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PC版「GUILTY GEAR XX ΛCORE PLUS R」にて,ネットコード“GGPO”のパブリックテストが10月29日に開始。ネット対戦の遅延軽減に向け
「GUILTY GEAR XX ΛCORE PLUS R」公式サイト
この発表は同社の公式Twitterにて行われたもの。それによれば,このアップデートによって対戦格闘ゲーム向けに開発されたネットコード「GGPO」が導入されるという。また合わせて,GGPOを使ったパブリックテストが10月29日に開始することも告知されている。具体的な参加方法は今のところ明らかになっていないが,後日アナウンスがあるそうなので,同作のプレイヤーは期待しておこう。
GGPOは,世界最大級の格闘ゲームトーナメント「Evolution」の生みの親の一人として知られるTony Cannon氏により,2009年に開発されたネットコードと,そのミドルウェアだ。プレイヤーの入力を予測し,また誤りが発生した場合はロールバックを行うことでネットワークの遅延をカバーする仕組みが取られている。また現在はMITライセンスによりオープンソース化され,数多くの先行タイトルで採用実績のある定番ネットコードでもある。【お知らせ】
— アークシステムワークス公式ツイッター (@ARCSY_Event) October 16, 2020
Steam版『GUILTY GEAR XX ACCENT CORE PLUS R』にて、対戦時の遅延を軽減する技術「GGPO」を導入するアップデートの実施が決定!
10月29日よりパブリックテストを行いますので、ぜひご参加ください。
詳細は後日アナウンスさせていただきます。今しばらくお待ちください。#GGXXACPR pic.twitter.com/HHPbuO7aDm
今回のアップデートは,とくに海外のコミュニティからのGGPO実装を望む声に応えてのものと思われるが,その効果はゲームデザインとプレイ環境に大きく依存することが知られており,必ずしもベストな選択とはならない可能性も残されている。パブリックテストで「GGXXAC+R」のネット対戦がどう変わるのか,興味深いテストとなりそうだ。
GGPO公式サイト
「GUILTY GEAR XX ΛCORE PLUS R」公式サイト
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GUILTY GEAR XX ΛCORE PLUS R
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