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【PR】奥深い戦闘システムでトレハン三昧! 「魔女と百騎兵2」は遊びやすく進化したアクションと,姉妹の運命が気になるストーリーが魅力
2017年2月23日に,日本一ソフトウェアからPlayStation 4用アクションRPG「魔女と百騎兵2」が発売される。ダークな世界観や,練り込まれたストーリーが評価された「魔女と百騎兵」に続くシリーズ最新作でありつつも,キャラクターを一新し,前作から独立した読み応えのある物語が楽しめる。
前作はハックアンドスラッシュ(ハクスラ)として若干物足りない部分もあったが,本作はゲームシステムも大きく改善されており,ハクスラ好きにもオススメできる,爽快なアクションRPGに仕上がっている。
そんな本作の魅力を紹介していこう。
魔女になった妹を救うべく,姉は裏切り者となる!
本作の舞台となるのは,「魔女病」と呼ばれる謎の病で退廃した世界「ケヴァラ」。魔女病とは少女のみがかかる病で,これに感染すると,欲望のままに破壊の限りを尽くす「魔女」になってしまう。辺境に暮らす少女「アマリエ」は,妹「ミルム」とともに暮らしていたが,あるときミルムが魔女病にかかってしまった。
アマリエはミルムを治療すべく,魔女根絶を掲げる組織「ヴァイスリッター」に身を寄せるが,ミルムの手術は失敗し,傍若無人な魔女「チェルカ」に変貌。望みは絶たれたかに思われたが,チェルカの意識が途切れている間だけ,元のミルムに戻ることが判明する。
ストーリーの見どころとなるのは,アマリエが置かれた状況からくる緊迫感だろう。ミルムの魔女化が露見するとヴァイスリッターの手で抹殺されてしまうのだが,だからといって逃げ出すわけにはいかない。魔女病の治療法を探すには,ヴァイスリッターが持つ膨大な文献にアクセスすべく,組織の中で出世しなければならないからだ。
ここで面白いのがヴァイスリッターの幹部「白衣の女神」達の存在だ。錬金術で強化され,魔女と戦う彼女らは,普通のゲームなら頼りになる味方になりそうなものだが,本作ではアマリエの秘密を暴いて敵に回りかねない存在。触れるだけで嘘を見抜く「リサ」や,魔女と渡り合うほどの戦闘力を持つ「ゾフィー」など,一癖も二癖もある白衣の女神達を相手にミルムをかばい通せるのか,見ていてハラハラしてしまう。また,ミルムを守るために嘘や裏切りを重ねてしまうことになるが,完全に開き直ることもできずに罪悪感に苦しむ,アマリエの人間らしさにも共感できる。
ミルムとチェルカの関係性も面白い。ミルムが気弱で善良なのに対し,チェルカは残忍で傍若無人と正反対の性格をしている。しかしながら,2人は一心同体で,もしチェルカが死ぬとミルムも運命を共にすることになる。そのため,アマリエはチェルカを憎みつつも助けなければならない,というジレンマがなんとも皮肉だ。日本一ソフトウェアの特徴が出た可愛らしいキャラクターデザインながら,展開はハード。姉妹の運命はどうなるのか,ついつい先が気になってしまう。
ちんちくりんだが百人力! 姉妹を助ける百騎兵
アマリエとミルム,そしてチェルカといった少女らが物語を織りなす「魔女と百騎兵2」だが,プレイヤーが操作するのはアマリエでもチェルカでもなく「百騎兵」と呼ばれる存在だ。前作では魔女「メタリカ」に呼び出された魔神だったが,「2」ではミルムのお守り人形から生まれた魔法生物(マナニア)という位置付けとなっている。そんな百騎兵を操作し,魔物どもを打ち倒していくのがプレイヤーの仕事だ。百騎兵は見た目こそ二頭身のちんちくりんなものだが,さまざまな能力を持っており,これを使いこなすことが勝利の秘訣となる。
