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[JAEPO2016]稼働直前「艦これアーケード」プレイレポート。砲弾や魚雷の着弾を予測して行動する海戦バトルへと進化を遂げた
今回出展された試遊台は,JAEPO2016に合わせた特別仕様とのことではあったが,大まかなゲームの流れや操作感,昨年実施されたテストバージョンとの違いなどを確認することができたので,プレイレポートをお届けしたい。
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「艦これアーケード」公式サイト
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「艦これアーケード」の基本的な流れは「艦隊を編成→戦闘で強化→戦闘後に修理」といったもので,ブラウザ版(「艦隊これくしょん -艦これ-」)を踏襲している。ブラウザ版を遊んだことがあれば,すんなり馴染めるはずだ。
ゲームは「母港」からスタートする。今回のテストプレイでは,伊勢,赤城,利根,筑摩,天龍,吹雪というデッキ編成を構築してみた。いろいろな艦種を取り混ぜた,なかなか無難なセレクトである。1編成は6人の艦娘で構成され,ユニットにコスト等の制限はないので,好きな艦種でデッキを組むことができる。
自艦隊と敵艦隊が海域上で接触すると,いよいよ直接攻撃が可能になる。攻撃方法は「主砲」「副砲」「雷撃」「航空攻撃」の4種類で,それぞれ射程距離や攻撃速度,威力が異なる。
また艦隊は一列に並ぶ,いわゆる単縦陣をとっており,敵艦隊と並走するように位置取ると「同航戦」,すれ違う進路だと「反航戦」,T字に並ぶと「T字有利/不利」が発生する。この位置取りは,攻撃の命中率や被弾のしやすさに影響するので,操舵輪と船速レバーで有利なポジションを保ちつつ,攻撃するというのが戦闘の基本だ。
ブラウザ版と同様,海域での戦闘が終了すると新たな艦娘が着任し,艦娘カードを入手できる。着任時には鎮守府の廊下を歩くシーンがあり,そのときに廊下ですれちがう艦娘にタッチしてリアクションがあると,よりグレードの高い艦娘が着任する確率が高くなるという。なお,艦娘カードの印刷には1クレジットが必要だが,不要な場合には着任をキャンセルできる。
母港で選択できるコマンドには,「建造」「開発」「入渠」などがある。ブラウザ版で遊んでいるプレイヤーなら,ほとんど違和感を覚えないだろう。また,母港にて表示される艦娘「秘書艦」は,画面をタッチすると反応するほか,タッチ操作や操舵輪で3Dモデルの向きを動かせる。GPが余ったら,時間いっぱいまで秘書艦を愛でるのもいいだろう。
プレイレポートは以上となるが,今回の試遊で強く印象に残ったのは「戦闘の進化」だ。
戦闘では,常に敵艦隊との位置(距離や進路方向)を把握しつつ,自艦隊が有利に攻撃できるポジションを確保することが重要となる。攻撃するときも着弾までのタイムラグを計算して,最適な攻撃方法や砲撃順などを考える必要があるうえ,敵艦隊も主砲や副砲,魚雷を組み合わせた連続攻撃を仕掛けてくる。リアルタイムストラテジーの趣きもあり,奥深い海戦バトルが楽しめる。
また,戦闘中は操舵輪と船速レバーをこまめに操作することになり,結構忙しい。そのぶん,狙いどおりに命中したときや,敵艦隊の連続攻撃を回避したときの爽快感はバツグンだ。昨年のテストバージョンで感じた,適正距離に合わせてタイミングよくボタンを押すだけのノンビリとした雰囲気はなくなり,積極的に攻撃を仕掛けていくゲームへと変貌を遂げている。本格的な海戦バトルと,ブラウザ版の良さが絶妙に融合した作品と言えるだろう。
なお,一般入場日となる本日(2月20日),セガブースで「艦これアーケード」を試遊したプレイヤーに特製カードケースと艦娘カード「大井」がプレゼントされる。また,1日6回の抽選会を行ない,各回30名(合計180名)にもプレゼントされるとのこと。会場を訪れる人は,ぜひセガブースにも足を運んでみよう。
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