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「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3」公式大会の地区予選が開幕。100人以上のプレイヤーが激戦を繰り広げた東京会場の模様をレポート
各予選からは,一般の部から2人,小学生の部から1人ずつが,9月18日に東京ゲームショウ2016会場で行われるチャンピオン大会に進出し,日本一の座を争うことになっている。
本稿では,東京地区予選の模様をレポートしよう。
地区予選大会のルールは,全試合を通じて同系統の種族OKで,装備はフリー。予選ブロック準決勝までは,5ラウンド制,入れ替えは禁止,作戦はAIのみ,入力時間は15秒となっている。ブロック決勝から本戦準決勝までは作戦がフリーになり,入れ替えが1回だけ可能に。そして本戦決勝は,10ラウンド制で入力時間が30秒になる。
東京地区予選は,一般の部が12ブロック,小学生の部は4ブロック(1ブロックのプレイヤー数は7〜8人)で行われた。一般の部は,10代後半から20歳代を中心に幅広い層が出場しており,DQMJ3プレイヤー層の厚さを感じさせた。
一般の部の様子 |
小学生の部の様子 |
一般の部と小学生の部を合わせて約4時間にも及ぶ戦いが繰り広げられ,各ブロックの勝者が決定。そこからは勝者同士のトーナメントとなり,さらなる激戦が繰り広げられた。
小学生の部の決勝戦では,第2ブロック代表のたくと選手(小学6年生)と,第4ブロック代表のかなかな選手(小学2年生)が対戦。
結果は,年齢差をものともせず,かなかな選手が勝利し,チャンピオン大会への出場権を獲得した。実はかなかな選手のお兄さんも以前の大会で優勝したことがあるとのことで「次はお兄ちゃんにも勝ちたいです」と喜びを語った。
なお,かなかな選手のパーティ編成は,メインが「海のまもりガメ」で,スタンバイが「拷問王イッタブル」の2体だった。
一般の部で決勝戦に勝ち進んだのは,第6ブロック代表のリキメ選手と第12ブロック代表のぱちょん選手。
約20分に及ぶ激闘を制したのは,状態異常を効果的に使ったぱちょん選手。「僕がここまでDQMJ3を楽しめているのは,周りに多くの良い仲間がいて環境が良かったからです。今回の優勝は,周りの方のおかげだと感謝しています」とコメントした。
惜しくも準優勝となったリキメ選手は「完敗でした。何もできなかったというのが正直なところです」と悔しさをにじませた。
ぱちょん選手のパーティ編成は,メインが「大魔王デスタムーア」「キラーマシンライト」「妖魔ジュリアンテ」「海のまもりガメ」,スタンバイが「ゴールドエンゼル」「タホドラキー」「凶キングリザード」「バラモスゾンビ」の計8体。AIの行動なども見越した戦術的に非常に練られた編成になっている。決勝戦ではライドインパクトを決めて,会場を沸かせていた。
リキメ選手の編成は,メインが「海のまもりガメ」「凶ヴォルカドラゴン」「バラモスゾンビ」「豪魔将ブレンダ」,スタンバイが「キラーマジンガ」の計5体。「ときどきスキップ」を発動させることに重点を置き,行動回数が多い敵のモンスターをできるだけ動かさないように心掛けているとのことだった。
なお,チャンピオン大会への出場を決めた3人のパーティにも入っていることから想像できるかもしれないが,大会では「海のまもりガメ」の人気が高かった。守りが堅く,行動が遅いため回復役に回せる点が支持されているようだ。
これから行われる各予選も,「海のまもりガメ」が席巻するのか,そして,チャンピオンズ大会でどのような戦いが繰り広げられるか,注目したいところだ。
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