ゲームの基本的な進行は,先に述べたとおりハクスラとなっている。ランダムで生成されるダンジョンで魔物を倒すと,さまざまなアイテムが出現。武器や防具にはランダムでオプション(特殊能力)が付与されるため,良品を手に入れて錬成で鍛え上げ,パワーアップしてより強い魔物に挑み,さらに良いアイテムを……というわけだ。ただし,ダンジョンでアイテムを入手したからといってすぐに使えるわけではない。
拾った品は「ストックストマック」なる百騎兵の胃袋兼一時保管倉庫に蓄えられ,無事にダンジョンから脱出してはじめて自分のものにできる。しかし,途中でやられてしまうと,ランダムでいくつかのアイテムが失われてしまう。そのため,「このまま進むか,戻るべきか」という状況判断が重要となるのだ。
画面左上に大きく表示されたこの数値は,ローグライクゲームにおける「満腹度」のようなもの。ダンジョンにいる間はどんどん減少していくだけでなく,死亡からの復活やHPの自動回復,後述する「回避行動」でも消費される。尽きると「衰弱」となって攻撃力と防御力にペナルティを受けてしまうのに加え,この状態で死ぬと手に入れたアイテムがすべてなくなってしまう。百騎兵のHPだけでなく,ギガカロリーの残量を見て進むか戻るかを決めなければならない。
ここで重要になるのが,新システム「オペタイム」である。通常攻撃の5段目をヒットさせた際に[L1]で追加攻撃が発動。これでうまくトドメをさせればオペタイムとなり,ギガカロリーが回復するのだ。前作の「捕食」に相当するシステムだが,ボタンを連打する必要はなくなり,かなりテンポが良くなった。大物を倒したり,一度に多くの敵を巻き込むと回復量もアップ。自分の工夫でギガカロリーが黒字になっていくのを見るのは楽しい。
百騎兵の武器は「刀剣」「蝕台」「鈍槌」「古塔」「槍鎌」の5系列。刀剣は前方しか攻撃できないが振りが素早く,蝕台は遠くへさまざまな魔法弾を放つ。鈍槌は攻撃速度こそ遅いが敵をノックバックさせ,古塔は直線上を槍の様に貫く攻撃を放ち,槍鎌は百騎兵の周囲をスピーディに切り刻む。武器の個性がパラメータの違いだけでなく,アクションの特性として表現されているのだ。
また,本作の敵は弱点属性を突けば一気にHPを減らせるが,それ以外の属性だとそれなりのダメージにしかならないため,武器の使い分けが非常に重要となっている。基本的に刀剣と槍鎌は「斬撃」,蝕台は「魔撃」,鈍槌と古塔は「打撃」の属性だ。こう書くとややこしそうだが,心配はご無用。百騎兵は最大で5つの武器を装備可能で,[□]の攻撃ボタンを連打すれば,それらを持ち替えながら攻撃するからだ。これがシリーズ名物の「戦術換装」である。
言い換えれば,武器の装備枠が5つあり,それぞれが連続攻撃の1〜5段目に対応しているということ。武器種の組み合わせは自由で,「対集団戦を想定し,1段目に古塔で距離を詰め,2段目に槍鎌で周囲をなぎ払おう」「斬撃,魔撃,打撃の3属性をバランス良く配してどんな敵にも対応できるようにしよう」「1段目から5段目まで鈍槌オンリーで敵をひるませまくろう」など,自分好みのコンボを考えてセッティングできる。
連続攻撃の後になるほど武器の攻撃力に倍率がかかるのもポイントで,5段目では1.5倍にまでパワーアップする。強力な武器を敢えて1段目に配して安定した火力を追求したり,5段目にして最大倍率を狙ったりと奥深い。ちなみに,前作では武器のそれぞれに1〜5の「賽の魔紋」が刻まれており,順番に並べないと倍率がアップしないという制限があったが,本作では廃止されており,より自由な組み合わせが可能になっている。ゲームの各所でこうしたシェイプアップが行われているので,前作経験者はいろいろと見比べてみよう。
ゲームを進めると,百騎兵は6種の「ファセット」を入手する。これは百騎兵の職業のようなもので,それぞれに得意・不得意な武器が設定されているなど異なる特性を持つ。また,本作ではファセットのそれぞれが特徴的な「スキル」を習得し,「AP」を使ってこれを発動させられる。ファセットの個性が前作より明確になっているのだ。
●「ワンダー・ナイト」
