プレイレポート
[E3 2015]さっそくプレイアブル出展されたUbisoftの「For Honor」。無数の兵士による大乱戦を仲間とともに戦え
「For Honor」は,プレイヤーが騎士(Legions),バイキング(Warborn),そして侍(Chosen)という3勢力のいずれかに属し,無数のNPCによる大乱戦の中で4対4のチーム戦を戦うという,メレーコンバットを主体にしたアクションゲームだ。
今回試遊できたのは,「Dominant」と呼ばれるキャプチャー&ホールドタイプのゲームモード。城塞のマップに用意されたいくつかのポイントを奪うべく,騎士チームと侍チームが攻防戦を繰り広げるという内容だ。
ゲーム中,主要地点をキャプチャーしたり,NPCや敵プレイヤーキャラクターを倒したりするとポイントが加算され,その総点数が1000ポイント以上あれば,キルされたプレイヤーキャラクターがリスポーンできるという仕組みになっていた。
また,「Art of Battle」と名付けられたシステムが非常に特徴的だった。本作では敵のプレイヤーキャラクターを攻撃するとき,右スティックを上/右/左のいずれかに倒す必要がある。攻撃を仕掛けるのはスピードが速いキャラクターが先になるのだが,それを受けるプレイヤーが攻撃側と同じ方向に右スティックを倒していれば,相手の打撃を弾き返し,反撃できるのだ。
このように,プレイヤー同士の戦いが主体になっているとはいえ,周囲には無数のNPC兵士がいて,途中で新たな軍勢が加勢してくることもある。「ブシドーブレード」や「ウォー・オブ・ザ・ローゼズ」のようなゲームプレイに,「無双」シリーズを掛け合わせたような雰囲気になっていると考えれば分かりやすいかもしれない。
当然ながら,敵のプレイヤーキャラクターを複数で取り囲めば優位になるし,NPCを倒せば前述にようにポイントが加算され,さらにさまざまなブースト効果も得られるようなので,勝利には4人のプレイヤーがうまく連携を取る必要がありそうだ。
会場にいた開発メンバーによると,本作にはそれぞれの陣営を特徴付けるアビリティが存在しているとのこと。例を挙げると,侍チームには,大量の矢を周囲一帯に降らせる「Rain of Arrows」と呼ばれるものがあるようだ。また,製品版では各陣営に性能の異なる4人以上のキャラクターが用意され,その中から好きなものを選んでチームを編成するスタイルになるとのことだった。
カタパルトによる火の玉が上空を飛び,あたり一帯が剣と剣がぶつかり合う音や兵士達の怒号に包まれるなど,臨場感が非常にうまく表現されているのも本作の見どころと言えるだろう。侍が登場するだけに,日本を舞台にしたマップもあるのかなども気になるところ。まだまだ謎の多いタイトルだが,要注目のアクションゲームとして,続報を楽しみにしておきたい。
「For Honor」公式サイト
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(C)2016 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. The For Honor logo, Ubisoft, and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries.
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