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「ドラゴンクエスト夏祭り 2015」が開催。「ドラゴンクエストX」の「バージョン3.1」情報などが次々に公開された会場の模様をレポート
このイベントでは,本作の次期アップデート「バージョン3.1」に関する情報が公開されたほか,さまざまなステージイベントが行われた。本稿では,会場で公開された「ドラゴンクエストX」の最新情報を中心にレポートしていこう。
「ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン」公式サイト
■8月24日実装予定の「バージョン 3.1 聖炎の解放者」新情報
最初のステージイベントでは,「ドラゴンクエストX」の次期アップデート「バージョン3.1 聖炎の解放者」が,8月24日に実施される予定であることが明かされた。
■新エリア「炎の領界」
バージョン3.1では,「竜族の世界」を舞台にメインストーリーが展開し,新たに「炎の領界」と呼ばれるエリアが登場する。その名のとおり,炎に包まれたビジュアルが特徴的なエリアとなっており,また「聖都エジャルナ」では竜族独自の文明が見られるなど,これまで本作に登場した街とは少々違った雰囲気になっているようだ。
またBGMや新ダンジョンのモンスターには,往年の「ドラゴンクエスト」シリーズから採用されるものもあるという。
■「王家の迷宮」に新ステージ「冥府の世界」が追加
既存のコンテンツである「王家の迷宮」に,まれに出現するステージ「冥府の世界」が追加される。このステージでは,強力なモンスターが登場する半面,通常より「勇気の輝き」を多く入手でき,またクリアすればレアな報酬も期待できるとのこと。
もう一つ,王家の迷宮には「封印の砂」システムが追加される。封印の砂は,「輝石のベルト」に付与される効果の種類を制限できるアイテムで,うまく活用すれば,自身が必要な効果だけを揃えた輝石のベルトを獲得できるようになるという。
■「不思議の魔塔」に新たな札アクセサリー「不思議のカード」登場
2015年7月に追加されたばかりの「不思議の魔塔」には,新たな札アクセサリー「不思議のカード」が登場する。こちらは不思議の魔塔にいる「札強化屋ラベロー」に依頼すると任意の効果の付与と消去,そして効果の成長が可能となる。
ただし,同じ効果を複数付けることはできなかったり,効果の付与には新素材「金のフェザーチップ」などが必要だったりといった制約があるとのこと。こちらは9月1日実装予定で,詳細は後日公開予定だ。
■「蒼天のソウラ賞」受賞モンスターがDQXに登場
転生モンスターは,デビルアーマーの転生モンスター「エンゼルアーマー」と,バトルレックスの転生モンスター「パラディノス」が追加。いずれも,以前開催された「DQXイラストコンテスト 転生モンスター」の「蒼天のソウラ賞」を獲得したモンスターで,すでにコミック「蒼天のソウラ」には登場しているが,今回,満を持してゲーム本編に登場する。
■「達人のオーブ」最大レベルが50にアップ
「達人のオーブ」は最大レベルが45から50にアップし,また宝珠の種類も50種類以上追加されるとのこと。また「達人クエスト」では報酬を「光の宝珠」にすると,「とくぎの宝珠」か「必殺技の宝珠」を選べるようになる。
また,「特訓スタンプ」は上限が6500から7000に,チームレベルは上限がレベル45から46にそれぞれ変更。
また仲間モンスターの転生が最大8回まで可能となり,さらにプレイヤーキャラとの装備共有ができるようになる。
「とくぎ」の変更は,パラディンに関連するものを中心に効果などの見直しが行われている。詳細はスライドを参照して欲しい。
■100種類ごとのモンスター討伐で「ちいさなメダル」を入手
モンスター討伐では,100種類達成ごとに「ちいさなメダル」が提供されるようになる。また「釜錬金」の姿を変える「釜錬金プリズム」やハウジング用の「壁かけ家具,ジュリエットの街の「遊泳エリア」が登場。
また「すごろく」には,一緒に遊ぶ仲間を探すマッチング機能や,新マップ「閉ざされし白銀の森」が追加に。新マップには,賢者に転職できる「超ダーマ神殿」のマスも登場する。
会場では,新武器も公開された。なお,ツメの画像が抜けているが,PVに映り込んでいるとおり,きちんと用意されている。
■「汗と涙の結晶クエスト」第2話が登場
「汗と涙の結晶クエスト」には第2話が登場。このクエストをクリアすると,これまで結晶化に時間の掛かっていた防具部位の使い込み度が上がりやすくなる。具体的には,1回のバトルでどの部位も使い込み度が必ず1上がるとのこと。またこのクエスト以外にも,いくつか結晶化のスピードが上がるような変更がある。
同時にRMT業者対策として,1日に結晶化できる回数を一般プレイヤーの常識的な範囲内に制限したり,このクエストの受託条件をバージョン2のボス討伐成功にしたりといった施策も行われるとのことだ。
そのほか会場では,職人に新しい素材特性のレシピと「光の職人道具」が追加されることや,新コインボスやお月見イベント,仲間モンスターとのパーティ同盟などが紹介された。
■齋藤 力ディレクターが語る「ドラゴンクエストX」の現状とこれから
「ディレクターリアルリアル夜話〜これからのDQX〜」では,ディレクターの齋藤氏が,現状の「ドラゴンクエストX」が抱えている課題について説明した。
まず前回アップデートのバージョン3.0が,プレイヤーから「スカスカ」だと評された点について,齋藤氏は「ドラゴンクエストX」チームの総力を挙げて取り組んだつもりだったが,バージョン2.0のタイミングで登場したコンテンツの数々と比較すると物足りなかったのかもしれないと分析。今後追加していくコンテンツによって,バージョン3の全期間をバージョン2全期間以上に充実した内容にしていくと展望を語った。
プレイヤーが成長して強くなっても,倒す相手がいないという点については,挑戦しがいのある報酬と合わせて,今後なるべく早いタイミングで追加していくとのこと。
また以前発表されたにも関わらず,いまだ実装に至っていない3つの項目について,それぞれ実現が遅れている理由や進捗状況などが報告された。基本的には,いずれの項目も実現に向けて取り組んでいるとのことだ。
■2016年の「ドラゴンクエスト」シリーズ30周年に向けて記念企画の実施も検討中
そのほか会場では,ゲーム本編の地味な変更点を紹介する「超地味祭」や,ゲストの漫画家4名が高難度ボスバトルにチャレンジする「超バトルショー!!!」などが行われた。
イベントのエンディングでは,登壇者一人一人が,あらためて来場者および関係者に感謝の意を示した。ディレクターの齋藤氏は「バージョン2が終わって,気がつくとバージョン3が始まっていました。目まぐるしい中で,正直なところへばっていたのですが,こうして実際に遊んでくださる皆さんの姿を見て,本当に元気をもらいました」とコメント。またプロデューサーの齊籐氏は,今回は6時間を超える長丁場となったが,まだまだアイデアはあるので,今後も引き続き,こうしたイベントを開催していきたいと展望を語った。
そして最後に,「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親である堀井雄二氏が,「『ドラゴンクエストX』は3周年ですが,『ドラゴンクエスト』シリーズも2016年に30周年を迎えます。30周年記念企画がいろいろ展開されますが,『ドラゴンクエストX』でも何かできないか考えていますので,楽しみに待っていてください」として,イベントを締めくくった。
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