最初から使えるファセット。高速で敵を斬る「連続斬り」,一撃で大ダメージを与える「閃光斬り」などクセのないスキルを持つ。さまざまな武器を平均的に扱えるバランス型。なかでも刀剣への適性が高く,一時的にこれをブーストする「騎士の誉れ」を使えるため,強力な刀剣を持たせると良い。
●「パワー・フォートレス」
得意武器は鈍槌。防御力が高いうえ,HPが減った際に自動で回復する「クール・ヒーリング」のスキルを持っているため,打たれ強さはNo.1。しかし,敵の飛び道具など魔撃属性の攻撃には滅法弱く,油断していると,とんでもないダメージを受けることも。
●「マージナル・ゲイズ」
蝕台による遠距離攻撃が得意。スキルも氷弾を放つ「アケローン」や,ホーミング弾を連射する「サヴィヤサーチ」など飛び道具系だ。遠距離型だけに防御力は低く,攻撃されると一気に崩れてしまうのが恐ろしい。
●「トリック・スクリーマー」
「戦術トーチカ」(詳細は後述)の扱いに優れる。新型の専用戦術トーチカを召喚できるのに加え,周囲に睡眠ダメージを与える「デッドオアアライブ」のような状態異常スキルを持つ。
●「シノビ・ザ・アサシン」
得意武器は刀剣。忍者風の姿をしており,攻撃力が高い。分身を呼び出す「幻日」など,操るスキルも忍者っぽいものが多い。
●「ノーブル・ラプター」
攻撃力は非常に高く,どんな武器も使いこなすが防御力は低い,ピーキーなファセット。防御力低下と引き換えに攻撃力が上がる「死への凱旋」などのスキルを持つ,火力追求のロマン型。
ダンジョンに持っていけるファセットは3つまで。先の戦術換装によって,それぞれファセットに5つの武器を装備できるため,どのファセットを持っていくのか試行錯誤するのが楽しい。ファセットは攻撃やスキルを出した直後の硬直中以外ならいつでも切り替えられるため,敵との相性を判断したうえで柔軟な運用が可能だ。
シリーズの名物である「戦術トーチカ」も健在。これは,いわゆる「ペット」的な働きをしてくれるトーチカを召喚して,戦闘を補助してもらうという要素だ。百騎兵に従って戦う「1系チビヘイ」や,自爆する「8系チクボム」,囮になってくれる「16系デコイモ」,大砲の「42系キャセリオ」といったお馴染みのメンツに加え,敵を引きつけた後に自爆する「24系チェリボム」,ブーメラン状の弾を放つ砲台「52系バリスタン」といったトリック・スクリーマー専用のものも新登場し,バトルを彩ってくれる。
多くのハクスラ系アクションRPGでは,専門のキャスター系職業に就かないとペットを扱えなかったりするものだが,本作の戦術トーチカはどんなファセットとも組み合わせられ,召喚用のリソースもスキルとは別になっている。そのため,キャスター系のマージナル・ゲイズでデコイモを囮にして防御力の低さをカバーするような定番運用のほか,近接系のパワー・フォートレスでキャセリオを召喚,砲撃の援護を受けつつ特攻をかけるといった,ユニークな組み合わせも可能なのが面白い。
腕前を磨いてお宝ザクザク! コンボと回避でトレハンに励もう
本作のバトルはアクション性が高く,工夫しがいがある。コンボにまつわるシステムを理解することで,華麗な戦いができたり,アイテムがザクザク出現したりするのだ。
フィールドには「ノートリアス」と呼ばれる通常よりも高い能力を持つモンスターや,危険なボスが登場し,百騎兵の行く手を阻んでくる。彼らと戦う時に役立つのが「ミスティカルダッジ」と「第三の眼」だ。
ミスティカルダッジは前作でも登場したシステム。敵の攻撃をギリギリまで引きつけて[×]で回避すると,時間の流れが遅くなり,さらに百騎兵が無敵化。動きがほとんど止まった敵をフルボッコにできるのだ。中型〜大型の敵やボスには大抵「予備動作が大きく,大ダメージを与えて来る技」があるため,しっかりと見切って回避すればピンチをチャンスに変えられる。雑魚からボスまで幅広く狙っていけるため,意識するとメリハリのある戦闘が楽しめる。
