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「ストリートファイターV」の公式世界大会「Capcom Cup 2017」本戦が開幕。最終日に進出する8人が決定した2日目Twitterまとめ
大会は,Capcom Pro Tour認定大会の成績から選出された31人のプレイヤーに,昨日開催された最終予選「Last Chance Qualifier」で最後の切符を手に入れたネモ選手を加えた32人によるダブルエリミネーション方式のトーナメントで実施され,本日(北米時間の2017年12月9日)は,32人から最終日に進出する8人までを決定する。
なお,大会の模様はTwitchのCapcom Fightersチャンネルで配信中となっている。本稿では,Twitterの@4GamerLiveでお届けしている現地レポートまとめを,随時追加していく。
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Capcom Pro Tour 公式サイト
@4GamreLive現地レポートまとめ
- 皆さんおはようございます。現地時間11:20,ストVシーズン2の王座と優勝賞金25万ドル(約2800万円)を賭けたCapcom Cup 2017がいよいよ始まろうとしています。
- TOP8を選出する本日は2台進行となり,トーナメントその1の16名の対戦がメインステージ(http://www.twitch.tv/capcomfighters),その2の16名がサブステージ(http://www.twitch.tv/capcomfighters2)で行われるとのこと。
- 出番を待つ選手達は皆,控室で体を温めています。
- ブラジル代表の一人,Brolynho選手のネカリと練習中の板橋ザンギエフ選手。曰く「Phenomが後ろからずっと見てくるんだよ」(ちなみに,板橋ザンギエフ選手の初戦の相手はPhenom選手のネカリ)
- 対戦が始まりました! メインはネモ選手 vs. Punk選手,サブはときど選手 vs. Ricki選手の対戦です。
- 大本命Punk選手とLCQから駆け上がってきた日本のネモ選手の豪華過ぎる初戦は,なんとネモ選手が終始圧倒! 3-1でPunk選手をLoser'sへと送り込み,マゴ選手とがっちり握手を交わしていました。
- 格ゲー界のリビングレジェンド・ウメハラ選手とブラジルのBrolynho選手の試合は壮絶な殴り合いに。ウメハラ氏曰く「立ち回りで戦ってこない」というBrolynho選手の動きに苦戦はしましたが,最後はなんとか抑えて勝利。次の相手はPunk選手を破ったネモ選手です。
- ふ〜ど選手 vs. ももち選手という日本勢同士の初戦では,なんとももち選手の是空が登場! 配信されてからまだ間もないキャラクターというのもあり,七色の攻めでふ〜ど選手を圧倒しました。
- 全米最強バイソン使いSmug選手に対し,ボンちゃん選手は練習してきたかりんを選択。EXダッシュストレートからの攻めにもしっかり対策し,見事勝利を収めました。「ナッシュだったら好き放題やられてただろうけど,かりんならいけますよ」とのこと。
- シンガポールのXian選手とドミニカの17歳MenaRD選手の試合は,予想どおりドミニカ応援団が大ハッスル。試合内容も一進一退の手に汗握る展開になりましたが,最後はブルリベンジャーで飛ばせてCAで落とす攻めが炸裂し,MenaRD選手が勝利を果たしました。
- サブステージから見えるメインステージのスクリーンに向かい,Xian選手を応援する関西勢の面々。
- TOP32における注目の一戦──元関西勢同士のハイタニ選手vs.sako選手の試合がスタート。天破対空で巧みにダメージを稼ぐsako選手に対し,類まれな勝負勘で攻めを通すハイタニ選手でしたが,最後はsako選手に軍配。ハイタニ選手はLoser'sから再起を目指します。
- CPT後半戦で大躍進を遂げたどぐら選手の相手は,これまた11月に行われたRed Bull Tower of Prideでその実力を見せつけたフランス代表・Luffy選手。この試合では,Luffy選手が凄まじい攻めの切れ味を見せつけ,どぐら選手をLoser'sに叩き落としました。
