パッケージ
憂世ノ浪士公式サイトへ
読者の評価
45
投稿数:1
レビューを投稿する
準備中
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

憂世ノ浪士

憂世ノ浪士
公式サイト http://www.spike-chunsoft.co.jp/ukiyo/
発売元・開発元
発売日 2015/02/11
価格 5800円(税別)
ジャンル
レーティング
備考
その他
  • RSS
  • レビューを投稿する
  • このページのURL:
このゲームの読者の評価
45
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
  • 前のページ前のページ
  • Pages: 1
  • 一回きりのゲーム 45
    • 投稿者:panda(男性/20代)
    • 投稿日:2015/03/05
    良い点
    ・とくに不満の無い出来のグラフィック
    ・それなりに良くできた戦闘モーション
    悪い点
    ・中〜終盤の戦闘バランス
    ・口入屋(クエスト的なもの)の内容
    ・装備
    ・武器の強化に伴う素材稼ぎ周りの仕様
    総評
    期待はしていませんでしたが、期待外れでした。


     序盤の戦闘はチュートリアルです。
     
     雑誌などで紹介されている要素は一話の終わりごろに解放され、それまではさしてかっこよくもないもっさりした挙動の攻撃を繰り返してどうにかし続けます。
    「イザ、ボス戦!」となっても、突然追加された判定のシビアなカウンター技を駆使しなければ苦しい戦いになります(難易度ふつう)
     こちらはゲージが貯まるまでなかなか使えない必殺技を、相手はホイホイと連発するので、前述のカウンター技で必死に使いこなさなくてはならないのです。

     同時に沸く雑魚は無限に補充。今後のボス戦も基本二人以上の雑魚が常駐する中での戦いとなります。
     当然、話が進むほどに(町に出現するもの含む)雑魚たちも強化されます。
     対多数用のシステムが追加されるまではつらい戦いとなることでしょう。
     追加されるそのシステムにしても、フィーバー状態(?)で使用しなければロクな性能ではありません。フィーバー状態になるには敵の攻撃をかわしながらコンボを重ねる必要がありますが、当然囲まれでもしたら溜めるのは難しくなります。

    タコ殴りが始まったらvitaを手放して、ゲームオーバーを待ちましょう。


     さて、話題を変えてクエストの事ですが。

     なんというか、腑に落ちない内容ばかりです。
     さして面白くもない話と、要領を得ない流れ。明らかな逆恨みの暗殺代行や、意味不明なことを言われて突然の戦闘。
     事が済んでもなんのイベントもなく、お金をもらってハイ終了。
     
     ご老人に食べてみたいと言われてフグを届けに行くクエストでは、最初に指定されたところに行くとそれだけでフグを渡したことになり、「腕がしびれてきた」という依頼主を放置して報酬をもらって終わり……。なんだこれ。

     
     装備にも不満。

     豊富な衣装がこのゲームの売りになっているところもありますが、その衣装には様々な特殊効果がついていて、強くなるには必然的に自由な衣装が選べなくなります。
     衣装は上下セット。内容は基本的なものばかりで、奇抜さを狙ってもあまり面白くはありません。
     最終的にはフンドシ一丁に落ち着くことでしょう。


     そういえば、上で戦闘バランスの話を少ししましたが、そのことに関して。

     話が進むごとに町にいる雑魚も強くなり、そいつらの持っている武器を奪って分解するのが武器の強化生産素材を手に入れる、もっとも手っ取り早い方法です。
     しかし、この方法をすると、ある問題が発生します。

     それは、町の評判です。
     岡っ引きや同心、藩士などを殺害して武器を奪っていくと、どんどん評判が下がり、評判が低いと、岡っ引きなどと遭遇したときに、問答無用で戦闘になります。
     逮捕などというものはなく、容赦なくぶっ殺しに来ます。
     上述のとおり、終盤では雑魚もそれなりの強さとなり、町を歩くだけでゲームオーバーと隣り合わせの状態となるわけです。

     しかし、ボスとある程度安心して戦うには、常に愛用の武器の強化レベルはその話中での最大にしておくのがセオリ−。
     ボスに殺されにくくするために、雑魚に殺されるリスクを負わねばならぬのです。

     さらにやられてリトライしても、リトライ前に使用したアイテムは戻ってこず、全域オートセーブの本作では、かなり前まで戻されることもあります。

     徹底したストレス仕様ですね。



     ただ、戦闘モーションそのものは悪くないです。
     カブキチャンバラを自称するだけあって、キビキビとしたコンボの挙動は十分に評価できます。
     ところどころ(必殺技のフィニッシュなど)の浮世絵演出の挿入はとても良い出来です。
     とても“らしい”演出と言えるでしょう。


     まとめると、
    ・戦闘のバランスやシステム周りが酷い。
    ・クエストの話が酷い
    ・ただ、動きそのものは悪くない。
     の、三点となります。

    端々の演出には評価できるところが多いので、幕末の雰囲気はどーでもいいけど、参考になるアクションが見たい、という方にお勧めです。

    書きたい不満はまだまだありますがね。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 2 2 2
  • 前のページ前のページ
  • Pages: 1
レビューを投稿する

4Gamer読者レビューは,皆さんがプレイしたゲームを評価するという読者参加型のコンテンツです。投稿されたレビューは,4Gamer.netに掲載されるほか,「読者の皆さんの評価」である「GameScore」の算出に利用されます。

レビューを投稿する
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:11月23日〜11月24日