った。バカリズムさんは,今回のオファーを受けるまでプロゲーマーやe-Sportsといった存在をよく知らなかったそうだが,休日は10時間ほどゲームを遊ぶこともあるという。
合わせて「ゲームがうまい人はもっと評価されるべき。この番組をそのきっかけにしたい」と,番組への意気込みを語っていた。
新番組のプレゼンテーション後は,Fuji&gumi Gamesのプロデューサー,今泉 潤氏が登壇。「ファントム オブ キル」の大型アップデート「プロジェクトZERO」や,1月に配信開始されたばかりの「誰ガ為のアルケミスト」,そして今春にリリース予定の「シノビナイトメア」(iOS / Android)について紹介した。
競馬番組「みんなのKEIBA」と連動したスマホ向け競走馬育成ゲーム「ダービーロード presented by みんなのKEIBA」(iOS / Android)の紹介も行われた。番組やゲームでおなじみの競馬評論家,井崎脩五郎さんと,公式サポーターの足立梨花さんが登壇し,先日実装された「ユーザー対戦」(関連記事)を披露した。
発表会の終盤では,フジテレビジョンのコンテンツ事業局長,山口 真氏が,フジゲームスが設立された経緯をあらためて説明した。
山口氏によると,テレビ番組制作を経てゲームにチャレンジしたいという人材が多いこと,彼らの築いてきた人脈が成果を出していること,そして同社がリリースしてきた各タイトルが,レッドオーシャンと化しているスマートフォン向けゲーム市場で勝ち残れる手応えを感じさせていることが,会社を興す理由になったという。
また,フジゲームスの代表取締役社長に就任する種田慶郎氏もここでスピーチを行った。種田氏は,フジゲームスを,垂直統合型の大きな組織ではなく,ほかのゲーム企業やクリエイターと協力して,新たなキャラクターやストーリーを創出していく存在であると表現した。
Toshlさんは,今回の就任について「僕も世界にチャレンジしている身ですので,日本のゲームカルチャーを世界の皆さんに届ける仕事を一生懸命やっていきたいです」「世界のゲームショーやJAPAN EXPOのようなイベントでは,音楽以上にゲームが盛り上がっています。それを見て,日本のゲームは世界中から期待されているんだなと感じていました。今回,ゲームの分野にチャレンジできることで,すごくワクワクした気持ちです」と心境をコメント。
なお,サウンドプロデューサーとしての初仕事は,フジゲームスのサウンドロゴ制作になるという。
最後にToshlさんは「さまざまな人がゲームに没頭できるようなサウンド制作に挑戦していきます」と今後の意気込みを語り,発表会を締めくくった。
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