- 1回戦最後の試合は,EVO2017 4位入賞の板橋ザンギエフ選手vs.ノルウェーの若き強豪Phenom選手。Phenom選手はうまく切り返して立ち回るも,それを上回る攻めで板橋ザンギエフ選手が勝利。試合中は相変わらず「まぁいいでしょう!」とか色々つぶやいていました。
- 初戦のほとんどを日本勢が勝利したため,Winner'sの2回戦からは日本勢同士の試合が続きます。EVO覇者・ときど選手と,広島が育てた屈指のラシード使いガチくん選手の組み合わせは,ガチくん選手の攻めをうまく凌いだときど選手が勝利。
- 続いてはボンちゃん選手 vs. ももち選手。ももち選手はここでも是空を出しましたが,ボンちゃん選手のかりんがこれを粉砕。続いてはなんとももちベガが登場! しかしボンちゃん選手はこれも退け,ときど選手の待つ準々決勝へ進出。
- メインステージではネモ選手 vs. ウメハラ選手という超豪華なカードも。ネモ選手曰く「ウメハラさんには普段かなりやられている」とのことでしたが,まさにその普段の戦いぶりが分かるような試合でウメハラ選手が3連勝。ネモ選手はLoser'sへ回ります。
- 小野プロデューサーにサインを求めるロックマン登場。観客のほうもかなり気合いが入っているようです。
- かずのこ選手とMenaRD選手の試合では,MenaRD選手が序盤から圧倒。かずのこ選手も2試合取られたあとから盛り返しますが,MenaRD選手の勢いは衰えず。かずのこ選手はLoser'sへ回ります。3枚目はドミニカ応援団と日本勢。
- ゆかどん選手とアメリカ屈指のザンギエフ使いSnake Eyez選手の試合は,もはや完全試合といっても良いようなプレイでゆかどん選手が勝利。
- マゴ選手にとっては昨年のリベンジマッチとなるフランスのミカ使い,Luffy選手との一戦。しかしLuffy選手のここぞの二択は鋭く,3-1でLuffy選手が勝利しました。マゴ選手の次なる相手はBrolynho選手か,それともPunk選手になるか?
- Winner's2回戦最終試合。欧州王者Problem X選手はザンギエフと戦いやすいバーディを投入するも,板橋ザンギエフ選手はこれを難なく撃破。3試合目からメインキャラのベガに変え,ギリギリの試合を繰り広げますが,最後に立っていたのは板橋ザンギエフ選手でした。
- ここからLoser'sの試合へ。昨年準優勝のRicki選手は,GO1選手操るメナトの変幻自在な攻めに苦戦。古豪の意地を見せ中盤に盛り返しを見せるも,勝ったのは終始優勢を維持したGO1選手。Ricki選手はここで敗退となりました。
- ふ〜ど選手とSmug選手の試合はお互いに対策を被せ合う一進一退の展開に。マッチポイントまでもつれたこの試合を制したのはふ〜ど選手のミカ。Smug選手はここでトーナメントを去ります。
- ハイタニ選手とJustin Wong選手のLoser'sでの対決は,序盤からJustin選手がリードする展開。試合の内容は負けていないにも関わらず,技が噛み合わず0-2まで押し込まれることに。1試合取り返して挽回を図るも一歩及ばず,ここはJustin選手の勝利となりました。
- ヨーロッパ最強のベガ使い,Problem X選手と日本のGO1選手の試合では,ここまでメナトを使い続けていたGO1選手が春麗を使用。ベガのステップを超反応で止め続けたGO1選手が2連勝するも,ここから驚異の逆襲を見せたProblem X選手が逆3タテを決めました。
- 世界中が注目したPunk選手とマゴ選手のかりん同キャラ戦。内容で負けていなかったマゴ選手だったが,要所でクリティカルアーツを的確にヒットさせていったPunk選手が接戦を制し続け,3連勝で勝利。Loser's3回戦へ駒を進めます。
- かずのこ選手はLoser'sでブラジルのダルシム使いDidimoKOF選手と激突。序盤はかずのこ選手が圧倒するも,DidimoKOF選手はヒット率ほぼ100%のヨガアンビルで対抗し逆転。最後までもつれた勝負に競り勝ったのはDidimoKOF選手。CC2015覇者はここで散りました。
- ふ〜ど選手とsako選手のLoser'sでの日本勢対決。一方がパーフェクト勝ちを取れば,すかさずパーフェクト勝ちで返す白熱した展開でしたが,勝負を制したのはふ〜ど選手。画面端での爆発力で星を逃さず,結果として3-0で次のラウンドにコマを進めました。
- Winner'sとLoser'sの2回戦がすべて終了しTOP16が決定。ここからはすべての試合がメインステージ(http://www.twitch.tv/capcomfighters)で行われます。まずは勝てばTOP8進出が決まるWinner's準々決勝──その初戦はウメハラ選手とドミニカの星・MenaRD選手の対決です。
