プレイレポート
スマホ向けMMORPG「アルケミアストーリー」CBTプレイレポート。ゲームの特徴と序盤のインプレッションを掲載
本作は,王道ストーリーのRPGにオンライン要素を組み合わせたMMO“J”RPG。今回のCBTでは,その序盤をプレイすることができたので,あらためて本作の特徴を紹介するとともに,インプレッションをお伝えしよう。
自由度の高いキャラメイク,そしてプレイヤーをサポートする「YOME」の存在
本作にいくつかある特徴の中で,プレイヤーが最初に体験することになるのは自由度の高いキャラクターメイキング。キャラクターの「通常設定」と「拡張設定」のうち,後者を選べば性別,顔,ヘアスタイル,髪の色,肌の色が選べるのは当たり前として,顔の各パーツの大きさや位置,色合いやツヤ,年齢,身長,体重,体型,胸囲など多彩な項目を自由に設定可能だ。
その一方で,そんなに細かい設定は面倒という人であれば,「通常設定」を選ぶことですぐにキャラクターを作成でき,その分早くゲームを始められる。
そして本作最大の特徴といえるのが,「YOME」(Your Own Meet Everyday)システムである。YOMEはプレイヤーに同行し,一緒に戦ったり,アイテムの合成を行ったりするサポートキャラクターとなっており,プレイヤーキャラクターと同じように細かいメイキングが可能だ。またバトルに勝利して経験値を得ればレベルアップし,入手した装備で着飾ることができるなど,もう1体のプレイヤーキャラクターといってもいい存在となる。
また本作には「マルチモード」と「ソロモード」が用意されており,システムメニューで切り替えられる。マルチモードでは,ほかのプレイヤーのバトルに乱入して共闘したり,同じマップ上にいるプレイヤーとチャットしたりできる。ソロモードはその名のとおり,一人で遊ぶためのもので,プレイヤーキャラクターとYOMEだけでゲームを進めることになる。
オーソドックスで明るいストーリーと,戦術性の高さを匂わせるバトルに期待が高まる
ゲームの進行は,NPCから請け負ったクエストを順次クリアしてメインストーリーを進めていくというオーソドックスなもの。舞台となるのは,「魔王」が点在し,「魔物」と「魔法」が住民を脅かしており,それら「魔」を絶つことが若者達の正しい生き方とされている世界だ。
CBTではプレイヤーが,本作の世界観やゲームのシステムと操作を把握し,「これから国境を越えて本格的な冒険に出るぞ!」というところで終わってしまったので何とも言及しづらいのだが,全体的には個性豊かなキャラクターがコミカルなやり取りを繰り広げる,明るい雰囲気のストーリーになっているようだった。
本作のバトルは,シンボルエンカウント形式で,スキルを選択するリアルタイムコマンド制(ソロモードは疑似ターン制)だ。またプレイヤーのスキルにはそれぞれ,敵にダメージを与える「アタック効果」,自分や味方を強化する「バフ効果」,敵を弱体する「デバフ効果」,敵の攻撃をガードする「防御スキル」,上位スキルの発動条件となる「トークン」のいずれか一つ以上の効果が付与されている。
さらにバトル中は,あらかじめデッキにセットしておいた6種類のスキルの中からランダムで3種類がスロットに表示される。そしていずれかのスキルを使用すると,そのほかのスキルがデッキから補充される仕様だ。
各スキルにはキャストタイムとクールタイムが設けられており,両者を管理しつつバトルを進めていくこととなる。なお,スキルは専用ポイントではなくHPを消費して発動するため,戦闘開始時には必ずHPが全回復する仕様となっている。
またオートバトル機能も用意されており,余裕を持って戦える相手であれば,オートバトルで十分に戦える。ちなみに今回筆者が確認した範囲では,ボスバトルも含めてオートバトルだけで勝ち進むことができた。スキルのデッキやトークンなどの概念があることから,カードゲームライクなバトルになるかと予想していたのだが,どうやらそうした戦術性を楽しめるのはゲームの中盤以降,より強力な敵が出てきてからということになりそうだ。
MMORPGといえば,ほかのプレイヤーとコミュニケーションを図れることも特徴の一つだが,本作にはチャットのほかに「掲示板」と「ボンド」が用意されている。
掲示板は,攻略情報などをほかのプレイヤーと共有するためのもの。匿名で書き込めるので,気軽に利用したいところだ。もう一方のボンドは,一般的なオンラインゲームでいうところのギルドやクラン,チームといったゲーム内コミュニティのようなもので,同じボンドのメンバーだけでチャットができるシステムも用意されている。
「アルケミアストーリー」は,今回のCBTにおけるテスターからのフィードバックを踏まえてさらなる調整を重ね,2017年夏にサービス開始予定とのこと。本稿を読んで気になったという人は,ぜひ続報に期待してほしい。
「アルケミアストーリー」公式サイト
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