インタビュー
「Weapons of Mythology 〜NEW AGE〜」,多面的で人間らしい美少女ガイド「宇早紀」のCV清都ありささんに話を聞いてみた
その最大の特徴はスキルが込められた武器「レリック」による幅広いキャラクター育成で,攻撃に優れた「ウォーリア」に回復スキルのレリックを持たせることにより,回復系ウォーリアを作ったりもできるのだ。
そんなWeapons of MythologyをPS4で展開するに当たって,これまでMMORPGをプレイしたことのない人に対するガイドキャラクターが追加されている。その「宇早紀(ウサギ)」役を演じることになった,声優の清都ありささんにインタビューする機会が得られたので,役にかける思いや見どころなどを聞いてみた。
■『Weapons of Mythology 〜NEW AGE〜』 の世界と 特徴
オリエンタルな世界で繰り広げられる王道ファンタジー。プレイヤーは混沌とした世界に
秩序をもたらすべく、さまざまなミッションを仲間とともに乗り越え、成長していきます。
最大の特徴は固有のスキルを持つ「レリック 」を装備することにより、 どの職業でも自由にスキルを使用することができるレリック システムです。
回復のできるウォーリア、範囲攻撃を操るプリースト、 防御力を高めたアーチャーなど、 プレイスタイルや場面に合わせていつでもカスタマイズできます。
その他、 集めきれないほどの、大地を駆け空を舞う 「乗物」 、 かわいい「ペット 」 もキャラクターカスタマイズの楽しみのひとつです。
また、 MMORPG の醍醐味であるギルドやフレンド機能はもちろん、 PVP も様々なスタイ
ルでお楽しみいただけます。
PlayStation 4 によって、 より進化した美しい冒険の世界へ旅立ちましょう !
4Gamer:
本日はよろしくお願いします。まずはゲームの顔ともいえる「宇早紀」役に決定したときの感想を教えてください。
清都ありささん(以下,清都さん):
4Gamer:
今回演じられる「宇早紀」はどんなキャラクターなんでしょう。
清都さん:
宇早紀はクルクルと変わる表情や感情など,人としての魅力があるキャラクターです。明るくて凄く自由奔放な女の子なんですが,芯が通っていて,意外とシッカリしたことを考えていたりもします。明るいときもあれば,不機嫌なときには辛辣な言葉も出てしまうというように,凄く人間らしいところのある女の子です。多面的な部分を表現するよう演じさせていただきましたので,明るいときと不機嫌なときの落差にも注目してください。
4Gamer:
清都さん:
演じさせてもらったうえでは,全部が楽しかったんですよね。ちょっと難しかったのは,不機嫌なときなどにイヤミな感じになりすぎないようにするところでした。きつい演技をし過ぎるとワガママな側面が際立ってしまいますし,そうすると,愛される部分を一杯持ってる子なのに,プレイヤーさんから嫌われてしまう……。プレイヤーさんに愛情を持ちつつも,辛辣な言葉を言ってしまうというバランスには苦労しました。
4Gamer:
演技が凄すぎて本当に嫌われてしまうと本末転倒ですしね。
清都さん:
かといって,明るければ明るいほどいいというわけでもないんですよね。“明るい”と“うるさい”は違いますから,一緒にいるプレイヤーさんに「うるさい」と思わせてしまわないよう,いきすぎないように考えてはいました。
4Gamer:
収録の際に,制作サイドからはどんなオファーがありましたか?
清都さん:
4Gamer:
キャラクターと声優が互いに影響を与えあって変化していくわけですね。
清都さん:
宇早紀はプレイヤーさんとの関わりでも変化していきます。「親密度」が4段階あって,話し方などもそれぞれに違うんですよ。低いほうの3・4段階めなんかは凄く人間的ですね。ここまで人間味が出るキャラクターもあまりいないんじゃないかと思います。
4Gamer:
清都さんファンの中には,ご褒美としてきつい言葉を掛けられたいという人もいると思いますが。
清都さん:
ご褒美ですか(笑)!?……そうなんですね。そういう意味では,低いほうがオススメかもしれませんね(笑)。
4Gamer:
宇早紀役を演じたうえで,一番心に残ったセリフはどれですか?
