リアルに表現された恐竜達が生きる原始世界でサバイバル。「ARK: Survival Evolved」の制作が発表

　シアトル近郊に拠点を置くインディーズ系デベロッパのWildcardは，オープンワールド型のサバイバルアクションゲーム「ARK: Survival Evolved」を2016年内に発売するとアナウンスした。対応プラットフォームは，PC，PlayStaiton 4，Xbox Oneとなり，PC版については，2015年6月2日にSteamでアーリーアクセスを開始するとのこと。


　謎の島に漂着したプレイヤー達は，武器などの必需品を自分で作ることになり，狩りや採集はもちろん，栽培や研究開発などもできるという。
　また，空腹や体温低下といった要素もあり，プレイヤーはシェルターとなるキャンプを設営するだけでなく，仲間達と共に砦を作ることで，より安全な居場所を確保していくのだ。「DayZ」や「The Forest」といったサバイバルゲームと同様に，シビアなゲームになるかもしれない。


　本作の大きな特徴となっているのが，70種類以上にもおよぶ恐竜達の存在だ。今回公開されたトレイラーでは，ブロントサウルスやステゴサウルス，そして獰猛なティラノサウルスの姿や，これらに騎乗してフィールドを駆け回る様子が確認できる。
　また，マンモスやサーベルタイガーといった哺乳類や，メガロドンのような海洋生物，さらには火を吐くドラゴンのようなモンスターも存在するようで，アーリーアクセス版では30種ほどが解禁されるという。


　ゲーム内には，トライブ（部族）と呼ばれるクランのようなシステムも用意されており，プレイヤーは気の合う仲間とトライブを作って資源を分けあったり，ペットにした恐竜をシェアしたりといったこともできる。
　現時点では，1サーバーあたり100人以上でのオンラインプレイを想定しているとのことで，Steam WorkshopでのMODもサポートするようだ。


　「Unreal Engine 4」で描かれるグラフィックスにより，これまでにないほどリアルに再現された恐竜達が見どころになりそうな本作。アーリーアクセス版の時点で多くのコンテンツが解放されるとのことなので，恐竜のいる世界に憧れを抱く人は参加してみよう。

「ARK: Survival Evolved」公式サイト