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「シェンムー4」の偽トレイラー制作者が謝罪動画を公開。目的は投資者にシリーズの価値を示すことだったと説明
「シェンムー4」の偽トレイラーが出回る。YS NETが同社と「一切関係がない」と断言し,法的措置を準備
YS NETは2025年12月8日,SNS上にて同社の許可なくロゴを使用し,あたかも同社が制作した「シェンムー4」関連動画であるかのように,誤認させる内容の動画が公開されていると報告した。関係各所と連携し,法的措置を含む対応の準備を進めているという。
その後,12月11日には偽トレイラーの制作者と名乗る「JustAFan1」が,ユーザーコミュニティ「Shenmue Dojo」で声明を発表。問題の映像についての説明とあわせて,謝罪動画を公開した。
JustAFan1は,自身について「ただのシェンムーファン」にすぎないと前置きし,今回の映像は悪意ではなくシリーズへの愛情によるものだと説明。ネット上で拡散が進むことで,大手パブリッシャや潜在的な投資者に対し,「シェンムー」シリーズには依然として高い需要と活発なコミュニティが存在し,投資対象として十分な価値があることを示したかったと意図を述べた。
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ただし,ここまで大きな事態になるとは想定しておらず,軽率な行動だったことを深く反省。責任はすべて自分にあるとしたうえで,今後はYS Netが保有する知的財産を尊重し,正当な形でシリーズを応援する姿勢を示した。
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またコメント欄では,失望の声があがる一方,映像の完成度を評価する意見も多く,結果的に「シリーズの価値を示した」という狙いに一定の理解を示すユーザーも見られた。現時点でYS Netは今回の謝罪に対する反応を示しておらず,続報が待たれる状況となっている。
なお謝罪動画では,偽トレイラーに使用されていた音楽や映像を再利用することで,自身が制作者であることを証明できると説明。その後,英語版と日本語版の謝罪文を並べている。
以下,動画に掲載された日本語原文をそのまま引用する。
まず初めに、私は単なるシリーズの一ファンであり,YS Net様とはいかなる職業的・個人的関係も一切ございませんし、これまで関わりを持ったこともございません。本件への私の関与は、純粋にコミュニティの一員として、作品への深い情熱に基づくものでありました。
今回、あたかも公式の舞台裏で収録されたプロモーション素材であるかのように見える予告映像を制作・公開したことは、明らかに軽率な判断であり、その責任はすべて私にあります。
また、予告映像に使用されたコンテンツ、映像、音楽はすべて私自身が制作したものであることを、改めてここに明確に申し上げます。物語的要素については、フアンコミュニティで長年知られている公開情報(いわゆる“設定”) および、今後の展開に関する一般的なフアン理論を組み合わせて構成したものであり、YS Net 様が「シエンムー4」を実際に開発している、あるいは進行中であることを示す内容では一切ございません。
私の意図は肯定的な結果を生み出すことにありましたが、そのために選んだ手法は誤解を生むものであり、決して適切ではありませんでした。事実に基づかない情報を制作・共有したことを深く反省しており、それが及ほした悪影響を真摯に受け止めております。
「シェンムー4」予告映像を制作した唯一の目的は、この?すべきシリーズに対する市場の根強く大きな需要と,コミュニティの熱意を示すことにありました。私の願いは、これにより出版社様や投資家の皆様が、将来のシリーズ作品開発に投資する十分な価値があると認識していただく一助けとなることでした。
私は、YS Net 様、そのブランド、そして忠実なファンの皆様に対して、いかなる害意も持っておりませんでした。シリーズを応援し、その継続を後押ししたいという思いだけであり、決して誤解や混乱を生む意図はありませんでした。
改めまして、深くお詫び申し上けます。私はシェンムーコミュニティの情熱、そして YS Net 様の知的財産を尊重しております。YS Net様が「シェンムー4」を、YS Net様にしか成し得ない形で制作されるために、正当なご支援が集まることを心より願っております。
ご理解のほど、よるしくお願い申し上げます。
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