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【PR】意外と手強い「しんけん!!」はどうプレイすればいいのか? 開発スタッフが教える序盤のコツと今後の展開
個性的で可愛い真剣少女達だけでなく,攻略やゲーム性でも注目される作品だが,調整には少し手間取っているようだ。2015年4月23日の正式サービス開始から1か月ほどの間に,ゲーム内では細かい修正(不具合修正を含めた臨時メンテナンスは5月だけで十数回)が行われ,そのおかげかサービス開始直後と比べると格段に遊びやすくなっている印象だ。また,「虚島上陸作戦」という本作初のゲーム内イベントも行われ,少しずつほかのDMMのブラウザゲームとは違った路線を歩み始めていることがうかがえる。
本作の基本的なゲームシステムについては,こちらのプレイレポートを参照してもらうとして,今回は具体的なゲームの進め方を紹介してみたい。現状ではほかのプレイヤーと対戦する要素がないので自分のペースで進められるタイトルだが,ほんの少しプレイのコツを覚えることで格段に効率が上がり,なにより毎日のプレイサイクルが楽しくなってくるのだ。
また,開発/運営チームのキーマンへの簡単なインタビューも行うことができたので,その様子も掲載しておこう。今後どんな要素が追加されるのかを想像しながら読み進めてもらいたい。
「使命」をクリアすることを目標に毎日継続してプレイしよう
しんけん!!において,プレイヤーの最大の楽しみとなるのは,なんといっても真剣少女達を集めることと,気に入った真剣少女を育成していくことだ。
真剣少女の収集は,基本的に「鍛刀」を通じて行うが,レアな真剣少女を仲間に加えるには,良質な「魂鋼」が必要不可欠である。
手っ取り早く課金をして買ってしまうのも手だが,まったりプレイするなら毎日ログインして出席ボーナスで集めるのもいい。数は少ないが,毎日更新される「使命」の中の“今日(今週)の目標”をマメに達成していけば,いつの間にかまとまった数の素材になっているはずだ。また,使命の中には鍛刀を行う必要のあるものもあるので,自然と真剣少女の数が増えていくのもポイントだ。
ゲームを始めたら,まずは真剣少女をできるだけ多く確保すること。資源や特殊なアイテムを入手するために町内の任務を行う必要があるのだが,町内の任務を行っている真剣少女は一定時間拘束されてしまい,討伐などに出せなくなってしまうからだ。町内任務や屋敷任務には1,2人ずつが必要になり,初期状態でも20個以上の任務があり,討伐に最大5人と考えると,36人の所期枠いっぱいを使っても足りない。
同じキャラクターがかぶってしまっても問題ないので,最低限の素材で鍛刀をして,とにかく数を揃えよう。また,屋敷レベルを上げることで人数枠を増やせるので,そちらも意識しておこう。
早い段階から真剣少女達の本格的な育成が行える
真剣少女の育成は,「討伐」に参加させて経験値を稼いでいく。レベリングに向いている討伐マップもいくつか存在しているが,最初のうちは真金神社の3番めのマップ「真剣少女出陣!その3」(1-3)を周回するのがオススメだ。
1-3での敵の攻撃は3波まであり,最後だけやや強い“一本踏鞴”が出現するが,これは1体だけなので仮に討ちもらしても,2波まですべての敵を倒していればクリア可能だ。ある程度強い真剣少女を,開幕で縦のラインをふさぐように2人ほど配置しておけば,あとは倍速ボタンを押して見ているだけで経験値が稼げる。
人数が増えても入手経験値が減ることはないが,実際に配置しなかった真剣少女は獲得経験値が減ってしまう。これを防ぐため,最初に配置する真剣少女以外をリーダーもしくは「後方支援」に設定しておくといいだろう。「試斬」の段位を上げて,奥義を修得しているキャラクターは,後方支援の設定ができるのだ。リーダーにはリーダーボーナス,後方支援は配置することができなくなる代わりに通常通りの獲得経験値を手に入れられる。
