イベント
アソビモの「アルケミアストーリー」αテストは9月予定。関 智一さんと三森すずこさんも駆けつけた声優オーディション最終審査会をレポート
このオーディションは,以前「こちら」の記事でお伝えしたように,プレイヤーのパートナーとなるキャラクターの声優を一般公募したもの。今回はその最終選考となり,関係者およびイベント来場者の投票によって4人の合格者が決定した。
さらに本イベントには,本作に出演する関 智一さんと三森すずこさんがゲストとして登場し,アルストのトークなどで会場を盛り上げた。また,メインビジュアルの公開や,体験版の配信など,ゲームの最新情報も併せて発表された。
本稿では,最終審査会の模様をレポートしていこう。
「アルケミアストーリー」公式サイト
本オーディションは,アルストでプレイヤーのパートナーとなる「YOME」(YourOwnMeetEveryday)役を決めるというもの。YOMEは冒険の道案内,戦闘,アイテム合成など,あらゆる場面でプレイヤーを補助してくれるキャラクターで,性別や見た目を自由にカスタマイズできる。
最終審査に残った30人は,何らかの配役でアルストに出演できることは決まっているが,YOME役として起用されるのは男女各2名のみという狭き門だ。なお審査は,以下4人の審査員と,会場を訪れた一般参加者の投票によって行われた。
映画プロデューサー 榎本 靖氏(ゴセント代表取締役)
音響監督 菊池晃一氏(ノワ代表取締役)
アニメ監督 ねぎしひろし氏(セイバープロジェクト代表取締役)
「アルケミアストーリー」ディレクター橋本和明氏(アソビモ)
最終審査に残った30人は,プロの声優としてキャリアを積んでいる人のほかにも,舞台役者やレースクイーンなど,その経歴は多種多様。アピールタイムでは,1人ずつステージに上がってそれぞれが自分の魅力を全力で表現したのだが,演技力を披露するほかにも,ヒューマンビートボックスをしたり,和装に身を包んで殺陣を見せたり,趣味の競馬を絡めたネタを披露したりと,バラエティ豊かなものとなっていた。
また会場では,関 智一さんと三森すずこさんが出演したトークステージが行われた。このステージで2人がどんなキャラクターをゲーム内で演じるのか発表されると思いきや,なんと2人とも,まだどんな役を演じるのかすら聞かされていないのだという。
そこで,MC役のせいじろうさんが数枚のカードを用意。関さんと三森さんに,引いたカードに書かれている役の演技をぶっつけ本番で披露してもらうことになった。
関さんは「主人公の友人」を,三森さんは「魔王ちゃん」という謎のキャラを引いたものの,用意されていたのはわずかな設定とセリフのみで,キャラクターのビジュアルすらないという状況。しかし,2人とも見事な演技を披露して,会場から大きな拍手が送られていた。
関さんと三森さんが演じるキャラクターやキャストに関する情報は,今後明らかにされるとのこと。関さんと三森さんのファンは,続報を楽しみに待ってほしい。
6月22日にアルストの特別体験版を配信し,9月を目処にαテストを実施予定。リリースは2016年内が目標
会場では,「アルケミアストーリー」のゲーム内容を紹介するコーナーも設けられ,ディレクターの橋本和明氏がプレゼンを行った。
橋本氏がトピックとしてまず挙げたのが「超大作感」。本作には,それぞれキャストの異なる200人のキャラクターが登場。そのボイス量は,これまでのスマホ向けRPGを凌駕したものになるのではないかとアピールした。
また,本作は王道のRPGであり,やはりハッピーエンドは外せないと橋本氏は語り,どんなことがあっても最後は笑顔で終わる「必ずハッピーエンド」な話作りを目指しているとした。
橋本氏は,誰にでも分かりやすい昔ながらの日本のRPGに,MMO要素を組み合わせた「MMO+JRPG」がアルストの目指す形だとコメント。MMOはハードルが高いというイメージを持つ人が多いが,非常にシンプルにプレイできるので,リリースされたらぜひ一度遊んでみてほしいと述べた。
アルストではグラフィックスにも力を入れており,3Dモデルの良さを生かした絵作りを目標にしているという。その例として紹介されたのがキャラメイクで,外見を細かくカスタマイズできるほか,身長・体重・年齢を自由に選べるとのこと。橋本氏は,数あるゲームの中でも,キャラメイクに年齢のスライダーがあるのはかなり珍しい部類なのではないかと話していた。
まずは,お披露目された新イラストの解説から。このイラストに描かれているキャラクターのうち,手前の2人がメインキャラとのこと。そのほか,ゲームに登場する魔物や4つの国の王様など,微妙なバランスで成り立っている相関関係を表現しているのだという。
ソロモードは,自分のキャラクターが他のプレイヤーから一切見えなくなるため,1人で自由気ままな冒険が楽しめる。マルチモードは,他のプレイヤーと一緒にバトルを楽しめ,バトルに乱入することもできるそうだ。
基本的な戦闘システムの紹介はムービーで行われた。
戦闘はリアルタイムのコマンド選択式になっていて,物理攻撃や魔法などのスキルを駆使して戦うことになる。スキルを使うとHPが減少するというように,いわゆるMPの概念がないのが一般的なRPGと異なるポイントだ。当然ながら,敵からダメージを受けてもHPが減るので,HP管理が戦略に大きな影響を与えそうである。
特定のスキルをつなげることでチェインと呼ばれるコンボも発生するようなので,どのような形に仕上がるのかが興味深いところである。
最後に橋本氏は,9月頃にαテストを行ったうえで,年内にはアルストをリリースしたいと,今後の予定についてコメントした。なお,今回の最終審査会に参加した来場者には,6月22日に配信されるアルスト特別体験版の参加用パスコードがプレゼントされ,対応Android端末を持っていれば,一足早く本作の開発バージョンを試遊できるとのこと。
今後の情報公開は,公式サイトや公式Twitterアカウントで発信されるそうなので,気になる人はチェックしておこう。
「アルケミアストーリー」公式サイト
- 関連タイトル:
アルケミアストーリー
- 関連タイトル:
アルケミアストーリー
- この記事のURL:
(C) Asobimo,Inc
(C) Asobimo,Inc