清都さん:
「目で見るだけじゃなくて,耳をすませて」というセリフですね。宇早紀という人の感じ方が分かった言葉で,日常生活にも当てはまる言葉じゃないでしょうか。このセリフも親密度によって言い方が変わりますよ。
4Gamer:
清都さんはいろいろなアニメやゲームに出演されていますが,アフレコにおける両者の違いなどはありますか?
清都さん:
アニメは画面がある状態で収録するので,話をする相手との距離感などを理解したうえで表現できます。また,決められた尺(セリフの長さ)に合わせて演技する必要があるんです。ゲームのアフレコだとこれが逆で,尺が決められていないので,より自由に表現できる半面,画面がないので相手との距離感が分からなかったりする難しさがあります。
4Gamer:
ゲームのアフレコだと,同じセリフが演じ方によって長くなったり短くなったりといったことがあるわけですね。
清都さん:
キャラクター同士の距離感にしても,3Dモデルのキャラクターが会話するものと,2Dの一枚絵が出てくるものでは違うわけですし。
4Gamer:
では,アニメとゲームのアフレコではどちらがやりやすいですか?
清都さん:
そうですね……どっちも難しいです(笑)。でも,今回の収録は凄くスムーズに進みましたね。
4Gamer:
清都さんご自身はゲームなど遊ばれますか?
清都さん:
やります!ゲームは好きですね(笑)。RPGもやりますし,乙女がやるような恋愛シミュレーションもしますし。最近は移動中に遊べるスマートフォンのアプリを遊んでます。積み上げる感じのパズルや,某国民的大作RPGの復刻版まで,ジャンルはまちまちですね。
4Gamer:
結構,いろいろなジャンルを遊ばれているんですね。
清都さん:
そうですね。一度のめり込むと長いんですよね。いろいろなものを押しのけてゲームをします(笑)。RPGだと,1周めはとにかくクリアして,2周め以降からサブイベントや武器の限界突破とかのやり込みをしていく感じで,プレイ時間が数百時間になったりもして。
4Gamer:
では,ご自身が出演されている「Weapons of Mythology 〜NEW AGE〜」はどうでしょうか。
清都さん:
やり込み要素が多いのでハマってひたすら遊んじゃいそうで……ちょっと怖いですね(笑)。
4Gamer:
では,3月25日の配信日からプレイされる感じなんですね。
清都さん:
4Gamer:
アバターの着替えやいろいろなペットも特徴ですが,まずはレリックに食いつくあたり,さすがのやり込み派ですね。
清都さん:
着替えも確かに楽しそうなんですが,レリックでいろんなスキルを習得できるのが魅力ですね。剣で戦うだけでなくて魔法を使ったりというのが最高じゃないですか(笑)! 普段RPGを遊ぶときは攻撃系の職業が好きで,攻撃力に特化するような感じなんですが,このゲームではいろいろなところに手を出してみたいです。私生活では,キャパシティがないこともあって一つのことに集中したいタイプなので,そこは逆ですね。
4Gamer:
清都さん:
ファンの皆様,清都です。今回はやらせてもらった宇早紀ちゃんは,すごく多面的で人間的にも素敵なキャラクターです。親密度による演じ分けに注目して遊んでいただければと思います。ゲームに実装されるかは分からないんですが,遊び心のあるいろいろなセリフを収録しましたし。
これからゲームを遊ぼうかなと思っている方にとっても,すごく取っつきやすいゲームになっています。宇早紀ちゃんはチュートリアルでゲームのやり方を教えてくれるんですが,すごく丁寧で分かりやすいものになっています。また,説明しているだけで凄くワクワクする要素がたくさんでしたので,宇早紀ちゃんと一緒にたくさん遊んでいただければと思います。
4Gamer:
本日はありがとうございました。
「Weapons of Mythology 〜NEW AGE〜」公式サイト
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