さらにいうと,後方支援キャラで奥義を使っておくと,クリア時に“奥義手当て”がもらえてさらにお得だ。
しんけん!!では,キャラクターの錬度(レベル)が,強さに対して大きなウェイトを占めるため,早い段階で縦2列をフォローできる脇差か太刀を何人か育てておくと,育成にもマップ攻略にも使えて便利だ。
本当に育成したい真剣少女が手に入るかどうかはさておき,後方支援を活用すれば比較的安全にキャラクターの育成を開始できることが分かってもらえただろうか。本作には,難度の高いマップを一つずつ攻略していくことや,期間限定イベントで育てた真剣少女達の実力を試すといった楽しみもあるが,ベースとなるのはやはりキャラクターの収集と育成である。ブラウザゲームとしては要素が多く複雑なゲームではあるが,最初にすべての要素を把握しようとせず,気軽にキャラクターを育成することから始めてみてはいかがだろうか。
しんけん!!のキーマンへの一問一答。これからも魅力的な真剣少女達が追加される
4Gamer:
サービスインから1か月ほどが経過しました。現在の率直な感想をお聞かせください。
開発担当 大橋 敏氏(以下,大橋氏):
とてもたくさんの方に「しんけん!!」をプレイしていただき,また多くのご意見やご感想,時にはお叱りのお言葉もいただき大変ありがたく思っています。自分達の作ったオンラインゲームに対してすぐにネット上で反応をいただけるのは,いろいろな意味で勉強にもなりますし,自分達の未熟さを痛感する事も多々ありますが,まだ1か月なのでこれからが本番と肝に銘じております。
4Gamer:
しんけん!!の魅力はいろいろあると思いますが,プレイヤーに評価されている部分はどこでしょうか。
大橋氏:
やはりキャラクターの魅力が大きいのではないかと思っています。SNS上でも,どのキャラが可愛いとか,あのキャラが手に入るまで頑張るとか言っていただけているのを見ると,キャラクター作りに多大な時間と手間をかけてきたことが間違いではなかったと思えます。
4Gamer:
逆にプレイヤーからの要望などから,これから改善していくべきことは見えてきましたか?
大橋氏:
最優先で改善すべき点はローディングの重さです。プレイされる方のインターネット接続環境もいろいろですので,ダウンロードされるゲームデータを大幅に削減して,もっと快適にプレイできるようにすることが最も望まれていると認識しています。
企画担当 カワハラマサル氏(以下,カワハラ氏):
操作性の向上については日々改善案を出して取り組んでいただいています。ほかには真剣少女の数ですね。こちらも次々投入することを目標にイラストやアニメーション制作を進めておりますのでご期待ください。
4Gamer:
本作では,キャラクターの魅力は重要な要素ですが,人気のキャラクターなどあれば教えてください。
大橋氏:
4Gamer:
しんけん!!は,ピコグラフさんのほうから企画を出したという話でしたが,どういったアイデアからスタートした企画だったのでしょうか?
カワハラ氏:
弊社はアニメーションの企画制作会社ということで,2011年くらいからさまざまな企画を用意していました。それらの話の中で「日本刀と女子高生はどうだろうか」という組み合わせを膨らませていったのが企画の始まりです。ピコグラフで制作したOVA「テイルエンダーズ」のときも,アイデアの膨らませ方は一緒で,組み合わせさえ決めればあとはそのモチーフを最大限生かせるような「場所」と「キャラクター」を考えます。今回はゲームのシステム自体に世界観をより濃く出したいという企画の希望から全体像が決まっていきました。企画当初は敵もいない平和な学園モノだったこともあります。
モチーフとしての日本刀は人を殺傷する道具でありながら美術品としても価値がある,つまり「恐ろしさと美しさ」が同居しているところがほかの道具にはない魅力だと思いますし,そのあたりが企画自体のコンセプトでもありますね。
4Gamer:
開発するうえで,とくにこだわったところはありますか?
