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1970年代のラテンアメリカの政変を家政婦の視点で描いたアドベンチャーゲーム「Sunset」がリリース
「Sunset」公式サイト
1970年代のラテンアメリカの架空の国を舞台にした「Sunset」は,政変に巻き込まれて帰国できなくなったアメリカ人観光客のアンジェラが,生活の糧を得るために家政婦として働き始めるところからスタートする。混乱する国の様子は,彼女の働く高級ペントハウスの窓から見えるだけで,雇い主のオルテガとは顔さえ合わせたことがない。
しかし,部屋に残された手紙や写真などから,もしかするとオルテガは政府転覆に関わっているのではないか,そして自分もそれを手助けしているのではないかという疑問が芽生えていく。
Tale of Talesは,「The Graveyard」や「The Path」など,コアなゲーマー向けのアドベンチャーを開発してきたメーカーだ。プレイ時間が最大でも8時間程度と,大作というわけではないが,「風ノ旅ビト」や「The Banner Saga」などに参加したオースティン・ウィントリー(Austin Wintory)氏が音楽を担当するなど,見どころは多い。日本語版の予定は発表されてないが,ストーリーをじっくり堪能するようなアドベンチャーが好きなら,チェックしてみよう。
(C)1972 Tale of Tales