ただし,ミスティカルダッジの発動タイミングはかなりシビアで,焦っていると,かわせるはずの攻撃をくらってしまうこともしばしば。一発大逆転か大ダメージかというわけで,なかなかスリリングだ。
第三の眼は新システムで,発動すると一定時間百騎兵の能力がアップし,APが自動回復し続ける効果が得られる。発動時には爆発が起こって周囲の敵を吹っ飛ばすため,うまく使えば劣勢を覆すことも可能だ。使用するには画面左下の「魔力ゲージ」が必要。スキルを使ったり,ミスティカルダッジを決めたりといったテクニカルな行動をすると多く溜まるため,プレイヤースキルが高ければ,どんどん発動できるのだ。
敵を倒すとアイテムが出現することがあるのだが,こちらもプレイヤーの工夫次第でたくさん手に入る。コンボ数10ヒットごとに,アイテムの出現率とレアリティがアップしていくからだ。例えば,200ヒットを超えるとドロップ率が30%も上昇し,アイテムがザクザク出現する状態になる。これはちょっとクセになる快感だ。一定時間攻撃を当てないとコンボが途切れてしまうため,良いアイテムが欲しければ素早い行動が必要。敵の群れから群れへと渡り歩いたり,突進系のスキルや蝕台の魔弾をうまく使ったりしてコンボをつないでいくのはなかなかスリリングだ。
コンボを伸ばすためにオペタイムも活用できる。[L1]の追加攻撃でトドメを刺すと,百騎兵が敵に連打を叩き込むのだが,この連打は単なる演出ではなく,ちゃんとコンボに加算されている。手っ取り早く追加攻撃を出してコンボ数を底上げするのはもちろん,コンボが切れそうになった時のためにあえて追加攻撃を温存するという手もある。
逸品を愛でて鍛えて最強に! どこまでも深いアイテム錬成
本作の大きな楽しみがアイテム収集だ。前述の通り,武器や防具,護符といった装備品にはランダムでオプションが付与される。その効果はさまざまで,攻撃力のアップや,敵を毒で侵したり,魅了で一時的に味方にしたりといった状態異常の付与,そして特定武器種への適性をプラスして火力を底上げするなど,バトルに与える影響は大きい。
加えて,お気に入りの武器や防具は,錬成システムでパワーアップさせられる。錬成は,不要な武器・防具などを素材に攻撃力や防御力をアップさせる「強化錬成」と,触媒アイテムを使って状態異常効果やHPアップといった特殊効果を付与する「触媒錬成」の2種類。とくに武器は目に見えて強くなるため,錬成の素材を集めるという意味でもトレハンへのモチベーションが高まる。
また,装備品には「コモン」「レア」「エピック」「レジェンダリー」といったレアリティがあり,強化錬成のレベル上限や,触媒錬成ができる回数が決められている。有用なオプションが付いていて,かつレアリティが高いという理想の品を求めてモンスターを倒しまくるのが楽しいのだ。
本作の魅力をまとめると,先が気になるハードなストーリーと,さまざまなシステムが盛り込まれた自由度の高い戦闘,そしてそれによって得られる戦利品で,どんどん強くなっていくハクスラ要素の3つが挙げられる。とくに戦闘やハクスラに関しては,前作からかなり強化されており,遊びやすく,楽しいものに仕上がっているので,前作のプレイヤーも満足できるものとなっているだろう。
個人的には,ピンチをチャンスに変えるミスティカルダッジや,コンボを稼ぐとドロップ率が上がるシステムなど,プレイヤーのスキルが高いとトレハンも快適になるのが本当に面白い。自分の腕が上がれば上がるほど,ザクザクとお宝が手に入り,この快感にハマってついつい遊び続けてしまう。
注目の発売日は2月23日。魔物の群れをぶっ飛ばしつつ,出現したアイテムに一喜一憂するというトレハン三昧の日々まであと少しだ。
「魔女と百騎兵2」公式サイト
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