大橋氏:
討伐(バトル)がゲーム性のメインと考えておりましたので,バトル中に動き回るSDキャラクターの動きにはとても気を使いました。このゲームのクライアントプログラムは,Webブラウザ上のFlash Playerで動作しているのですが,従来のFlashプログラムでは表現できないようなスムーズなアニメーションを実現するために,Flash Playerの持つ3Dを表現する技術を応用して,あえて2Dアニメーションを動かす手法を使っています。
4Gamer:
運営するうえでのポリシーなどがありましたら教えてください。
大橋氏:
オンラインゲームの特性上,プレイされた皆様からのご意見やご希望,バグ報告などが日々「お問い合わせ」フォームから寄せられています。あまりにたくさんのお問い合わせがあるためになかなかすぐにはお答えできませんが,いただいたメッセージにはすべて目を通し,重要な事であればすぐにプログラムを修正して,翌日のメンテナンスで更新させていただいております。プレイしてくださっているプレイヤーの皆様にはたびたびのメンテナンスでご迷惑をおかけすることも多いのですが,「オンラインゲームは生モノ」の感覚で運営にあたらせていただいております。
4Gamer:
大橋氏:
序盤は真剣少女が3人くらいでも結構ですので,討伐で最初のいくつかのステージを繰り返しプレイして,魂鋼や資材のドロップを集めながら経験値を上げてください。魂鋼が集まったら鍛刀により新しい真剣少女を仲間にするのですが,ここで手持ちのキャラクターと重複してしまってもがっかりする必要はありません。同じキャラクターは討伐の編成には組み込めませんが,討伐のかたわらで町内任務や屋敷任務に当てることにより屋敷町を発展させる用途に使えます。討伐と町内・屋敷任務をバランスよく進めることが効率よいレベリングのコツでもあります。ゲームを終えるときには討伐で斬れ味の落ちた真剣少女を研磨に預けてあげるのも忘れないでください。
4Gamer:
オートでバトル進むようにして“ながらプレイ”をさせるのか,プレイヤーが介入できる要素を増やしてゲーム性を高めるのかは開発として悩むところだと思いますが,最終的に後者にしたのは,なにか理由があってのことでしょうか?
大橋氏:
オートあるいはクリックだけで進行できる簡単操作のキャラクターゲームとしては,DMMオンラインゲーム上にもすでに数多くの優れたタイトルが存在しており,後発の私達としては同じ土俵での差別化は非常に難しいと感じておりました。あえてプレイヤーの意思で操作できる部分を増やしていますので,最初は難しかったりとっつきにくかったりするとは思いますが,慣れてきたら意外とハマる……といった,何か新しい楽しさを感じていただけるのではと思ったのがきっかけでした。
4Gamer:
やはり,長谷部しきりちゃんを加入させたいと思う人が多いようですが,鍛刀が難しいようです。同じキャラクターが続けてできる印象なのですが,配合のコツはありますか?
大橋氏:
鍛刀に使う魂鋼の総量が刀の大きさに関係し,魂鋼の純度がレア度に関係しています。例えば長谷部しきりの場合は打刀ですので魂鋼の総量が40〜80個くらいで「良」や「優」を含めるのがコツです。魂鋼の総数が同じでも,品質の良い魂鋼の割合が増えると出てくるキャラクターも変化しやすくなりますのでぜひお試しください。
4Gamer:
行き詰るパターンの一つとして,討伐に登場する妖刀少女が強すぎ(HPが高すぎ)て倒せない場合は,どうすれば倒せるようになりますか?
大橋氏:
まずは序盤のステージで真剣少女の練度(レベル)を上げ,試斬で段位を上げて奥義を習得させましょう。ある程度の練度で奥義を持つ真剣少女を何人か編成に組み込み,討伐開始の早い段階からステージに配置して,奥義を発動できる状態になるまでほかの真剣少女の背後で力を溜めておきます。妖刀少女が現れたら前線に移動し,奥義発動で倒すといった作戦で挑んでみてください。
4Gamer:
キャラクターについては,由来の分かりやすいものとあまり馴染みのないものもあるようです。ナビゲーターの八重垣いちこは,なにをモチーフにしたキャラクターなのでしょうか?
