シリーズ最新作「Trine 3: The Artifacts of Power」のアーリーアクセス版が北米時間の4月21日にリリース

　フィンランドのデベロッパFrozenbyteは，シリーズ累計で700万本のヒットを記録している人気アクションアドベンチャーシリーズの最新作「Trine 3: The Artifacts of Power」のアーリーアクセス版を，北米時間の2015年4月21日よりSteamで販売すると発表した。

「Trine 3: The Artifacts of Power」Steamページ

　「Trine」シリーズは，3人のキャラクターを操作して，パズル要素の高いマップをクリアしていくというゲームだ。オンラインやローカルでのCo-opモードで3人のキャラクターを操作できるだけでなく，ソロでも操作キャラクターを交代させながらのプレイが可能となっている。
　今回のストーリーは，秘宝“トライン”を手に入れた魔法使い「アマデウス」，騎士の「ポンティウス」，そして盗賊「ゾヤ」の3人が，あまりにも強大な力を持つ秘宝に自分達の運命を委ねるのを恐れて，もとの場所に戻そうとしたところでトラインが粉々になってしまうところから始まる。 “こころ”はおろか，本当の心臓も持たない古代の魔女が世界に影を落とし始めるなか，3人のヒーローはトラインを修復するために新たな旅へと出ることになる。


　ハレーションがかけられたような独特の照明効果で描かれる，ファンタジックな世界観が特徴的な本シリーズだが，本作ではマップデザインに奥行きが加わり，左右だけでなく前後の操作も可能になった。これにより，戦闘やパズルのパターンが大幅に増えるなど，3人のヒーローの個性がさらに引き立てられそうだ。


　本作は，これまでと同様にマルチプラットフォームでリリースされると思われるが，いまのところアナウンスされているのはPC版のみ。日本語版の発売も予定されていないが，アーリーアクセス版からのアップデートでの対応に期待したいところだ。

「Trine 3: The Artifacts of Power」公式サイト