「DOOM」のオープンβテストが2016年4月15日から17日まで実施。発売後のDLCプランも明らかに

　Bethesda Softworksは，傘下のスタジオであるid Softwareが開発中のFPS「DOOM」（PC/PlayStation 4/Xbox One）のオープンβテストを，北米時間の2016年4月15日から17日にかけて，対応する全機種で実施すると発表した。

「DOOM」公式サイト

　Bethesda Softworksの公式ブログ「Bethesda.net」にアップされた記事によれば，オープンβテストの内容は，すでに開催されたクローズドβテストと同じで，「Heatwave」と「Infernal」の2つのマップで，Team DeathmatchとWarpathの2つのモードが楽しめるとのこと。プレオーダーなどの必要はなく，誰でもダウンロードしてプレイできるとのことが，日本からアクセスについては明らかになっていない。

　予定されている公式マップエディタ「SnapMap」でさまざまなMODがファンによって生み出されそうな「DOOM」だが，Bethesda Softworksは合わせて，発売後にリリースされるDLCについても簡単に述べている。名称などは今のところ明らかにされていないが，それぞれのDLCには3つのマルチプレイマップ，1つの新しい武器やアーマーセット，そして1つのプレイアブルデーモンなどが追加され，価格はすべて14.99ドル。シーズンパスを購入すれば，合計39.99ドルで入手できる。

　初代の発売から長い時間が経過し，かつてのカリスマ性は失ってしまったようにも思えるが，FPSというジャンルの草分け的存在として，現在でも多くのファンが存在する「DOOM」。前作にあたる「DOOM 3」がリリースされたのは，実に12年前の2004年のことであり，今回の最新作が，シリーズの仕切り直しとしてさまざまな新機能や最先端グラフィックスを実装しつつ，古参ゲーマー達も唸らせる，“DOOMらしさ”を持った作品になることに期待したい。日本では，5月19日の発売が予定されている。