カワハラ氏:
訳あってあまり有名ではない名前を使用していますが,「八重垣剣」(やえがきのつるぎ)で調べていただければ「ああ」と頷いてもらえるほど有名なモチーフが出てきますのでぜひ検索してみてください。
4Gamer:
一文字なずみの尻尾は本物なんですか? ネコ娘? このあたりがプレイヤーの間で話題になっているようです。公式の見解を教えてください。
カワハラ氏:
一文字なずみに限らず真剣少女はそれぞれ刀から何らかの影響を受けています。「刀の影響がどの程度なのか」というのは,真剣少女の台詞や見た目,今後の物語の展開で明らかにしていければと思います。
4Gamer:
使い方の難しい真剣少女についてお聞きします。祢々切ふたらの奥義(敵味方にダメージ)は,どういう風に使うとよいのでしょうか? 育成方法を含めてアドバイスをお願いします。
大橋氏:
ふたらの奥義はたくさんの憑喪が攻めてきたときにも,ひとなぎで全滅させるだけの威力があります。ただし,同じエリアにいる味方も奥義のダメージを受けますので,奥義発動に先立ってほかの真剣少女達をすべて退却させたほうがいいですね。奥義習得後も練度を上げられるだけ上げておくと奥義発動の間隔を短くできますので,ここぞというところで使いやすくなりますよ。
八重垣いちこ |
一文字なずみ |
祢々切ふたら |
4Gamer:
今後の展開についてもお聞きします。まず天下五剣について,いくつかイラストの発表はありましたが,実際にゲーム内に登場するのはいつ頃になりそうですか?
カワハラ氏:
4Gamer:
刀以外の真剣少女が登場する可能性はありますか? 「日本号」や「蜻蛉切」などの槍は登場する可能性は高そうですが,日本以外の得物,例えば三国志の青龍偃月刀や方天画戟などは?
カワハラ氏:
まだ真剣少女の数が少ないのでしばらくは刀が増えていくことになりますが,天下三槍や海外の刀剣についても構想はしております。
4Gamer:
コンテンツの一つ「型録」がまだクローズしたままですが,こちらはいつ頃開放されますか? また,どんな内容になるのでしょうか?
カワハラ氏:
真剣少女の数が30体を超える7月中には機能が追加される予定です。カタログとして,真剣少女の各イラストやアニメーションをいつでも見ることができるようになるのはもちろん,真剣少女が刀の説明をしてくれます。
4Gamer:
初イベント「虚島」が行われましたが,このようなイベントは定期的に行う予定でしょうか?
カワハラ氏:
虚島規模のイベントは定期的に行いたいと考えています。また,妖刀鬼女に限らずキャラクターエピソードなど,ほかにも違った形のイベントを提供できればと思っております。
4Gamer:
カワハラ氏:
町内エリアは「タタラ場」や「工房」といった施設やほかにも新しい施設を追加予定です。真剣少女達の夢である「学校」は……早く実現できればよいですね。憑喪の討伐については,討伐地が増えることで日本各地の状況が分かってくるのと,今後は「アイテム」が重要になってくると思います。
4Gamer:
これから追加される真剣少女について,発表できる範囲で新情報をお願いします。
カワハラ氏:
これまで著名な刀匠である「正宗」「吉光」の刀と縁を結んだ真剣少女が登場してきましたが,残る天下三作の一つ「郷義弘」の作刀が控えています。
4Gamer:
最後にしんけん!!を楽しんでいるプレイヤーに向けてメッセージをお願いします。
大橋氏:
刀匠の皆様,いつも「しんけん!!」をお楽しみいただき,また真剣少女達を可愛がっていただき誠にありがとうございます。皆様のキャラクター愛にお応えできるようなゲームを目指して頑張って行きたいと思っておりますので,これからも「しんけん!!」を末永くよろしくお願いします。
4Gamer:
しんけん!!の今後の展開に期待しています。ありがとうございました。
「しんけん!!」公式サイト
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