イベント
超巨大黒板に描かれた「ドラゴンクエストヒーローズII」のモンスターを堀井雄二氏が討伐。「かいしんの一撃」でモンスターが消え去った!
この黒板アートはDQH2のプロモーション企画として,黒板アーティストのれなれなさんがチョークを使い,約1か月かけて描いたもの。
Twitterで「#DQH2」のハッシュタグを使ったツイートが5000を突破したときに「かいしんの一撃」が発動し,この絵のモンスターたちが討伐されるという企画だったのだが,めでたく目標数を突破し,討伐が行われる運びになった。
イベントには,「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親であるゲームデザイナーの堀井雄二氏と,黒板アートを手掛けたれなれなさんが登場。堀井氏は特製の「ロトの黒板消し」を手に,ややためらいながらアートの中心にいるバルザックに対して「かいしんの一撃」を決めた(アートを消した)。
モンスターのアートは惜しまれつつ消去されてしまったが,その後れなれなさんによって「かいしんの一撃!」のメッセージが描かれた。DQH2の発売日となる5月27日には,同じ場所に新たな巨大黒板アートが登場し,5月29日まで展示されるとのことだ。
最後に堀井氏とれなれなさんへの囲み取材も行われたので,その内容をお届けしよう。
――「かいしんの一撃」でアートを消されるとき,堀井さんはどんな気分でしたか?
堀井雄二氏(以下,堀井氏):
悪者になった気分でした(笑)。本当に消すのが忍びなくて。製作現場の動画を見させていただいて,彼女が黒板の大きさに「わーっ」て驚かれていたのが伝わってきて,気の遠くなるような作業だったことも分かりましたからね。本当に素晴らしいアートでした。
――れなれなさんの技術についてはどう思われました?
堀井氏:
描いているのが黒板なので,黒い部分は描かないんですよね。そこが凄いなと思いました。
――れなれなさんは,消されたのを見ていかがでした?
れなれなさん:
堀井さんに消していただけるなら本望です。
――今回のアートで「かいしんの出来」だったモンスターはどれでしたか?
れなれなさん:
どのモンスターにも愛着があって,どれが一番かは決められませんけど,堀井さんに消してもらったバルザックは,いろんな方から「襲われそう」と言われるぐらい手応えがありました。
――堀井さんはどのモンスターがお気に入りでしたか?
堀井氏:
バルザックもいいんですが,2番目に消したジャミラスも印象深いですね。
――今回のアートを描くのに苦労された点はどこでしたか?
れなれなさん:
今回は元となる画を模写させていただく形で描かせていただいたんですが,とにかくモンスターの密度感が凄くて,さらに黒板が大きかったので,時間内に完成できるのかという不安がありました。無事1か月ぐらいで完成できましたけど。
――それが今日ついに消えてしまったわけですね。
堀井氏:
本当にもったいないですよね。もっとじっくり見ていたいぐらいで。
れなれなさん:
そう言っていただけるだけで私は幸せです(笑)。
――いよいよDQH2の発売と,ドラゴンクエスト30周年のカウントダウンが始まりますが,お気持ちがいかがですか?
堀井氏:
感無量です。30年間,よくここまで続けてこられたなというのと,それについてきていただいて応援してくれた皆さんに対しての感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。
――ありがとうございました。
「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」公式サイト
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(C)2016 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/KOEI TECMO GAMES/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
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