ムービー
食パンを主人公にした「I am Bread」のアーリーアクセスが,2014年12月3日にスタート
「I am Bread」公式サイト
タイトルどおり,主人公はただの食パンで,自分で自分をこんがりと焼くための旅に出るというものだ。物理効果をシミュレートしており,椅子を倒したりして移動できるが,「Surgeon Simulator」や「Octodad」などを思わせる,「理不尽」とさえいえそうなほど難しい操作性が特徴で,食パンの移動さえままならないまま,否応なしに周囲のオブジェクトを破壊してしまったりするようだ。
ちなみにトースターだけでなく,オーブンやヘアードライヤー,果ては打ち上げ花火まで,自分を焼くための手段はいろいろと用意されているという。
公開されたトレイラーは実際のゲームプレイを紹介するもので,一斤の食パンから主人公をスライスするところから始まり,ジャムを塗ったりチーズをトッピングしつつ,キッチンを離れてリビングやバスルームなどを探索している姿がうかがえる。
達成時間を競うタイムトライアルのようだが,ムービーを見る限り,パンの四隅を別々に動かしながら,いろいろなとこにしがみついて移動するという,操作の悪戦苦闘を楽しむタイプのゲームになりそうだ。
すでにSteamの専用ページも立ち上がっている「I am Bread」だが,価格は今のことろ発表されていない。石や植物など,どこまで本気か分からないようなテーマを持ったゲームが,欧米のインディーズゲームシーンから次々と発表されている印象だが,食パンになって家中を暴れまわりたいという願望を持つゲーマーにどれだけ応えてくれるのか,リリースを楽しみにしたい。
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