- ウメハラ選手とMenaRD選手の試合は,お互いの技が当たるたびに声援が飛び交う,会場全体を巻き込んでの応援合戦の様相を呈していました。この試合を制し,TOP8進出を決めたのは,要所でコマンド投げを決めたMenaRD選手。
- 続いては,板橋ザンギエフ選手ともけ選手というベテラン対若手筆頭の組み合わせに。もけ選手曰く,「EVO2017で負けていて,いいイメージが一切ない」とのことでしたが,序盤は優勢に進めて2連勝。しかし,ここから板ザン選手得意の読み合いが炸裂し,まさかの大逆転勝利。会場が揺れました。
- 続いては,ときど選手 vs. ボンちゃん選手。豪鬼の接近を空対空で対処するボンちゃん選手でしたが,ときど選手の攻めは鋭く,先に2勝を果たします。そこで遂にラストナッシュ降臨! しかしときど選手はひるまず,Vリバーサルに瞬獄殺を決める妙手も繰り出し,見事TOP8に進出しました。
- Winner's準々決勝最後の試合は,日本のゆかどん選手と,どぐら選手やマゴ選手を葬ってきたフランスのLuffy選手。この試合ではいぶきのキャラパワーを最大限にまで引き出した素晴らしいプレイの数々で,ゆかどん選手が圧倒。見事3日目への進出を決めました。
- TOP8,Winner's側の組み合わせは, MenaRD選手 vs. 板橋ザンギエフ選手
ときど選手 vs. ゆかどん選手
に決定。このあとは,Loser's側の4人を決める試合が行われます。
- Loser's3回戦がスタート。アメリカの星Punk選手とシンガポールの天才Xian選手の試合は,双方精度の高いプレイが次々と飛び出す濃い内容に。2-2のファイナルラウンドまでもつれましたが,最後はPunk選手の対応が光りました。
- 続いてはCapcom Cup 2014覇者ももち選手とアメリカのララ使い801 Strider選手。ももち選手はケンを選択し,持ち前の対応能力でもって序盤からパーフェクトK.O.を連発。801 Strider選手も踏ん張りますが,やはりももち選手の壁は厚し。
- ふ〜ど選手にとってリベンジマッチとなるイギリスのProblem X選手との試合は,持ち味の粘り腰でProblem X選手が優勢に進める展開に。ふ〜ど選手も耐えますが,最後はEXデビルリバースが炸裂。
- ネモ選手はブラジルのダルシム使い,DidimoKOF選手と激突。序盤はDidimoKOF選手の置き技が刺さりまくり,ネモ選手はあわやというところまで追い詰められました。が,そこからはダルシムでは対処が難しいバイオレンスニードロップで攻めまくり,エイジス絡みのコンボを決めて大逆転。
- Loser'sでのTOP8進出を決める4試合がスタート。日本の若手もけ選手とアメリカ最後の星Punk選手の試合は手に汗握るシーソーゲームとなるも,最後はもけ選手のEXスピニングミキサーが炸裂! Punk選手を下し,見事TOP8入りを決めました。
- 次は,格ゲー界の生ける伝説ウメハラ選手と天才ももち選手が激突。ケンを選択したももち選手は針穴を通すような攻めで喰らいつくも,ウメハラ選手の守りは堅く,最後は伝統的な"とりかご"で勝利。日本勢5人目となるTOP8入りを決めました。
- 続いてはLuffy選手とProblem X選手のヨーロッパ勢同士の対決に。この試合では,ふ〜ど選手をも下したミカ対策を存分に見せ付けたProblem X選手がLuffy選手を圧倒。唯一となる欧州勢TOP8入りを達成しました。
- 本日最後の試合は,Punk選手を下したネモ選手と,Punk選手の憧れのプレイヤーであるボンちゃん選手という組み合わせ。この試合はボンちゃん選手のディフェンスを読み切った強気の歩き〜投げなど,ネモ選手らしい攻めが機能して3連勝。LCQからTOP8入りを果たす快挙を達成しました。
- Capcom Cup 2017,2日目が終了しました。 明日のFINALSは,日本時間の7:45スタートです。
【Winner's】
MenaRD選手 vs. 板橋ザンギエフ選手
ときど選手 vs. ゆかどん選手
【Loser's】
もけ選手 vs. ウメハラ選手
Problem選手 X vs. ネモ選手
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