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360Hz表示が可能なIPS系液晶ディスプレイ「LCD-GC251RXAB」がIOデータから6月上旬に発売
本製品は,IOデータが東京ゲームショウ2022で参考出展していた製品で,IPS方式の一種であるAHVA方式の液晶パネルを採用する製品だ。最大360Hzの高速表示に加えて,黒フレームの挿入による残像感低減機能「Clear AIM」を採用することで,高速表示時の視認性を高めているのも見どころと言えよう。
なお,360Hz表示はPCとDisplayPort,またはDisplayPort Alternate Mode対応のUSB Type-Cポート経由で接続した場合に限られる。HDMI接続の場合は,最大240Hz表示になるそうだ。
ディスプレイ同期技術は,VESAの規格である「Adaptive-Sync」に対応する。開発時点では,NVIDIA独自のディスプレイ同期技術「G-SYNC Compatible Monitors」の認証も取得したいとのことだったが,間に合わなかったのか本製品では対応していない。
競技シーンを目指すeスポーツゲーマーなら,響くところのある製品ではないだろうか。
●LCD-GC251RXABの主なスペック
- パネル:24.5インチ,AHVA方式
- バックライト:LED,フリッカーフリー
- パネル解像度:1920×1080ドット
- 最大垂直リフレッシュレート:360Hz
- ディスプレイ同期技術:Adaptive-Sync対応
- HDR対応:DisplayHDR 400
- 輝度(通常):400cd/m2
- 表示色:約1677万色
- コントラスト比:1000:1
- 視野角:上下左右178度
- 中間調(Gray to Gray)応答速度:0.2ms(360Hz,Clear AIM レベル3,オーバードライブレベル3時)
- 内部フレーム遅延:未公開
- ビデオ入力インタフェース:DisplayPort×1,USB Type-C×1,HDMI×2(いずれもバージョン未公開)
- そのほかの接続インタフェース:USB 2.0 Type-A×2,4極3.5mmミニピンヘッドセット端子,3.5mmミニピンサウンド出力
- USBハブ機能:対応
- スピーカー:ステレオスピーカー搭載(2W+2W)
- チルト(上下回転):−5〜+20度
- スイーベル(左右回転):左右45度
- ピボット(縦回転):左右90度
- 高さ調整:上下150mm
- VESAマウント:100×100mm
- 公称消費電力:52(最大),22.6W(標準),0.3W(待期時)
- 公称本体サイズ:557(W)×227(D)×455〜549(H)mm(※スタンド含む)
- 公称本体重量:約4.5kg(※スタンド含む)
[TGS2022]IOデータがリフレッシュレート360Hz対応の液晶ディスプレイを出展。滑らかさの違いを動画で確認してみた
TGS 2022に出展中のアイ・オー・データ機器は,同社初となる垂直最大リフレッシュレート360Hzに対応した24.5インチ液晶ディスプレイを出展している。2023年度中の発売を目指して開発中という新ディスプレイで,360Hz表示の滑らかな映像を動画で撮影してみた。
アイ・オー・データ機器のLCD-GC251RXAB製品情報ページ
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